仮想通貨NEXOの特徴、今後の将来性、高い金利は詐欺なのか?

アルトコイン
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かにたま(https://twitter.com/kanitama7777777)です。

 

本日はアルトコインの1つである暗号資産(仮想通貨)NEXO(ネクソ)について。

 

ネクソとは、どのような通貨なのか?その特徴や今後の将来性など、また高い金利などで大丈夫なのか?など懸念点等についても記載していきます。

 

良かったらご覧ください。

 

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仮想通貨NEXO(ネクソ)とは?

 
かにたま
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Nexoがどんな通貨なのか?一言で説明すると「仮想通貨の銀行」です。

Nexoは、暗号資産(仮想通貨・暗号通貨)の先進的なプラットフォームであり、45以上の法定通貨と200以上の管轄地域でサービスを提供する唯一のブロックチェーン会社です。

 

主に仮想通貨や法定通貨を貸して金利を得られるレンディング、仮想通貨を売ることなしに担保にしてすぐに現金を借りることができる世界初のサービスを行っています。

 

NEXOの会社Credissmoの歴史

そのグローバルな事業は、複数の銀行および金融サービス規制機関でありながら、ヨーロッパ全体で数百万の人々に10年以上サービスを提供している主要なフィンテックグループであるCredissimoの豊富な貸付経験によって支えられています。

かにたま
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2007年に設立された10年以上続く欧州のフィンテックの会社CredissimoがNEXOの母体です。本社は税金の安いマルタ島にあります。

 

Nexoのプラットフォームに預けられたの資金は、個別に割り当てられたマルチシグネチャーウォレットの冷蔵保管庫に保管され、監査を受け、ゴールドマンサックスが支援する唯一のカストディアンBitGoで保管されます。

BitGoは、カリフォルニア州パロアルトに本社を置くデジタル資産信託会社およびセキュリティ会社で、暗号通貨セキュリティ標準レベル3およびSOC2に準拠しています。

SOC2に関しては、「SOC2報告書とは-デロイトトーマツ」をご覧ください。要は、セキュリティレベルは強く、並ではないということです。

 

仮想通貨NEXOについて

NEXOの発行枚数や上限、ICO価格等などのNEXOの気になる基本情報を記載します。

 

NEXOの発行枚数

560,000,011枚(2020年7月5日段階)

※NEXOは、ICOで既に10億枚発行されています。

残りは、まだ市場に全て出回っていません。

 

NEXOの発行枚数上限

1,000,000,000枚(10億枚)

 

今後のNEXO新規発行

なし

 

NEXOの発行日

2018年5月1日

 

NEXOのICOについて

ICOの情報について記載します。

 

NEXOのICO開始日

2018年3月5日

 

NEXOのICO終了日

2018年3月31日

 

NEXOのICO価格

0.1ドル(約10.75円)

 

ハードキャップ、ソフトキャップ

52500000 USDT(満額)

 

ICOトークン内訳

53%は投資家、25%は準備金、11%は開発チーム、6%はコミュニティ、5%は顧問

※NEXO10億枚の内訳です。

 

NEXOのホワイトペーパー

NEXOホワイトペーパー(英語)

 

NEXOのソーシャルメディア

ウェブサイトFacebookTwitterテレグラム

 

主な設立者

アントニ・トレンチェフ

アントニーはNEXOの共同設立者の1人です。

 

 

Nexoの主な特徴、利点

仮想通貨NEXOの主な特徴を記載します。

基本的には、銀行のような特徴や利点を持っています。

 

世界初の仮想通貨を担保にした現金化

世界初の仮想通貨を担保にした現金化

NEXOの公式ウェブサイトでは、即時仮想通貨クレジットラインと記載されています。

 

なんのこっちゃという話ですが、Nexoのプラットフォームを利用することで仮想通貨を現金化しなくても法定通貨を借りることができるということです。

 

例えば、仮想通貨投資をしていて、急に大きなお金が必要になった時、現金がなければ仮想通貨を売却するしかありませんよね。

ただ、仮想通貨を売ってしまうと手数料や日本では額によっては大きな利益の税金(所得税)がかかりますし、持っている仮想通貨がこれから値上がりする可能性もあるわけです。

 

今後、仮想通貨がより発展し、値上がりすると考えている人は多いでしょう。

よって、今、現金は必要なものの、仮想通貨を売りたくない人もいるでしょう。

そのような人向けに考えられたのがNexoの即時現金クレジットラインです。

 

NEXOの融資の仕組み

NEXOの融資の仕組みは公式にもある上画像で説明がつきます。

仮想通貨を担保にして、現金を得ることができます。

つまり、現金が手元になくても保有している仮想通貨を担保にすることで、その保有額に応じて現金を借りることができるわけです。

 

なお、借りられる融資額は、NEXOウオレットに預けた仮想通貨の額に応じて変化します。

つまり、沢山預ければ沢山融資が可能になります。

 

融資額の幅は、現時点(2020年7月)では100ドル~200万ドル(約1万700円~2.15億円)までです。

 

融資額は通貨によって変化します。

例えば、米ドルだと2020年7月段階では500ドル~200万ドルの融資が可能です。

また、融資を受けた際の年間利息5.9%(APR)となっています。

 

NEXOの融資詳細は、NEXO公式動画「Nexo からインスタント仮想通貨ローン融資を受ける方法」をご覧ください。

 

融資を受ける際に取引手数料、隠れた手数料、税金がかかりません。

ここはNEXOの優れた点でしょう。

隠れた手数料は、融資でよくある申請料、管理費、委託料、法務費などですね。

 

NEXOの良い点は、ブロックチェーンを使ってる点で既存の銀行とは違い、条件を満たせば信用審査なく融資を受けられる点です。

これはブロックチェーンだからこそ可能であり、マイナーが誰であろうとも仮想通貨を採掘できるようにNEXOも誰であろうとも条件を満たせば融資を受けることができます。

 

 

法定通貨、仮想通貨を預けて金利の受取り

NEXOのプラットフォームに仮想通貨や、法定通貨を預けるとその額に応じて増えていきます。

つまり、銀行に預けてお金が増えるような金利が得られます

 

ステーブルコインとは?種類や課題、なぜ必要とされているのか?
かにたまです。 仮想通貨にかわる通貨としてステーブルコインという通貨が注目を集めています。 そこで本日はステーブルコインとはどんなものか?その種類や仕組み、メリット、デメリットについて記事にします。 良かったらご覧ください。

現時点では、BTCやETH等の仮想通貨が最大5%、USDTなどのステーブルコインやドルは最大で10%得られます。(※2020年7月5日段階のものです。)

 

配当(金利)は毎日支払われます。

トランザクション記録も公開され、自分の目で履歴も確認できるため、その点でも信頼感は他のサービスよりもあると感じています。

 

 

Nexoトークンの保有数により利益の30%が配当

NEXOトークンを保有していることで、その枚数に応じて会社の利益から30%の形で受動的な収入を提供されNEXOトークンホルダーに分配されます。

 

なお、この配当は毎日ではなく、時期が決まっています。

 

Nexo Dividend Distribution Scheduled for August 15, 2020
NEXO Token Holders to receive 30% of Nexo’s profits in third dividend distribution.

現在、NEXOホルダーに対する配当は、2020年8月15日で3回目になるということです。

 

1回目は、2018年12月15日でUS $ 912,071(約1億円)が分配されました。

2回目は、2019年8月15日でUS $ 2,409,575(約2.6億円)が分配されました。

 

配当は米ドルで計算され、BTC、ETH、NEXOトークン、米ドルの安定したコインのいずれかでNexoウォレットに支払われます。

 

配当の期間は現時点では年2回ほどですが、公式で記載されている配当頻度の項目を見ると、今後は上げていきたいと述べられています。

具体的には以下のように記載されています。(日本語に翻訳済)

世界中の企業が慣例的に年間配当を扱っています。各会計年度の終わりに、収益性に基づいて、次の会計年度の特定の時点で配当を分配することを決定します。Nexoは 、投資家の皆様の利益のために、業績と業界基準が許す限り、より頻繁な配当支払いを導入することをお約束します。

もっとも破綻の不安もあるので、個人的には無理がないようにお願いしたい所ではありますw

会社の内部留保額を増やして安定性を増して欲しいですね。

 

NEXOの将来性について、可能性や懸念点

NEXOの今後の将来性について記載します。

可能性だけではなく、懸念点も記載します。

 

まだ、ぐらついたような不安定さもありますが、可能性を感じ、僕自身も少し投資しています。

仮想通貨全体に言えることですが、大きな額を入れるのは現時点ではリスクが高いです。

 

配当に権利落ち日あり、投機にも利用される可能性大

NEXOには、株式優待のように一定の日にNEXOを持っているだけで、NEXOの利益の30%が分配される配当が得られる日があります。

 

ちなみに「2020年8月15日のNEXOホルダーに対する3回目の配当」で、配当金を受け取るには、NEXOトークンホルダーはNexoプラットフォームで配当落ち日(2020年8月5日)までにトークンを所持している必要があります。

 

つまり、配当欲しさに株式同様に権利日まで短期的にNEXOを所持し、配当落ち日の2020年8月5日を過ぎたらNEXOは大量に売られてしまう可能性があるわけです。

 

NEXOの配当について

ただ、ロイヤルティ配当というものがあり、 NEXOトークンごとに、ある配当日から次の配当日までのNexoウォレットでのNEXOトークン所持期間に基づいて個別に支払われるという中~長期保有者にもメリットがある配当の仕組みもあります。

 

とはいえ、配当日や権利落ち日があることで、これらの前後の日は投機の場になること予想されるのが懸念点でしょう。

 

 

破綻の可能性も

Nexoは、一部では詐欺ともいわれています。

なぜなら、金利がかなり高いからです。

 

BTCやETHなどで最大5%、法定通貨やステーブルコインでは最大10%の金利が受けられます。

今の日本の銀行の金利と比べると異様に高い事がわかると思います。

 

Nexo公式では、「カストディアン資産に1億ドルの保険」をかけていると万が一の保証をうたっています。

しかし、10年そこらのフィンテック会社で、相場によらず、この金利を払い続けられる体力があるのだろうか?と懸念点もあります。

 

基本的に一定の金利を払い続けることは非常に大変です。

大企業ですら不景気になれば配当を下げたり、無くしたりと調整します。

 

今後、長い年月でNEXOも厳しくなる時期はあると思います。

その際に配当を下げたりなどの対応がなければ厳しいかもしれません。

 

特定の時期にある配当は利益の30%となっており、この額が大きく下がった場合でNEXO側の対応がなかった場合は、NEXOの売り時かもしれません。

 

 

レッドオーシャン市場

近年、仮想通貨を増やすステーキングのようなサービスが盛んになっており、NEXOの会社Credissimo以上に強大で資金力のある会社が同じことを始めたら、まだこれからのNEXOは喰われる(NEXOは衰退)という懸念点はありますね。

 

NEXOの魅力は、仮想通貨を担保にすれば早いスピードで誰でも融資がもらえる柔軟性や、BTCやXRPなど持っているだけでは増やせない仮想通貨でも金利を得られる点などに魅力があります。

 

世界初というメリットはあるものの、仮想通貨の銀行業はレッドオーシャンが予想される市場でGoogle検索などもそうですが、後から力のある所に市場をとられる可能性はあります。

 

現在でも取引所による仮想通貨レンディングサービス、融資などもあり、仮想通貨に絡めているNEXOですが、強力なライバルが出現すれば他に乗り換えられる可能性もあります。

 

レッドオーシャンではありますが、仮想通貨の銀行業は需要は出て来るでしょう。

かにたま
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仮想通貨の銀行業は需要があります。例えば、預けて管理してもらうだけでもその価値は大きいです。なぜなら、個人管理の場合、パスワードを忘れたりなどで所持している仮想通貨を全て無くす可能性があるからです。

銀行であれば、本人確認ができれば、例えパスワードなどを忘れても取り戻せる可能性があります。

自己管理の不注意による資産の消滅の可能性がある点だけでも仮想通貨の銀行業は需要はあります。

よって、NEXOが成功した場合、クリプト市場の大きさに比例して大きく飛躍するでしょう。

 

 

金利が得られる仮想通貨の種類の増加

今後、NEXOで担保にでき、金利が得られる仮想通貨が増えていきます。

この点は明るい将来性はありますね。

 

 

これまではステーブルコインのみでしたが、最近では、BTCやETH、XRP、BCH、EOS、LTCなど主要な仮想通貨が加わりました。

 

最近では、更にオプションとして取扱い仮想通貨を増やすようで投票が行われていますね。

これから多くのアルトコインの扱いがNEXOで始まり、幅が広がりそうです。

 

NEXOプラットフォームを見ると、バイナンスコインことBNBが近日公開(coming soon)とあったので、いずれバイナンスにも上場すると予想しています。

※ちなみにbinanceDEXには「NEXO-A84/BNB」としてNEXOはすでに上場しています。今後、本家にも上場できると良いですね。

 

 

価格の上昇が見込まれるNEXOの仕組み

NEXOを所持する事で多くのメリットがあり、価格が上昇しやすい仕組みが出来ています。

 

まずは先ほども記載したようにNEXOトークンを所持することで配当が得られる点です。

権利日に所持しているだけではなく、ロイヤルティ配当というNEXOトークンごとに、ある配当日から次の配当日までのNexoウォレットでのNEXOの所持していた期間に基づいて個別に支払われるという中~長期保有者にもメリットがある仕組みがあります。

 

NEXO金利の仕組み

また、ウォレットの総資産の10%以上のNEXOトークンを所持で得られる金利が変わります。

現時点(2020年7月段階)では、NEXOトークンが総資産の10%以下だとステーブルコインや法定通貨の金利は8%(最大10%)、BTCなどの仮想通貨の金利は4%(最大5%)に落ちます

 

たかだか1~2%の差ですが、長期に換算するとその差は大きいです。

それならば10%はNEXOトークンを最低でも10%以上は所持しようという気は起こるかと思います。

 

また何よりデカいのは、ローンの担保としてNEXOトークンを使用する場合、またはローンの返済をNEXOトークンで支払う場合、その返済の際の金利の50%を割引できるという仕組みがあります。

上の公式動画で述べられています。

 

 

NEXOは詐欺なのか?

NEXOは、運営会社のCredissimoが10年以上フィンテック市場で生き延びており、決して詐欺ではありません。

財務状況などのデータも公開されています。

 

ただ、全てに言えることですが、銀行業は破たんのリスクがあり、変動の激しい仮想通貨を扱うのであれば尚更です。

よって、リスクがあることは十分に承知されると良いでしょう。

 

 

NEXOを購入するなら?

現時点でNEXOを購入するならKucoinが良いでしょう。

 

coingekoでも最高ランクに評価されている、まともな取引所です。

 

NEXO出来高1位のHuobi(フォビ)グローバルは、現在、日本人居住者の登録は不可です。

そして、日本に進出している日本用のHuobi取引所HoubiJapanではNEXOは取扱いがされておらず、売買できません。

 

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かにたまです。 草コインを扱っていたCoinexchangeの閉鎖に伴い、新たな取引所を探すことにしました。 そこで、ビットコインをはじめ、300種類以上のアルトコイン&草コインの取引を行っている仮想通貨取引所「Hotbit...

ちなみに僕はHotbitで購入したのですが、取引所としては危険であり、リスクが非常に高いのであまりおススメしません。

 

現時点でのNEXO購入は、Kucoinが良いでしょう。

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