知らないと損をする!仮想通貨のmaker、taker手数料の違い

Maker、Taker手数料知識・用語集
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かにたまです。

本日は、仮想通貨のMakerとTaker手数料とは何か?その違いについて記事にします。

仮想通貨取引において知っていると得をし、知らないと損をすることもあります。

良かったらご覧ください。

 

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Maker手数料、Taker手数料とは?

そもそもMaker手数料、Taker手数料とは何なのでしょうか?

 

用語説明としてzaifでは次のような記載があります。

maker手数料: 板に注文を並べる際の手数料。

taker手数料: 並んだ注文を消費する際の手数料。

現在のZaifではmaker 0%、taker 0.1%となります。(BTC/JPY除く。記事作成段階のもの)

 

上記の説明がありましたが、これは一体どういうことでしょうか?

 

これを別の言葉で言いかえると以下になります。

maker手数料・・・指値注文で取引が成立した際にかかる手数料

taker手数料・・・成行注文で取引が成立した際にかかる手数料

 

用語だけとわかりにくいので、例を出して説明していきます。

売買注文板

上のチャートを例に出して見ましょう。

赤が買い板、緑が売り板になります。

 

22.19円代が現在価格になっており、23円で買い注文を入れればすぐに購入することができます。

この時、かかる手数料はTaker手数料で0.1%かかります。

 

しかし、例えば、22円で買いたい場合は、現在の価格が22.19円であるために22.0円で売りたい人が現れるのを待たなければなりません。

このように現在価格よりも安い価格で購入できた場合、もしくは、現在価格よりも高い価格で売却できた場合にかかる手数料をMaker手数料と呼びます。

 

すぐに購入、売却ができるため、そのぶんの手数料としてTaker手数料が高い場合が多いです。

Taker手数料 ≧ Maker手数料が一般的です。

 

Maker手数料とTaker手数料、どちらが良い?

Maker手数料とTaker手数料がどちらが良いか?

これは一概にどちらが良いとは言い切れません。

 

たしかに手数料の安さだけ見ると、maker手数料が安くて良いです。

しかし、maker手数料は板に並べて注文する必要がありますから、指定した価格にすぐに達して取引が成立するとは限りません。

最悪、一生、取引が成立しない可能性があります。

 

成行注文が成立した際にかかるtaker手数料は、すぐに売買できるメリットがある反面、基本的にmaker手数料よりも高く、成行であることから想定外の高い価格で買い注文が成立したり、低い価格で売り注文が成立する可能性もあります。

 

指値注文、成行注文のどちらかを選ぶとすると・・・

あえて指値でmaker手数料、成行でtaker手数料のどちらが良いかというと、個人的な意見では「成行注文」でtaker手数料を支払う方が良いですね。

確かに手数料がかかるものの、zaifくらいの手数料であれば安く済むことが多いです。

 

というのは、仮想通貨は値動きが激しく、すぐには自分が注文を出した指値注文が成立しないことがあるからです。

タイミングが悪いと数か月、数年と取引が成立せずに機会損失になってしまいます。

 

ただし、仮想通貨取引所は市場規模の大きさからもわかるように株式に比べると板が薄く、成行で一気に購入、売却すると想像以上高い価格で買い注文が成立してしまったり、低い価格で売り注文が成立してしまうこともあるでしょう。

注意は必要です。

 

 

まとめ

maker手数料・・・指値注文が成立した際にかかる手数料。安く済むが、板に並べるので売り手、買い手がいなければ取引が永久に成立しない可能性がある。

taker手数料・・・成行注文が成立した際にかかる手数料。すぐに売買成立するために基本的にmaker手数料よりも高くなるが、すぐに売買が成立する。

ただし、成行注文は、注文さえ出せばすぐに買ったり売ったりできる半面、想定外の高い株価で買い注文が成立してしまったり、低い株価で売り注文が成立してしまうこともあります。

 

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