世界経済フォーラムが最新の分析レポートを出しました。
そこには仮想通貨の秘められた可能性が記載されていました。
どんな可能性があるのかはタイトルでわかりますが、実際に一緒に見ていきましょう!
世界経済フォーラム(WEF)とは?
World Economic Forumの略。通称WEF。
経済、政治、学究、その他の社会におけるリーダーたちが連携することにより、世界・地域・産業の課題を形成し、世界情勢の改善に取り組む、独立した国際機関です。
スイスの非営利財団のジュネーヴに本部があり、1971年にスイスの経済学者クラウス・シュワブにより設立されました。
特に有名なのは年次総会。選ばれた2500人(各国のリーダー、経営者、知識人、ジャーナリスト等)が集まり、健康や環境等を含めた世界が直面する重大な問題について議論する場となっています。
日本からも選ばれた人達が参加しています。
公式ページ:https://www.weforum.org/
世界経済フォーラム(WEF)、ブロックチェーン分析レポート
世界経済フォーラム(WEF)がベイン&カンパニーと共同で発行した『トレード・テック – 貿易とサプライチェーン・ファイナンスの新時代』というタイトルの貿易金融の分析レポートになります。
Trade Tech – A New Age for Trade and Supply Chain Finance | World Economic Forum
↑分析レポートはこちらから
リンク先の「Downlord PDF」からレポートを見ることができます。

PDFの記事が英語で読めない方は、こちらで日本語に変換するやり方が記載されている上記事をご覧ください。
ブロックチェーン技術は貿易で1.1兆ドルを生み出す
レポートを見てみました。
左は現在、右は2025年の貿易金融の大きさを示しています。
そこでは、このように記載されています。
分散型台帳技術(DLT)(※)によって、新規取引の約30%もしくは1兆1,000億ドルが生まれるだろう。
日本円換算で約123兆円になります。
また、
現在の取引の約40%、または0.9兆ドルは分散型台帳に移行し、サービスの質が向上して低料金となりコストは削減されるだろう。
(※)
ブロックチェーン=分散型台帳技術(DLT)とも捉えられますが、分散型台帳技術(DLT)には、ブロックチェーンを使用するものや,使用しないものもあります。
イメージ的にはこのような感じです。
分散型台帳技術(DLT)は、必ずしもブロックチェーンを使うわけではありません。
しかし、今回のレポートではドバイのブロックチェーン貿易の取り組み等も記載されていました。
ブロックチェーン技術も期待されていることがわかります。
レポートを見て、今後が非常に楽しみになってきましたね。
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