かにたま(@kanitama7777777)です。
現在、時価総額の低いアルトコインが日替わりで高騰し、高いパフォーマンスを見せています。
Arcane Researchの2020年上半期のウィークリーレポートのデータによると、現在、なんと合計40ものアルトコインで構成されるブレッチリー40インデックス(※)が、イーサリアムやリップルなどの主要アルトコインの5倍、ビットコインの10倍のパフォーマンスを見せています。
※ブレッチリー社が指定した小規模な仮想通貨40銘柄で構成される時価総額加重インデックスのこと。詳細は、ブレッチリー社の「ブレッチリーインデックス手法」を参照。
それでは、なぜ時価総額の強いアルトコインが現在強いのか?その理由を記事にします。
良かったらご覧ください。
時価総額の低い仮想通貨が大きく上がる理由
現在の時価総額の低いアルトコインがBTCなどの主要通貨に比べて大きく上がるいくつかの理由を記載します。
時価総額が低いため
小さな時価総額の仮想通貨は、大きい時価総額の仮想通貨に比べると同じ額の資金が入ってくれば当然のように小さな時価総額のものは跳ね上がります。
例えば、100のものに1加わっても101と1%しか上がりませんが、1のものに1を加えると2となり100%上昇します。
ちなみに先ほどのArcane Researchのレポートでは、高いパフォーマンスを見せているブレッチリー40インデックスの仮想通貨は、まだ時価総額が3,000万ドル~5億ドルということです。
ただし、現在のようにBTCが比較的安定、かつ上昇傾向にある場合に大きな上昇傾向にある点は注意してください。
ブッチリー40インデックスの長期チャートを見るとわかりますが、バブル時に急騰し、バブル崩壊とともに大きく下落しています。
これからのバブルへの期待(投機)
先ほどのブッチリー40インデックスなどのチャートを見ればわかるようにバブル期には、これらの銘柄は大きく伸びる傾向にあります。

2017年~2018年初の仮想通貨バブルを知る人は覚えているかもしれませんが、現在の上昇が可愛く見えるくらい洒落にならないほど伸びます。
現在、ビットコインは半減期を迎え、一部のアルトコインがビットコインにつられて上昇する2016年の仮想通貨市場のようです。
よって、今後訪れる可能性のあるバブルに備えた投機の資金流入しているともいえます。
大規模な資本ローテーション
日替わりでアルトコインが急騰するのは、大規模な資本のローテーション(回転)が行われているからです。
このため、まだ上がっていない通貨がいきなり急騰して凄い伸びを見せているわけです。
例えば、バイナンスでは新通貨が上場すると軒並み資金が流入、短期的に上昇しています。

これは上記事で書いた通りです。
今後、どのようなアルトコインを選ぶのか?
時価総額が低い仮想通貨(アルトコイン)は、3000以上の銘柄があり選ぶのは難しく迷う方も多いでしょう。
そこで、本日は、アルトコインの選定方法の一例をご紹介します。
本日、紹介するのは大手に乗っかかるという点です。
こういう歴史が浅く市場の小さいアルトコインの時価総額を動かすのは大口です。
」
▼大手取引所の推奨銘柄に乗っかかる
例えば、バイナンスでは10のDeFi銘柄が紹介されています。(下リンク先参照)これは、いわばバイナンスが推している銘柄といっても良い。
この10つの銘柄で時価総額300億以下の銘柄を選びます。
あとはBTCが最高値を超えるまでガチホhttps://t.co/LLp45aBo9f pic.twitter.com/GckzeuWiCx
— かにたま@仮想通貨 (@kanitama7777777) September 1, 2020
例えば、世界一の仮想通貨取引所であるバイナンスでは10のDeFi銘柄を紹介(Top 10 DeFi Lending Platforms In 2020より)しています。
これは一見するとDeFiの紹介に見えますが、裏をかえすとバイナンスが推しているDeFi銘柄とも言えます。
よって、この中で時価総額が300億以下の銘柄を選ぶわけです。(ただし、トークン化しておらず仮想通貨として売買できないものもあります。)
バイナンスはBTCなど仮想通貨保有率も高く、市場に大きな影響を与えます。
よって、これらの大口、市場に大きな影響を与えるものや組織の支持する銘柄に乗るのはありです。
その銘柄の1つで例えばMainframeなどは時価総額はまだ30億円、CMCで312位ほどです。(2020年9月1日段階)
※ただ、ここ2か月で3倍になっており調整に注意。
DeFiはいま全体的にバブル気味ですので危ない面もありますが、バイナンスが10のDefiの1つとして紹介しており時価総額が低く上昇が見込めるため試してみる価値はあると思います。
※あくまでも個人の見解であり、投資には確実性がないので、必ず上がることはないとご理解ください。
最後に
これはBTCことビットコインが最高値より低い位置にある時に推奨する方法です。
BTCが最高値を更新し、ずっと上がり続けている相場では推奨できません。
なぜなら、その時期にアルトコインに投資した銘柄は銘柄はBTCの暴落と共にピークから90%以上下落した過去があるからです。
ビットコインのドミナンス(影響力)は仮想通貨半分以上を占めます。
法定通貨でいう米ドルのような位置づけ。
これが大暴落すれば2018年バブル崩壊のように多くの銘柄が再び暴落するでしょう。
今のBTCは2018年の半値ほどであるからこそ可能性のある手法です。
最高値を更新後はしばらく(約1年前後)は伸びると思いますが、どちらにせよ短期を推奨します。

バブル崩壊時の記事を書いていますが、バブル終了前、本当にすさまじい伸びを見せます。
よって、最高値更新後からも大きく伸びるでしょう。
その時のバブルのピークを見つけるのはなかなか難しいものです。
ただし、その時期には大きく伸びますが、終わった後の下落も半端ないです。
相場を見つつ、利益確定も考えておくと良いと思います。
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