ナスダック、ビットコイン先物計画正式発表!2019年前半開始予定

NASDAQニュース
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ナスダックが、来年2019年前半にビットコイン先物を行う計画を正式に発表しました。

ナスダックのビットコイン先物は非常に期待されています。

なぜでしょうか?

その理由を記事にすると共に、ナスダックに関して記事にします。

 

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ナスダックとは?

ナスダック(NASDAQ)とは、1971年に全米証券業協会(NASD)の主催で開設されたアメリカ合衆国にある世界最大の新興企業(ベンチャー)向け株式市場のことで900兆前後の市場規模があります。

ニューヨーク証券取引所に次いで世界第2位の取引高となっています。

2018年12月5日段階でビットコインの時価総額は7.6兆円。

ナスダックは規模からしても魅力的な市場になっており、ビットコイン先物が行われることでビットコインの規模も大きくなることが期待できます。

 

これだけの規模の取引所が参入してくることで仮想通貨市場の拡大も期待されているわけです。

 

ナスダック、ビットコイン先物計画を正式発表!

ナスダックのビットコイン先物計画は噂がされていましたが、この度、ナスダックのメディアチーム担当副社長であるジョセフ・クリスティナットさんにより、正式にビットコイン先物を計画予定であることがイギリスのデイリー・エクスプレスによって伝えられました。

記事によると、2019年度の上半期にはビットコイン先物を開始するとのことです。

 

さらに数年前から仮想通貨市場に目を付けており、2018年度の大半はビットコイン先物商品に取り組んできたと述べています。

先日、Nasdaqはこのようなツイートをしていました。

 

どうして投資家は暗号通貨のエコシステムに参入することをためらっているのか?というものですね。主に透明性と信頼性を欠いており、伝統的な投資家には向いてないということです。

 

ビットコインETFが認められないのも、この点が大きく、機関投資家が仮想通貨市場に入りやすいような仕組みづくりに現在は力を入れているようです。

www.express.co.uk

さて、先物の種類ですが、デイリーエクスプレスの記事を見ただけでは、ビットコイン現物が関係してる先物かは、まだわかりませんでした。ビットコイン現物なら買いから入りますので、自然とビットコインの規模は大きくなります。

 

ただ、ビットコインETF申請企業であるVanEckと11月末に提携を結んでいます。

このVanEckは、現在、米証券取引委員会(SEC)の可否判断を待っている数々のビットコインETFの中で、最も有力視されているビットコインETFを申請している会社でビットコイン現物の先物として話題になっています。

 

現在審査中のビットコイン先物の可否の結果は2019年度の2月までに出る予定です。

ビットコイン現物の先物であるVanEckと提携したことで、ナスダックの先物も同様のものではないか?と期待できます。

 

仮想通貨取引所のErisXに出資

ナスダックは、来年中にビットコインの現物や先物取引開始を目指した仮想通貨取引所のErisXに出資していることが明らかになりました。

 

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実際に公式ページを見てみると、パートナーとして掲載されていますね。

ジハンさんのマイナーグループのBITMAINや日本のマネックスグループも出資しており、30億円以上の資金調達に成功しています。

このように下落相場の中でもナスダックは仮想通貨市場に積極的に投資もしています。

 

どうなる?仮想通貨市場

現在、審査中のビットコインETF期限が来年の2月まで、ナスダックの先物開始予定も2019年前半予定ということになり、どちらかというと2019年前半は非常に大きく動きそうですね。

 

仮想通貨は年始に大きく下落(暴落)しやすい?過去のデータを調べてみました
仮想通貨は年始に下落しやすい傾向が見られます。 本日は過去のデータをもとに本当に年始に下落しやすいのか見てみましょう。

個人的には、ビットコインETFがアメリカ証券取引委員会(SEC)に認可されずに大きく下がった場合がチャンスなのかなと感じています。現在の仮想通貨市場を見てきて、相次ぐ流出事件や値動きの不安定さ等から少しまだ早い気もするんですよね。

特にビットコイン以外の他通貨は歴史も浅くETFが認められてからも遅くはないなと感じています。

 

ビットコイン価格

相場もほぼ変化なしですね。(2018年12月5日コインチェック)

 

2017年度ならこのニュースがあれば一気に急騰したと思いますが、この無反応さが現状の仮想通貨市場を物語っています。

 

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2018年仮想通貨相場は大きな下落が続いています。 しかし、クジラと呼ばれる大口達は虎視眈々と有力通貨の買い増しに動き出しているようです。 現在、市場に流通している仮想通貨ETHの1/4は大口が所有していることがわかりました。

今年の大きな下落から、クジラ達は購入しているようですが、全体的な出来高はそれほど上がらず、人が入ってきている印象は見られません。

 

今年の大きな下落、ETFや先物開始等の材料もあり、こうしてみると今の閑散とした仮想通貨市場はチャンスにも見えます。

そして、仮にビットコインETFが認められれば大きく上昇するでしょう。

何かあった時にすぐ動けるように入金だけはしておいた方が良いかもしれません。

 

しかし、一方で現在、様々なプロジェクトが今でも立ち上がっているもののマイナー等の撤退も見られますし、1番重要な仮想通貨の技術的なものの完成や、実用化に関しては殆ど話題になっていません。

SECや世間が仮想通貨市場の現状を認めるか?

冷静に見ていく必要があると感じています。

 

ただ、仮想通貨の未来は、未だに明るいと感じています。

改正資金決済法等が2017年4月に施行されてから日本での仮想通貨の認知度は格段に上がり、BakktのICE(インターコンチネンタル取引所)やナスダックが目をつけるなど以前とは明らかに様相が変わっています。

 

幸いキャッシュレス化も進んでいますし、仮想通貨に大きな可能性を感じています。

 

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