かにたまです。
年末に毎年のように行われているユーキャンの新語・流行語大賞。今年2018年、30の用語がノミネートされましたが、仮想通貨の用語が入っていました!
では仮想通貨のどんな用語が入っていたのでしょうか?みて見ましょう!
新語・流行語大賞2018年ノミネート用語
No.01:あおり運転
No.02:悪質タックル
No.03:eスポーツ
No.04:(大迫)半端ないって
No.05:おっさんずラブ
No.06:GAFA(ガーファ)
No.07:仮想通貨/ダークウェブ
No.08:金足農旋風
No.09:カメ止め
No.10:君たちはどう生きるか
No.11:筋肉は裏切らない
No.12:グレイヘア
No.13:計画運休
No.14:高プロ(高度プロフェッショナル制度)
No.15:ご飯論法
No.16:災害級の暑さ
No.17:時短ハラスメント(ジタハラ)
No.18:首相案件
No.19:翔タイム
No.20:スーパーボランティア
No.21:そだねー
No.22:ダサかっこいい/U.S.A.
No.23:TikTok
No.24:なおみ節
No.25:奈良判定
No.26:ひょっこりはん
No.27:ブラックアウト
No.28:ボーっと生きてんじゃねえよ!
No.29:#MeToo
No.30:もぐもぐタイム
以上、30の用語がノミネートされました。
仮想通貨は、No7でダークウェブと共にノミネートされています。
仮想通貨やダークウェブがノミネートされた理由として、仮想通貨のハッキング事件が起こり、しばらく連日連夜報道されていて話題になっていましたからね。
ダークウェブは、NEMハッキング事件後、闇サイトと思えないくらいとりあげられていました。
ダークウェブの仮想通貨の交換サイトの写真など初めて見た方も多いと思います。
交換サイトでは、NEMハッキング後に犯人が表示させたという北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長とみられる人物が札束に囲まれて「Thank you!!!」と書かれた上画像が貼られていたことも話題になりました。
なお、犯人は現在も捕まっていません。
ちなみに昨年の2017年が史上最高のバブルとして1番伸びたのですが、大きく伸びたのは年末だったためかノミネートされませんでした。
さて、今年は、どのような言葉が流行語となりますかねえ~。
そういえば去年はどんな言葉だったんだろう?と調べてみると
「インスタ映え」
「忖度(そんたく)」
でした。
去年と同じ感覚だと「Tiktok」「首相案件」あたりが選ばれそうですが、「首相案件」は何となく嫌ですねw 一般の方で使ったことある人はそんなにいないと思いますw

仮想通貨は流行語としてノミネートされましたが、もともと仮想通貨の主なものであるビットコインはサトシナカモトという正体不明の人物がつくったもので、そんなものが広がった理由は、その理念や仕組みにあります。
現状、世の中はお金の支配されている傾向にあります。それは、お金を払えば、例え嫌でもほとんどのサービス受けられるという現実が良い例でしょう。
また、それゆえに属している会社に歯向かえば、会社を追い出され、給料がもらえなくなりますので、不満があっても会社に不満を訴え続けて、食い下がる事をする方は殆どいません。
生活のため、子供のためなど様々な原因がありながらも給料をもらう必要があるので、嫌々ながらも仕事を続ける要因ともなっています。
実際、もしも会社で給料がもらえなくなったら、多くの人はその会社を辞めるでしょう。それは倒産間際の会社になると、社員がほとんどやめる事からも明らかです。
個人であってもそうです。
確かに中抜きは減るので、そこそこのレベルでも稼いでる人は増えていますが、今の仕組みでは、まだ殆どが第3者を必要とします。例えば、ブログなどはグーグルが大きな影響を持ちますので、彼らのガイドラインに沿う必要があるわけです。
グーグルはまだ良い方なのですが、酷い所だとその構造は、完全にピラミッド式になっており、上だけが搾取する形になっています。
そのため、そのトップに気に入られるために意見の相違があっても彼らの行うことは全てYes、従わなければ排除されるという傾向が見られます。
コミュニティの宗教化が見られる所は、大抵はこういう所ですね。反対意見が全くでなくなったコミュニティは非常に危険だと思います。
権力が集中している所は、たとえ個人の集合体であっても本当の自由は得られません。
これは100年前の偉人マルクスも説いています。
今日、ネットの普及で色々な意見が見られるようになりましたが、本来それは正しいと思っています。しかし、今の世の中では、常に大きな第3者に依存しているために、自分の本当の思いや意見を押し殺して、声高の意見に流されてただ賛同する方もまた多く見られます。
これは何かに依存してきたという余波なのかなとも思っています。
ただ、これはまだ良い方です。
何故ならおかしいなと思えば他に移動することができるからです。
しかし、お金の場合は、違います。国に依存しすぎています。例えば、日本だと日本円しか使えない状態です。ですので、日銀がどんどん通貨を発行して、国の赤字をどんどん増やして1000兆円以上の負債を抱えていても文句を言う人は余りいません。
そこで、自由のない通貨の新しい選択肢として浮上してきているのが、ビットコインのような仮想通貨です。世界共通で利用できる通貨なので、日本に何かが起こっても依存されません。
また、ビットコインの場合は、生みの親が不在であり、第3者を介さなくても個人と個人でお金のやり取りが完結できます。
今の日本の政治の枠組みは、力が集中しないように国会(立法府)、内閣(行政府)、最高裁(司法府)の三権で3つに分かれていますが、ビットコインの場合は、不正があるか全員で監視するので誰にでも権限があるわけです。
ビットコインは、お金の管理を個人に取り戻す革命だと感じています。
自分が今勢いのある特定のマイナーが強力な力を持っている通貨や、1つの会社が発行している通貨よりも多くビットコインを所持しているのは、教祖化されがちな生みの親がいないのと、いつの間にか集中してしまったお金の権力を分散化させるという根本的な理念のためです。
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