かにたまです。
仮想通貨TRON(トロン・TRX)がメインネットを公開、新トークンに移行します。
今後のトロンはどうなるのでしょうか?
仮想通貨TRON(トロン・TRX)がメインネット公開
これまでのTRONが無価値に・・・。
結論から言いますと、TRONが独立し、新しいメインネットに移行するために従来のTRONのトークンが使えなくなることを意味しています。
TRX Migration Notice – Tron Labs – Medium
TRON(トロン)は、これまでETH(イーサリアム)の「ERC20」上で開発されていましたが、2018年6月21日(木)にTRON(トロン)は、イーサリアム(ETH)から離脱して独自で開発を進めることになりました。
すなわち・・・
ETHという巨大なグループ会社を離脱して自立して動く新会社のようになります。
これまでは、ETHのERC20トークン(※)という扱いであり、ETHのネットワークに移植していました。これがTRONのメインネットに移行します。

メインネットについてよくわからない方は上記事をご覧ください。
2018年6月21日~24日をかけてメインネットに移行し、新トークンへの移行(旧TRON:TRON=1:1)になります。つまり、2018年6月21日移行は現在のトロンの旧型であるERC20トークンは使えなくなります。
公式サイトによるとユーザーにTRXメインネット移行の通知が届かなかった場合、もしくは25日が過ぎてから知らされた場合、トロンの「永久トークン変更カウンター」にて新トークンに変えることができるとも発表しています。
(※)ERC20トークンとは?
マイイーサウォレットなど、イーサ系トークンとして同じウォレットで管理できることが利点でTRX、OMGなど2万近くの様々なERC20トークンが存在しています。
現在、ICOで利用されるETH系トークンは、ERC20トークンが殆どです。
TRX所持者は対策をしましょう!
メインネットの移行前(6月21日)までに新TRONをもらうために対策を取る必要があります。遅くとも20日までに対策をとるべきでしょう。
MEW(マイイーサウォレット)や、メタマスク、レジャーナノSなどのウォレットにTRXを入れている方は要注意です。これらのウォレットにいれたままだと価値が0になります。
メインネットからウォレットを入手してこれらのウォレットと紐付け\をすれば大丈夫とのことですが、公式サイトを見てもまだやり方がよくわからず、わかりやすい方法がこれから記載されるものだと思われます。
新トロンに対応する対策としましては、新トロンに対応する取引所に預けておくのが楽だと思います。
新TRON対応取引所
#Binance Will Support #Tron $TRX MainNet Token Swap.
When the swap occurs, we will handle all technical requirements involved for all users holding #TRX. pic.twitter.com/NyFsyGU33a— Binance (@binance) 2018年5月9日
世界一の取引所であるバイナンスは新トロンに対応することが決まっています。ここに6月20日までに所持しているTRONを預けておけばまず問題ないでしょう。
バイナンス以外でもTRONを扱っている取引所は多数ありますが、対応するかどうかは各取引所のニュースをご確認下さい。

↑バイナンス口座の開設の仕方はこちら
TRONの今後
EOS等もそうですが、ETHから独立、独自通貨として生まれ変わります。誕生してまだ1年も経たない仮想通貨ですが、CEOのジャスティンサンさんの圧倒的カリスマ性やイベントで盛り上がり等もあり大きく成長しています。
ジャスティンさんは人の和を重視し、横の繋がりが広いという印象です。精力的に動き、取引所も上の一覧にあるように多数上場して基盤を固めています。
仮想通貨はどれだけ技術が凄くても、皆に信じられなければ価値を上げていけません。そういった意味ではある程度の人心を掴んでいるジャスティンさん率いるTRONは現在の所は一歩リードしている感じがあります。
TRONはまだ日本の取引所には上場していませんが、現在は、常に仮想通貨のgoogleトレンド上位に入るくらい日本でも注目を集めている仮想通貨ですね。

1番検索されているグーグルでトレンド入りしていますので良かれ悪かれ注目を集めているのは間違いないです。グーグルのトレンドは誰でも調べられますのであなたの目で確認してみて下さい。
メインネットに移行し独立します。
独立したことで開発は自力で行う必要がありますが、これまでとは違い、イーサリアムの価値に依存せずに動くことになります。
これからどう発展していくのか楽しみですね。
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