かにたまです。
NEMのカタパルトにて新たな新トークンが配布されることが明らかになりました。
その名も「カタパルトトークン」。
そして、このカタパルトトークンが日本の仮想通貨取引所であるZaifでも配布予定とのことです。
果たして、このカタパルトトークンとは何なのでしょうか?
カタパルトとは?
NEMの次世代コアエンジンがカタパルトです。数あるブロックチェーンの中でも、あらゆるビジネスデータを取り扱える実用性とセキュリティを備えた最も使い勝手の良いブロックチェーンになります。数多くの処理速度とスケーラビリティ向上の為の機能強化に加え、カタパルトは非中央集権型のブロックチェーンではこれまで無かった新機能を搭載します。アグリゲート・トランザクションやマルチレイヤー・マルチシグネチャー・アカウントなど、パブリックとプライベートの二つのブロックチェーンで利用できます。最先端のスマートコントラクト機能を、コーディングやセキュリティリスクに悩まされる事なく利用出来ます。
カタパルトはオープンソースとして開発され、証券取引、リテール販売、金融サービス、サプライチェーン、投票、公証、カスタマー履歴、暗号通貨などのセキュリティに長けたビジネスソリューションになります。
NEM公式より引用
「カタパルト」を簡単に言うと、NEMの性能が大幅に上がる大掛かりなアップデートとなります。
2020年1Q(4~6月)(※)に開始される予定です。
※カタパルトマイグレーション委員会の最新の発表によると、どうやらメインネットの稼働は2020年の2月~3月頃の予定になるとのことです。

これまで開発に手間取り、何度も延期されてきた過去があります。
なお、このアップデートにてNEMのネットワークが新設されることになり、新トークンとして「カタパルトトークン」が発生する予定です。
カタパルトトークンについて
カタパルトトークンは、NEMがNEM2というような新しいブロックチェーンに移行することから生まれる新トークン(新NEM)です。
カタパルト実施時にNEMの保有数と同数配布されます。
よって、総枚数などは現在のNEMと同じになります。
カタパルト後、各仮想通貨取引所は「カタパルトトークン」と「NEM」を個別にリスト、売買されるようにする必要があります。
Zaif取引所、カタパルトの新トークンに対応
NEMといえば国内ではZaif取引所(近畿第00003号)ですが、カタパルトで誕生する「カタパルトトークン」への対応を行うと既に発表しています。
Zaifに置いてあるNEMの保有数と1:1でカタパルトトークンが配布されます。
詳細なスケジュールなどについては追ってご案内しますとのこと。

カタパルトトークン配布に関する注意点
カタパルトトークン配布時に起こりそうな注意点を記載します。
日本の取引所では配布されないことも・・・
現在、日本では規制が厳しく、上場銘柄を見るとわかりますが、新しいトークン等に関する条件は厳しいものになっています。
ですから、Zaifがカタパルトトークンの上場を予定していると発表していますが、配布されないこともありえます。

以前、ビットコインゴールド、ビットコインダイヤモンド、ビットコインSVなど日本では数々の新コインが配布されることはありませんでした。
カタパルトトークンはコミュニティの分断や、分岐があるわけではないので、日本の取引所に置いておいても大丈夫だと思います。
しかし、過去の事例や、あくまでも配布予定と記載されているあたり確実に「カタパルトトークン」が配布されるわけではないことはご理解ください。

僕はNEMはバイナンスに預けます。
バイナンスで新コインが1度も配布されなかったことはありません。
NEMの売買も可能です。
大幅下落に注意
カタパルトの時期前後はNEMの価格がその思惑から大きく動く可能性があります。
トークン配布後は大きく下落することが予想されますので、ご注意ください。
NEMの状況をマーケットキャップで見るとわかりますが、Zaifに上場する前の2015~2016年頃には1XEM=0.01円ほどであり、ROIは9000%を超えています。
2018年1月に記録した226円だった最高値から見ると、非常に下がって見えますが、2016年から見ると現在の価格でも大きな上昇になっています。
価格はつくのか?
カタパルトにて「カタパルトトークン」が誕生するわけですが、どうやらこちらが新しいNEMになるようですね。
価値はこちらの方がつきそうです。
ただ、現在の旧NEMはどうなってしまうのか?
この点は疑問に感じます。
zaifトークンのように何も使い道がなく価格だけつくのではないか?とも感じています。
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