STO(セキュリティトークンオファリング)とは?ICOとの違い

STOとは?知識・用語集
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かにたまです。

最近、STOという言葉をよく聞きます。ICOに変わる資金調達法として知られていますが、どのような仕組みで違いはどこなのかご存知ですか?

そこで、本日は今注目されているSTOについて記事にしたいと思います。

 

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STOとは?

STOとは、セキュリティ(security)・トークン(Token)・オファリング( offering)といい、現在、ICOに代わる資金調達方法として注目されています。

STOは、企業が独自の仮想通貨を発行して資金調達する方法で、その仮想通貨を有価証券として扱います

 

ICOとの違い

ICOも仮想通貨を発行して資金調達を行う方法ですが、STOは、その仮想通貨を有価証券として扱う点で違いがあります。

有価証券とは、手形・小切手・商品券・株券など、その所持者の財産権を証明する証書するものです。STOは有価証券という裏づけがある仮想通貨を発行した資金調達という点で注目を集めています。

株などの有価証券はそれ自体に財産的価値があります。STOは、仮想通貨を有価証券として扱うことから「仮想株式」というイメージで考えると良いでしょう。

 

STOの例

STOのプロジェクトの例を調べるには「STOcheck」で調べると良いでしょう。

STOcheck

見てみると、かなりのプロジェクトがありますね。

このようにSTOでは、会社の利益がトークンの価値として反映されるために購入する投資家がいるわけです。

 

どうしてSTOが注目を集めているのか?

ICOからの仮想通貨は、株のように発行した企業の株価純資産倍率(PBR)や株価収益率(PER)、企業の売り上げや利益が仮想通貨に反映されることがありません。よって、投資判断が難しく、どうしても値上がりを期待するだけの投機的なものになってしまいます。

 

これまでのICOは、その仮想通貨の値上がりを期待した投機的なもの。仮想通貨のバブルがはじけ、ただビットコインの下落に引っ張られるがままに、ICO価格から99%以上も下落した仮想通貨もあるくらいです。

 

しかし、その仮想通貨を有価証券にした場合、その仮想通貨自体が裏づけを持つために投資がしやすくなります。つまり、STOの場合、企業の売り上げや利益を期待して投資することが可能になります

 

株はいいけど、仮想通貨はNGという方の「裏づけ」がないとは、こういうことです。

 

■株などの有価証券
企業の株価純資産倍率(PBR)や株価収益率(PER)などが業績が公表、数値化されているために投資判断ができる。

■現状の仮想通貨
企業の利益、業績などが反映されないために値上がりを期待するだけで投資判断が難しい。つまり、裏づけがない。

 

また、STOの有価証券と認定されることは、金融当局の管理監督下に置かれることになりますので各国の厳しいチェックが行われます。詐欺ICOを金融当局のからのフィルターにかけられる点が大きいですね。

 

ICOは手軽にできてしまうために詐欺的なICOが多かったことも事実です。

 

厳しい金融当局の厳しい審査を突破したSTOは、少なくとも安全面では投資家からの安心感を得られるわけです。

 

STO市場は、小資本の企業や団体は厳しい

有価証券化されることで参入する敷居が高くなるでしょう。

STO化が進むと誰でも資金調達をすることが難しくなります。聞いたことがないような小資本の企業や団体は、STOでは殆どなくなると感じています。

STOは厳しい審査があることで投資家の心理的な安心感は上がりますが、敷居が高くなることから驚くべきアイディアが生まれる可能性はSTO市場では低くなるでしょうね。

 

2019年度、STOは約90件の見込み

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ブルームバークの記事によると、STOは2019年には90件になる見込みとのこと。今後も増えていきそうです。

現状のSTOはお金持ち、すなわち適格投資家以外は購入できないものになっています。記事では、金持ちのための新たな資金調達方法だと書かれていましたね。

 

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