かにたまです。
本日はアルトコインV Systems (VSYS/ブイ シシテムス)について。
V Systems (VSYS/ブイ シシテムス)とはどんな仮想通貨なのか?特徴や将来性、価格チャート、購入おススメ取引所について記事にします。
聞きなれない通貨で「何だこれは?」と思いましたが、価値を持っている理由がわかると思います。
良かったらご覧ください。
V Systems (VSYS/ブイ シシテムス)とは?概要
通貨名:V Systems(ブイシステムス)
通貨コード:VSYS
取引開始時:2019年3月頃
発行枚数:1,782,737,318枚(約17,82億枚・2019年8月18日段階)
最大供給量:3,687,595,782枚(36,87億枚)
コンセンサスアルゴリズム:Supernode Proof of Stake(SPoS)
CEO:アレックス・ヤン
公式サイト:https://www.v.systems/
V SYSTEMSは、データベースとクラウドサービスに重点を置いて、主にビジネス向けに新しく設計されたブロックチェーンプロジェクトです。

V Systemsは、現在のスケーラビティ問題などを解決、ブロックチェーンを再結成し、デジタルエコノミーの時代を築くというビジョンを持っています。
本社は中国に存在します。
V Systemsはプラットフォームの名前であり、V Systems(VSYS)コインは、Vsystemのブロックチェーンプラットフォームのネイティブ通貨で取引所で売買でき、さまざまな用途に使用できます。
例えば、スマートコントラクト、サイドチェーン、クロスチェーン、DAPPなど、V SYSTEMSネットワーク上に構築された多種多様なアプリケーションにアクセスしたり、V SYSTEMS分散型データベースクラウドでのリソース(システム)使用料を支払うためにも使用できます。

難しいことがごちゃごちゃ書かれていますが、今までの仮想通貨の欠点を補ったり、良い所どりをした通貨という印象があります。
VSYSコインは、2017年10月にBitcointalkにV.Systemsの当初のアイデアと目標について議論されはじめ、2018年に発表、取引が開始されました。
2019年には次々と新しい取引所に上場して取引されています。

仮想通貨として、非常に新しい通貨です。
公式では主に分散型金融エコシステムの確立を目指しているということですが、金融に限らず、ゲームやソーシャルメディアなど何でもできそうな印象です。

イーサリアム同様に様々な用途で利用できるプラットフォーム系の通貨だと思って良いでしょう。
V Systems (VSYS/ブイ シシテムス)の特徴
V Systems(ブイシステムス)の主な特徴をいくつか記載します。
供給やインフレ率について
VSYSが283,824,000枚固定でスーパーノードマイニングによって毎年生産されます。
年間約5%のインフレ率がありますが、トランザクション(取引)中にVSYSコインが燃焼し、VSYSコインのインフレを減らす可能性があります。
簡単にトークンを作成できる
V SYSTEMSは、将来的に大量導入されるために実用的な実際のユースケース向けに設計されています。
ユーザーは、100VSYSを支払い(記事作成段階)、ITの知識がなくても数回クリックするだけで独自のトークンを作成できます。

記事作成段階で2100円ほどで誰でもトークンが作成できるわけです。
この機能は、現在、テストネットでのみ利用可能です。
まもなくメインネットで利用可能になります。
つまり、まだテスト段階ではあります。
自分で条件を設定し、簡単にトークンを発行できます。
V SYSTEMSを使用してトークンを作成する利点
・簡単に発行できます(1分程度で終わります。)
・ITの知識がなくてもトークンを発行し、独自の経済圏をつくることができます。
・株式分割のように1つのトークンを複数に分割したり、その逆の統合することも可能です。
Supernode Proof of Stake
V Systemsのコンセンサスアルゴリズムは、「Supernode Proof of Stake(SPoS)」が採用されています。
PoSコンセンサスメカニズムにはいくつかの欠点があり、単一のパブリックチェーンプラットフォームの開発とアプリケーションに関する現在のブロックチェーンフィールドの要件を満たすことができません。
したがって、2016年12月31日に、開発者であるサニーキングは新しいPoSを生み出し、これがSPoSと呼ばれています。

PoSも完璧ではなく、欠点がありますから、様々なPoSの種類が生まれています。
SPoSは従来のPoSの欠点である流動性が小さい問題(※)などを解決したものになります。
(※)このPoSの欠点でもある問題は、PoSの仮想通貨を持っているだけで増える仕組みのために皆が増やすために貯めこみ流動性が小さくなるという問題です。
また、固定間隔ブロック生産、コールドミンティングなどの問題も解決できるようです。

非常に高いスケーラビリティと安定性で進化し、実質的に51%の攻撃に対して強度を持っています。
そのコア機能は、主流の経済的ユースケース向けのアプリケーションの効率的で安定した開発をサポートします。
SPoSとは何か?について、より具体的に知りたい方は「こちら」をご覧ください。
取得したVSYSを増やすには?
PoSの仕組みであることから取得したVSYSコインを所持数に応じて増やすことができます。
やり方は、まずは公式ページからウォレットをダウンロードします。
そして、vsysrate.com Webサイトで最高のパフォーマンスを発揮するスーパーノードを見つけ、VSYSコインの所有権をスーパーノードにリース(貸すこと)します。
コインをリースした後、ユーザーはスーパーノードが報酬を配布するのを待ちます。
一定期間が経つとコインが報酬として配布され、増やすことができます。

スーパーノードに貸して増やすためにあなたのパソコンをつけっぱなしにしておく心配はありません。
また、専用ウォレットだけではなく、ZBやHoubiなどのVSYSコインマイニングをサポートする取引所にコインを置いて置くだけで増やすことも可能です。
スーパーノードになるには?
V Systemsのスーパーノードのマイニング権は、既存のスーパーノードに挑戦することによって取得されます。
申請料金が確定し、システムが申請メッセージを受信すると、SPoSプロトコルは候補者のMinting Average Balance(MAB)を現在のスーパーノードと自動的に比較して、勝者を決定します。
受賞したノードは、エコシステムのスーパーノードになることが可能です。

重要な役割を持っているスーパーノードは、誰でも簡単になることはできません。
スーパーノードには通常、適切な技術仕様、手頃な手数料、適正な報酬分配計画、およびエコシステム全体への実証済みの貢献などが備わっている重要な役割を持っています。
スマートコントラクト

2019年、開発のサニーキングのチームは、V Systemsで最初のスマートコントラクトをリリースしました。
これは高レベルの処理能力を備えており、大量のデータを迅速に処理できます。
詳細は「こちら」。
プロジェクトの成長に伴い、V SYSTEMSはチューリング完全(※)でデータ指向のスマートコントラクトプログラミング言語を開発し、開発者にスマートコントラクトの可能性を最大限に引き出します。
(※)計算理論において、ある計算のメカニズムが万能チューリングマシンと同じ計算能力をもつこと。
ロードマップによると、2020年中にスマートコントラクトを更にアップグレードすると記載されています。
V Systems (VSYS/ブイ シシテムス)の将来性
V Systemsの将来性について記載します。
プロジェクト的には良くあるものですが、何故この仮想通貨が現時点で高い時価総額を持っているかというと「サニー・キング」という存在があまりにも大きいですね。
開発もロードマップに沿って順調です。
とはいえ、まだ歴史が浅く、広がりはまだまだです。
これからの浸透に期待したい所です。
サニーキング
V systemsは、何といっても開発者で関わりのあるサニーキングの存在が大きいです。
なぜなら、サニーキングは、PoS(Proof of Stake)を生み出したからです。

Vsystemsはプロジェクトとしては良くあるものなのですが、サニーキングが関わっていることにより、大きく注目を集めています。

現在、このPoSというコンセンサスアルゴリズムは、多くの仮想通貨で採用されていることはご存知だと思います。
このサニーキングは、2012年に初めてPoSを採用したPeercoinや、Primecoin等のブロックチェーンプロジェクトに関わりを持っている伝説的なブロックチェーンの開発者です。
V SYSTEMSは、データベースとクラウドサービスに重点を置いて、新しく設計されたSPoSコンセンサスを実装したSunny Kingの3番目のブロックチェーンプロジェクトです。
だからこそ、今年でたばかりの通貨が高い時価総額を持っているのかと思われます。
懸念点として、サニーキングの手がけた仮想通貨は安定性がないということです。
それは彼の他の2つのプロジェクトであるPeercoinやPrimecoinのチャート(下画像)を見ればわかります。
特に対BTC建では、序盤は良いのですが、後半どんどん落ちていっていることから投資家にとっては不安な点はありますね。
※対BTC建で上がっているものはビットコインよりも伸びており、下がっているものはビットコインより伸びていない。すなわち、ビットコインを持っていたほうが良いことになります。
↑Peercoinチャート。最新のものは「こちら」から確認できます。
2014年には、仮想通貨の時価総額4位になったこともあります。
Peercoinは、仮想通貨で最初のProof of Stake(PoS)通貨です。
これは、ビットコインの高エネルギー消費の問題を対象とし、エネルギー効率が高く持続可能なブロックチェーン技術を提供することを目的としています。

ビットコインのようなPoWは電気代がかかり、高いエネルギーを消費して環境にも悪いことから、安価で電気代のかからないPoSが生まれました。
↑Primecoinチャート。
最新のものは「こちら」から確認できます。
Primecoinは、ビットコインと比較してトランザクション速度を大幅に向上させる実用的な独自の科学計算システムを実装した最初のProof of Work暗号通貨です。
ロードマップ通り、順調
多くの仮想通貨は、現在、開発・ロードマップの予定通りに進んでいません。
しかし、その中でVsystemsは、公式ページのロードマップを見ると、今の所はロードマップ通りで非常に順調に進んでいるようです。
例えば、下記に記載していますが、2019年は目標通り、多くの取引所に上場しています。
V Systems (VSYS/ブイ シシテムス)の価格チャート
↑V Systemsのチャート。
最新のものは「こちら」から確認できます。
V Systems (VSYS/ブイ シシテムス)の購入おススメ取引所
Vsystemsが仮想通貨取引所に上場し始めたのは2019年3月頃。
しかし、現在はBitfinex、ZB、Huobi Globalなどのかなりの数の取引所に上場しています。
現段階で1番取引高のあるのはCoinallですが、取引所としては非常に小さいですね。
大きな取引所であるHoubiが無難かと思われます。
そして、Houbiは、スーパーノードを持っており、取引所に置いておけば所持数に応じて持っているVSYSコインが増えます。
V Systemsのスーパーノードは「こちら」で確認できます。
取引所に置いて増やしたい方は、スーパーノードがある取引所で購入すると良いでしょう。

個人的にはKucoinを以前よく使っており、おススメでした。
しかし、日本人への対応が曖昧になってしまってから、あまり使用していません。
ただ、サイトを見ると日本円表示も可能なので、対応は復活していますね。
V Systemsが購入できる取引所一覧は「こちら」
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