資産運用はなぜ行うのか?メリットとそのリスクについて知ろう

資産運用はなぜ行うのか?メリットとそのリスクを知ろう資産運用入門
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かにたまです。

 

ここ最近、資産運用に関する記事を書いていますが、そもそもどうして資産運用を行う必要があるのでしょうか?

本日は、その根本的な理由と、資産運用におけるメリット、デメリットについて記事にします。

 

良かったらご覧ください。

 

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なぜ資産運用を行うのか?

資産運用を行う様々な理由を記載します。

資産運用を行う大きな理由としては以下のような要因からわかるように、もはや我が国の国力は以前とは違い、下降線にあり、せざろう得ないからです。

だからこそ、老後2000万円問題やiDeCoのように税金を優遇してまでも自分で運用して欲しいと投資を促しているわけです。

 

収入(給料など)が増えない時代

民間給与実態統計調査 – 国税庁の調査によると、我が国の給料はここ横ばいです。

横ばいとはいえ、現在の日本では格差が大きくなっており平均値を引き上げているのは、ほんの一部の富裕層で中・低所得者が増えているのが現実です。

 

しかし、その一方で税金や社会保障費は増えており、年金の給付額は減っています。

 

収入が減り、負担が増えるということは、今後、手取りの収入が減っていくということです。

だからこそ、資産運用を始める必要があります。

 

銀行に預けていては、お金が増えない

ゆうちょの金利推移
画像:http://blog.livedoor.jp/aokichanyon444/archives/55234664.html

上画像はかつての「ゆうちょ銀行」の金利です。

年利が10%以上の時代があったとは驚きです。

 

しかし、現在はどうでしょう?

現在の金利は約0.01%。

ゆうちょだけではなく、今の日本ではメガバンクに預けていても金利はほぼゼロです。

一般家庭であれば金利も引き出しの手数料などでマイナスになる可能性があります。

 

もはや銀行に預けていてはお金が増えないので資産運用を始めるべきなのです。

 

 

資本収益率が経済成長率を上回っているため

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R(資本収益率)>G(経済成長率)

上は、トマピケティというフランスの経済学者が編み出した公式です。

 

R(資本収益率)は、株などの運用で得られる割合のこと。年平均約4~5%ほど。

G(経済成長率)は、働くことで得られるお金の割合のことで年平均1~2%ほど。

 

つまり、働いて得られるお金よりも資産運用で得られる額が上回っているからです。

ビットコイン価格推移 NYダウ平均株価

大きな暴落はあるものの、NYダウしかり、ビットコイン等も長い目で見ればプラスになっているのが現状です。

株価の上昇は株主に還元され、社員にはそれほど影響はありません。

働いても資本収益率の増加以上に給料が増える人はあまりいません。

 

だからこそ、上昇率の高い運用を行う必要があります。

何もしないことがむしろリスクになることもあるのです。

 

お金の価値が下がっている

ご存じの通り、日本では日本銀行こと「日銀」がお金を発行しています。

我が国の長いデフレを脱却すべく、日銀の黒田総裁は、大量にお金を刷り、経済をまわすことでインフレ率、すなわち物価上昇率を年間2%上げたがっています。

しかし、大半の人は給料が上がらず消費を抑える傾向にあり、この政策は上手くはいっていません。

 

ほとんど変わらない状態で大量にお金を刷っているわけですから、年々、日本円の価値は落ちているわけです。

 

そして、価値が落ちているものが増えないのであれば、たとえ現状維持でも資産が目減りしていることと同じなのです。

 

どうやって資産運用を行うのか?長期視点で見る

資産運用は、株・不動産・債券など様々な手段があります。

詳細は「~初心者向け~ 何に投資すれば良い?資産運用でのお金の増やし方」で書いています。

良かったらご覧ください。

 

重要なことは目先の結果に囚われずに長期で見ることです。

勿論、相場には並があります。

 

しかし、これからの世界の人口やテクノロジー等の経済の発展による1人当たりのGDP(国内総生産)は」増えています。

世界的に見て人口が増えて、生産力が上がっている。

つまり、長い目で見るとプラスになるのは当たり前なのです。

 

資産運用を行う、行わないのメリット・デメリット

資産運用のメリット、デメリットを記載します。

 

資産運用を行わない場合のメリット

お金をいつでも引き出すことができ、お金が減ることはありません。

 

資産運用を行わない場合のデメリット

インフレが続くことでお金の価値が落ちて目減りし、更に資本収益率の恩恵を受けることができず増やすことができません。

 

資産運用を行う場合のメリット

持っているだけで価値が落ちているお金を増やすことで補える。

 

資産運用を行う場合のデメリット

運用したものによっては、すぐにお金にすることができず、資産が減るリスクがあります。

 

最後に

資産運用は、現状の我が国の状況を考えると、やらざろうえない必要にせまられています。

収入が上がらず、お金の価値が薄まり、税金は上がり、年金も減っていくような現状であれば、お金に働いてもらい、資本収益を生かして増やすことも必要になるでしょう。

そうすることで資金や精神面に余裕ができ、理想のライフプランが実現できます。

 

今の日本が悪いといっても何も変わりません。

日本人の格差が開いているということは、富裕層も増え、収入を増やしている人もいるわけです。

将来が不安で現状を打破したいのであれば資産運用について学び実践していく必要はあるでしょう。

 

 

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