仮想通貨のリップル(XRP)の勢いが止まりません。
所持者は団結心と信仰心を高めています。
確か、2017年の3月くらいの時は1XRPが1円以下でしたが、今や160円を超えています。
今日は、リップルの性能などではなく、リップル所持者である「リップラー」にピックアップして記事を書いていきたいと思います。
リップラーから学ぶ信仰心
リップルの愛好家である「リップラー」は、まるで宗教のような強い結束力を持っています。
批判の耐えないリップル
昨年からリップルに関しては、様々な非難がありました。
そもそも、仮想通貨を発行したリップル社が約6割という大半のリップル保持しており、SBIさんなどの会社も大量にXRPを保有しています。
従って、一部の企業、そもそも通貨発行会社が既に半数以上を所持していますので、投資的にはどうなの?と思うのも普通だと思います。
大半を所持しているリップル社がロックアップ(使えないようにすること)をしても、リップル社の公開した上記事を見るとわかりますが、
2018年から毎月10億XRPの凍結が解除されます。しかも、この10億XRPは、リップル社が自由に売却したり、配付することが可能ということです。
10億XRPと言えば、今のリップルの価格ですと、毎月、約1600億円ものXRPが市場に売りに出される可能性があるわけです。
これは、現時点で時価総額が1兆円ほどのXRPからしたら相当な額になります。
なお、上のサイトさんで見ればわかりますが、今年、月10億のXRPが売りに出されたことはないです。
またリップルは、リップル社が中心の中央集権的な通貨になります。
Zaifトークンなどもそうですが、中央の会社次第では、どうにでもなる仮想通貨です。
その他にも、個人的な1番の懸念点は、将来、衰退すると思われる銀行の送金にリップルを使って大丈夫なのだろうか?という点です。
つまり、銀行が元気なうちは大丈夫だと思いますが、銀行が最悪なくなる時にリップルは使われなくなるのではないか?とも感じてしまいます。
僕はリップルを持っていますが、大きく購入していないのは、こういった懸念点が頭の中で引っ掛かっているからです。
では、なぜ様々な批判や、懸念点がありながらもリップルを保持している人が多いのでしょうか?リップルは最初から発行枚数が決められていて変わりません。価値が上がっているということは、保持者が増えているということです。
今回は、将来性などではなくリップラーの信仰心にピックアップしてみます。
批判が結束をより強くした
批判を浴びれば浴びるほど、結束が強くなる傾向にあります。
「ロミオとジュリエット」「北風と太陽」などが良い例だと思います。
引き離そうとすると逆に結びつきが強くなる傾向にあります。
リップルの批判は耐えないことから、逆に結束を強くしたとも言えます。
一体感、団結
リップルについて調べていると、ツイッター上では、上のような輪のついたまるでユニフォームのような統率のあるアイコンの方が多く見られます。
詳しく調べていないので推測ですが、恐らく、ツイッター上で、こういう輪のついたものや、リップルのマークを付けているものが1番多いような気がします。
このユニフォームのようなものは、集団に対する帰属意識、一体感を高めています。
わろた。わしらが勝ち組や。いくで。やるで。リップル買い増しや。
— ありうむさん@リップルガチホ (@Alliumcepa_123) 2017年12月29日
極めつけはこちらの合言葉でしょう。「いくで。やるで。リップル買い増しや。」という謎の掛け声ですね。
よくスポーツなどで試合前に円陣を組んで掛け声をかけるのと似ています。
これも一体感を高めている気がしています。
【100億円PLAYER《絆》降臨】
『わしの目標はXRP2018年末10ドルや』
『わしが目指すはXRP世界の基軸通貨や』
『わしが仮想通貨投資家の絆の基軸や』
『わしらが最終最強勝ち組や。いくで。やるで。全通貨買い増しや』
※ヒャクオークンは自由にもってけ。わしの挨拶がわりや《絆》#固定ツイ定期更新 pic.twitter.com/NpMqOMTgRL— 100億円PLAYER《絆》 (@100OKUENPLAYER) 2017年12月23日
起源はこの方のようですね。
「いくで。やるで。○○買い増しや。」で全ての仮想通貨で使えますね。
価格が落ちた時もエンターテイメント
リップラーさんは、価格が大きく落ちてもエンターテイメント化する傾向にあります。何故なら、彼らは価値を持ち上がると信じているからです。
信仰心だけではなく、楽観度も非常に強い印象です。
そもそも未来は見えないものであって 、どうなるかは誰にもわかりません。それならば良い感情を持っていた方が良いというのは見習うべき点でしょう。
30円に向かい
皆で心一つに願い唱えるのですリップルぷるぷる リップルぷるぷる こーいこーい こーいこーい
どんどこ どんどこ、どんどこどん。ドコドコドコドコ こーいこいリップルぷるぷる リップルぷるぷる こーいこーい こーいこーい
どんどこ どんどこ、どんどこどん pic.twitter.com/BSgKs5NQss— ジージ@泉南OLD リップルらぶ (@bitbit_ojin) 2017年10月8日
なんてこったい!
28円に戻っとるやないかー!
ムムムッ!? こ、コイツらは!?😶💦#リップル#XRP#戻っちゃった pic.twitter.com/dJMLN2rYEU— ビケ・ブロックチェーン@BKF48 補欠 (@BK_Black_white) 2017年10月17日
一時の試練を乗り越えた
上動画はリップルが8円→3円に急落した時の頃を動画にされています。
実は、その前が1XRPが0.7円ほどで上がりすぎて急落したのですが、その後に回復。この急落を乗り越えたという歴史があります。
国産通貨のモナコインも2014年にもっと凄い急落があったそうで、2円→100円→2円に落ちました。特にネタ動画等にはなっていませんでしたが、試練を乗り越えると、より結束が高まり握力を強めます。
XRPの長期保有者が多くてなかなか貸せない現実

仮想通貨取引所のコインチェックでは仮想通貨を貸して、増やせるレンティングサービスを行なっています。
利用者が多いのかわかりませんが、XRPはなかなか貸す事ができません。
長期保有者が多くて、貸している人が多いのだろうなと推測できます。
リップラーさんは非常に結束が強く、驚いています。コミュニティの強い仮想通貨は大きく飛躍する傾向にありますが、とりわけリップルに強さを感じています。
1番美人な人がアイドルの総選挙などで1位になったり、1番頭の良い人が総理大臣になれるわけではありません。これは仮想通貨も同じで、決して仮想通貨の性能だけではありません。どれだけ人の心を掴んで使われるかにあります。
2018年が本番のリップル

今年、リップル自体はアメリカンエクスプレスやビルゲイツ財団など様々な所と提携をし、着々を基盤を築いていました。
Ripple (XRP) price, charts, market cap, and other metrics | CoinMarketCap
リップルは日本人が買い込んでいるのではなく、韓国のウォンや米国のドル、ヨーロッパのユーロでの購入が多いのが現実です。日本円での取引は、ビットバンクさんの20位が最高ですね。

僕は手数料(0.05~0.1%)が安く、サーバーも安定していて、日本語対応なので最近では2位のバイナンスで購入していますね。単価の安いこれからの仮想通貨もたくさんあります。
リップルは、以前、2017年の10月中旬に実送金のテストが成功したと話題になりました。リップルは2004年からこの構想を持っており、ついに来年度がその実現に向かおうとしています。
そして、実際の国際送金は2018年頃に開始予定を目指しているとのニュースがありました。来年の2018年度はリップルの進化が問われます。
来年から毎月10億XRPの凍結が解除されますが、国際送金が現実化し、多くの銀行がリップルを利用するようになれば、ウェブボッドさんの予想通りどこまでいくのか想像もつきません。

ウェブボットさんのレポートを購入した方は知っていると思いますが、リップルに関しては、私を悩ませると言っていましたよね。ウェブボットさんも悩む予測不能なリップルに来年度も目が離せなそうです。

リップルの見解はこちら。
どうしてリップルが期待されているのかざっくりと理解できます。
将来性はありますが、現状は上がりすぎだと思われます。
過去の暴落時と同様であれば、バブルが崩壊すると1XRPが50円以下になると思います。
下で構えておくのが良いかと思われます。
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