Mt.GOX破産管財人が約260億円のBTC、BCHを売却。口座残高700億円以上へ

マウントゴックス破産管財人が2018年3月7日～6月22日までの間に約260億円相当のBTC、BCHを売却していたことがわかりました。

仮想通貨はアドレスから売買記録がわかります。

あと、マウントゴックスによる売り圧はどれくらい残っているのでしょうか？

マウントゴックス破産管財人約260億円のBTC、BCHを売却

3月7日から民事再生手続きの開始日である6月22日までに約260億円相当のBTCとBCHを売却したことが発表されました。

今回の期間の売却額を加え、マウントゴックスの破産管財人の口座残高は約700億5900万円となりました。

マウントゴックスの被害額は当時の額に換算すると「114〜470億円(諸説あり)」。かなりバラつきがありますが、日本円で返却しても十分利益がとれる状態になっています。

実際、

本売却により、BTC 債権者が本破産手続において既に得ていると見込ま
れる利益を確保するために相応の金銭は確保しております。

と記載されています。

BTCとBCHを売却し、あとどれくらい残っているのか？ということですが、マウントゴックスのコールドウォレットを追った上のリンク先のサイトで確認できます。

2018年9月11日の段階で以下がマウントゴックスの口座に残っています。

・BTC・・・162106BTC
・BCH・・・162106BCH

これまでの売却で日本円での利益は十分に得られている状態ですが、今後、更なる売却を行うかどうかは、まだ決定していません。

現在、裁判所や債権者の間で調整が続いている段階であり、残りの大量のBTC、BCHが今後どうなるか注目したいところです。