仮想通貨Skycoinをマーケティングチームが横領し、CEO宅に強盗に入ったという前代未聞の出来事が起こりました。
本日はskycoinとは何か？またその強盗事件の全貌にせまります！
仮想通貨Skycoinをマーケティングチーム横領、CEO宅に強盗
スカイコインのチャイナマーケティングチーム（EVOLAB）が過去半年にわたって約10万のスカイコインを横領したことが判明しました。
そのうちのいくつかは過去1週間に市場に売却されました。
このことが明らかになり、逃げ出してしまい盗んだコインの返却や説明もなかった事を考慮し、（Skycoinと）このチームとの関係は解消されました。
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2018年6月13日午後9時30分に、マーケティングチームメンバーであるSam Sing Fong、Mary Li（李臻/李敏）、Xiangdong Yan（闫向东）、Jesse Sun Fei（孙飞）を含む9人が、 Synthの家に強盗に入りました。
彼らはSynthと彼の妻を6時間拘束し、その間に彼らを脅かし、殴打し、強奪を行ないました。ウォレットのセキュリティ対策のおかげで、強盗時に18.88 Bitcoinと6466Skycoinsしか抽出できませんでした。
また、ギャング（マーケティングメンバー）はスカイコイン生態系のための設計フレームワークを盗もうと試みたが失敗しました。
これらの者により盗まれたスカイコインの総数は判明しつつあり、盗まれたコインを含むアドレスも文書化されています。
スカイコイン保有者の利益を守るために、対応として、一時的なブラックリスト機能が実装されました。
この機能の今後の使用は、今後数ヶ月にわたってスカイコインコミュニティ全体の議論と投票の対象となります。
犯行容疑者の口座を一時的に凍結するように主要な取引所には通知がされています。凍結した資産は調査が完了した後に処理されます。
スカイコインの法務チームは、後に強盗集団の余波についての最新情報を提供する予定です。
コミュニティのソーシャルメディアアカウントやテレグラムグループの一部はEVOLABチームによって作成されているため、SkycoinコミュニティメンバーはSkycoinのWebサイト（www.skycoin.net）に記載されているグループに加入する必要があります。
SynthさんはスカイコインのCEOです。身内の犯行ということだけではなく、Synthさんの家におしかけ強盗まで行なったと知り驚きました。
↑強盗時に盗まれたSKYCOINはこちら
コミュニティの皆様、短い間に多くのことが起こり、間違った情報が拡散しています。以下が開発チームによる公式の状況報告です。https://t.co/SYGGODBikG …
リンク先は英語です。日本語版については日本語版テレグラム（ https://t.co/EjxGeuWrgT ）をご覧ください。$Sky #Skycoin— Skycoin公認日本語版アカウント (@skycoin_jp) 2018年6月19日
現在、間違った情報が拡散されているようです。公式テレグラムにてご確認下さい。
なお、Synthさんは現在ボディーガードに守られて中国から無事に出られたそうです。
Skycoinとは？
発行枚数上限2500万枚、2013年12月から取引が開始の歴史のある仮想通貨です。
オリベスクという技術等でビットコインの問題を解決し、マイニングを必要とせず環境にも良いことから巷では第3の仮想通貨といわれています。
SKYCOINは、これまで大々的な宣伝は行なわず地道に成長してきました。マーケティングを開始したのは今年からでしたが、ビットコインの理念に似ていることから注目を集めていました。
ついにバイナンスにも上場し、このビットコインの下落相場でも順調に成長していましたが、今回の前代未聞の事件で急落しました。
今回の横領、強奪事件に関して
客観的に見ても仮想通貨市場の一部の人々は先進的で熱意というか未来に希望を持っており、これからの時代を担っていくリーダーも多々出てくるのではないか？と思っています。
道は常に開かれており、仮想通貨の公式ページや関連会社を見ると「よく私たちと一緒に働きませんか？」というような募集が常に存在します。
仮想通貨市場は近年、急成長しており人員が不足気味です。
特に不足しているのは技術者です。
至る所で募集が行なわれていますので、他の業界に比べて入り込みやすく、市場の伸びしろもあることから熱意のある方には特に大きなチャンスが秘められています。
今回、目の前にあるお金を強奪するために結託し、マーケティングチームとして得られた信頼を壊して逃亡、そのチャンスを閉ざしてしまいました。
より多くのお金を得たいなら更に信頼を積み重ねれば良いだけに残念です。
人は考え方を変えなければ大金を得ても宝くじが当たった後の末路のようになります。恐らく、お金を失い、また同じような事を繰り返すと思います。
スカイコイン自体はしばらくは弱気は続くと思いますが、開発は順調、プロダクト（製品・サービス品）がなくなっているわけではありません。
また復活してくると思います。
暗雲が立ち込めた空もいずれは晴れます。
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