最近、仮想通貨のフィッシング詐欺が多発しています。
どうしてフィッシング詐欺が横行しているのか?
また詐欺から身を守る方法を記事にします。
仮想通貨フィッシング詐欺が横行している理由
ズバリ、仮想通貨のフィッシングツールが安くて簡単に仕込めるからです。
利用者をだまして個人情報を入力させるための偽ページも「相手の情報やパスワードを取得するためのフィッシングページです」として堂々と販売され、価格は1ページ当たりたったの7ドル(1日現在約775円)。さらに、偽メールの文面や偽ページの作り方のほか、偽メールを不特定多数の人にばらまく作業を代行するサービスまであり、簡単に素人でも犯行に手を染められる品ぞろいだ。
1000円以内など安く、しかも簡単に設置できる模様です。
スパムメールなどでも利益が出てしまう、つまり、騙される人が後を立たないわけですからネットを使った悪行はなくならないわけです。
試算では返信率が0.001%、つまり10万通に1通がだまされて支払い行為などを行えば割りがあう。
スパムメールだと、これくらいで採算がとれるそうです。
1000円以内のコストで済む仮想通貨のフィッシングサイトは、より大きな利益が見込めるわけです。
フィッシング詐欺から身を守るためには?
安いコストで利益も出てしまうためフィッシング詐欺は簡単になくならないでしょう。よって自衛する必要があります。
まずはフィッシングサイトかどうかアドレスを確認します。
例えば、上のようにアドレスの「n」部分の下に小さな点がついており、アドレスを微妙に変えて本物そっくりのサイトになっています。
よって騙されて入金してしまう方がいらっしゃるようです。
フィッシング詐欺に引っかかってしまう人は、ツイッター等のSNSや偽メールや検索から取引所にアクセスしている人たちのみです。
よって、メールのリンクからは開かず、グーグルなどの検索エンジン(※)の広告からはサイトを開かないで下さい。
2018年7月現在は、仮想通貨の広告は禁止になっており表示されていません。よって、メールは特に注意ですね。重要事項はメールだけではなく、公式ページにも記載されているはずです。公式ページに記載されているか確認しましょう!
ツイッター等では公式や、本人そっくりのアイコンでフィッシングサイトに誘導して資金を奪い取る手口もあるようです。
「入金した額に応じてETHをあげます、このアドレスに送金してください」という文句で入金させ資金を奪い取ります。公式や著名人そっくりのアカウントのために信用されて思わず入金してしまった方もいらっしゃいます。
被害は一向に減らず、中には、「仮想通貨を配る事はありません。」とツイッター名に記載している方もいらっしゃいます。
ないと思いますが、僕が資金を集める事はありませんので、そのようなアカウントがあったとしても入金しないでください。
そもそも「かにたま」という猫アイコンのアカウントはツイッター上にありません。あったとしても全くの別人です。
本日のまとめ
安価で設置できるために仮想通貨のフィッシングサイトへの誘導が多発しています。
フィッシング被害を受けないためにも
・基本的にメールからのリンクは開かず、必ず公式ページから確認する
・検索エンジンからの広告は踏まない(2018年7月現在、仮想通貨の広告は禁止中)
・簡単に資金を入金しない(よく確かめる)
少なくともこれらの点は意識してください!
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