かにたまです。
本日はビットコインの採掘(マイニング)について。
採掘(マイニング)とは何か?どんな仕事をしているのか?採掘の仕組み、報酬などについて記事にします。
良かったらご覧下さい。
ビットコインの採掘(マイニング)とは?
採掘とは、ビットコインのシステムで一定時間内に発生した取引を確認し、新たなブロックに記憶してビットコインの報酬を得ることができます。
採掘する人を採掘者(マイナー)と呼びます。
採掘(マイニング)は記帳、採掘者(マイナー)は記帳者、ブロックチェーンは台帳といえます。
かにたま「ふむふむ。マイニングは、ブロックチェーンに記載をする記録係のようなお仕事なんですね。」
採掘者の仕事とは?
採掘者(マイナー)の主な仕事は、取引の確認とデータ処理です。
記録係のような仕事ですが、実際に働くのはパソコンで、特定の演算処理を自動で実行してくれます。採掘(マイニング)ソフトを入れて、パソコンの電源をつけておけば勝手にマイニングしてくれます。
人間はパソコンをつけて電力を供給し、ネットワーク接続を保証するだけでOKです。

どうして採掘者が進んで採掘をするの?
ビットコインの記帳権の採掘は分散型(集中型の反対の意味)、つまり、全ての採掘者に記帳権があります。
誰でも参加できますが、この記帳権は競争で、得られるのはたった1人です。この勝者はシステムから新たに生み出されたビットコインを得ることができます。
ビットコインは売ってお金にすることができますので、みんなで記帳権を争って、進んで採掘(マイニング)を行なっています。
これは、クイズで1番最初に正解した人がご褒美で賞金がもらえるようなものです。
記帳する権利を争い、新しいビットコインを得られる権利を持てることが採掘者の増加、競争力を上げています。
採掘の報酬は、約4年に1度減少
なお、ビットコインの生みの親であるサトシナカモトは、以前は、1つのブロックが採掘できると50BTCの報酬を与えるように設計していました。
このブロックというものを1番最初に掘ると報酬がもらえます。
2018年は、1ブロックを採掘すると12.5BTCの報酬が得られます。
4年に1度ビットコインの発行量が半分になることを半減期と呼びます。
現在、ビットコインは2018年までに半減期が3回起こり、1ブロックあたりの報酬が
2009年 ⇒ 50BTC
2012年 ⇒ 25BTC
2016年 ⇒ 12.5BTC
・・・・
と約4年に1度半減しています。
2020年になると、12.5BTCの半分の6.25BTCになります。
これが約4年毎に細分化できなくなるまで続くように設計されています。
↑ビットコインの総発行枚数の推移の表です。後になればなるほど、新しいビットコインは増えづらくなります。
現在の2018年段階では、既に1700万枚以上が発行されており、2045年には99.95%の発行が終わります。そして、2140年にはビットコインは完全に細分化できなくなり、ここでビットコインの発行は終わります。

どうして半減期が起こるのかと言いますと、急激なインフレを防ぐためです。詳細は、上記事をご覧ください。
かにたま「4年に採掘の報酬、つまり、もらえるビットコインの枚数が減ってもビットコインの価値が上がり続けています。よって、価値を上げたビットコインが欲しいがために採掘者はビットコインを採掘したがっています。」
ジハンさん「ビットコインの総発行枚数は約2100万枚です。金と同じように上限が決まっていますので、ビットコインはデジタルゴールドとも呼ばれ、新たなビットコインを生産することから採掘と呼ばれています。」
本日のまとめ
採掘とは、ビットコインのシステムで一定時間内に発生した取引を確認し、新たなブロックに記憶する記録係のようなことを行ないます。
この採掘する人を採掘者(マイナー)と呼びます。
採掘(マイニング)は記帳、採掘者(マイナー)は記帳者、ブロックチェーンは台帳に例えられ、採掘者の仕事はブロックチェーンに記帳をする記録係と言ったところです。
クイズに1番最初に正解した人に報酬がもらえるように、1番最初にブロックを採掘した採掘者は新しいビットコインが報酬としてもらえます。
採掘できるビットコインは約4年に1度、半分に減る「半減期」が起こるように設定されています。しかし、ビットコインは年々価値を上げているために採掘者したい人が多く、今でも採掘の記帳権を争っています。
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