マウントゴックス再生基本計画案変更、債権者の資金返済は口座にBTC、BCH振込へ

マウントゴックスニュース
スポンサーリンク

かにたまです。

マウントゴックス事件の債権者の代理人を務める弁護団が再生基本計画案を変更すると声明がありました。

どんな内容だったのか一緒にみていきましょう!

 

スポンサーリンク

 債権者の資金返済は取引所口座にBTC、BCH振込へ

Japanese – Mt.Gox Creditors
Japanese についての mtgoxcreditor の投稿

↑マウントゴックス再生基本計画案は上リンク先から確認できます。

・債権者に対する当該弁済金の送金先としては、取引所の口座を指定
・債権者の資金返済はその口座にBTC、BCH振込へ
・金銭債権者に対する現金による弁済についても、送金先として、銀行口座のみならず取引所の口座を指定

等が記載されています。

 

債権者への1回目の弁済は2019年5月~6月予定

債権者に対する第1回弁済は、再生計画認可決定確定後(再生手続開始決定記載のスケジュールどおり進めば2019年5~6月頃)、速やかに行う。

債権者は、Mt.Goxの破たんから、もう4年もの間、弁済を待っています。債権者に対する弁済はなるべく早急になされるべきであることは言うまでもありません。

第1回弁済時に、現在Mt.Goxが保有している約16万6000BTCのビットコイン及び16万8000BCHのビットコイン・キャッシュ(その他の派生物を含む)をはじめとする資産の大部分を債権者に弁済すべきであると考えています。

弁済とは、ここではマウントゴックス事件でビットコインを盗まれてしまった当時の被害者に資金を返済することを意味します。

当時、マウントゴックスに盗まれずに残っていたビットコインが当時よりもはるかに価値を上げ返金できるという奇跡が起こり、弁済手続きが続いています。

 

2019年5月~6月にマウンドゴックス事件の債権者(被害者)にビットコイン(BTC)と、そこから派生したビットコインキャッシュ(BCH)が債権者の希望に沿って既存の仮想通貨取引所口座、あるいは新しく開設する口座へ払い戻されそうです。

これは本当に良かったですね。

 

コインチェック事件も盗まれた仮想通貨が日本円としてですが返金されました。日本は何かに守られているのではないか?と思うくらい凄いことだなと感じています。

 

返却されたBTCやBCHを債権者が売ると思いますが、マウントゴックス弁護人のように大量のBTCを一気には売らないので相場への影響も以前よりは落ちると感じています。

 

アルトコインを使ってのビットコイン債権者への返金も考えられるようですが、非現実的であるとしていますので、マウントゴックスはアルトコインも所持しているようですがアルトコインで返済される可能性は薄いでしょう。

 

最後に

コインチェック事件もそうですが、日本での大規模なハッキング被害から返金できている現状に安心される方もいるかもしれません。

しかし、運が良くビットコインが値上がりしたり、急上昇相場のバブル時に大きな利益を挙げられたからこそ返金できたわけで、通常では弁済されることはないと思っていて下さい。

 

暗号資産(仮想通貨)を安全に守るためにチェックすべき5つの項目
最近でもトルコで仮想通貨(暗号資産)のハッキング被害があったりと未だに盗まれる事件が世界中で起こっています。 油断するとあなたも盗まれる危険性は否めません。 そこで、本日はあなたの暗号資産を安全に守るための5つのチェック項目を記事にしま...

先人の方々が口を酸っぱくして「取引所には大きな額の仮想通貨を置いておかない」ということは述べられています。

 

今はコインチェック事件から半年ほどしか経っていないのと、相場が落ち込んでいますので警戒が強まっていると思いますが、また相場が良くなると気が緩んでくるかもしれません。

自分の仮想通貨は自分で守りましょう!

コメント