かにたまです。
2019年度の仮想通貨Liskの半減期(ブロック報酬減)が近づいています。
2019年8月13日現在、あと2ヶ月ほどに迫っています。
2019年8月、ライトコイン(Litecoin)の半減期があり、今年の価格は大きく上昇しました。
よって、2019年のLiskの時期も気になっている方はいるでしょう。
そこで、本日はきたるLiskの半減期(ブロック報酬減)の時期、その影響について記事にしたいと思います。
良かったらご覧下さい。
2019年度のLiskの半減期(ブロック報酬減)について

アルトコインの1つであるLiskの半減期(ブロック報酬減)が近づいています。
リスクの半減期は、ビットコインのように報酬が半分ずつではなく、1LISKずつ減っていくことから「ブロック報酬減」と言われています。
どれくらい報酬減となるの?
今回の2019年は、新しくもらえるLISKが3LISKから2LISKに減少します。
報酬減の時期と、どれくらい減るのか記載すると、以下のようになります。
2年目2018年 4→3LISK(報酬25%減)
3年目2019年 3→2LISK(報酬33.3%減)
4年目2020年 2→1LISK(報酬50%減)
5年目以降2021年~ 1LISK固定(変化無し)
2019年のLiskのブロック報酬減は、3回目。
3→2Lisk(報酬33%減)に減少します。
時期は2019年のいつごろ?
↑カウントダウンタイマーにておおよその日時が確認「こちら」できます。
記事作成段階での報酬減の時期は2019年10月15日ごろです。
2019年の報酬減ブロックは?
「ごろ」と書いたのは、ブロック生成スピードによって時期がずれるからです。
正確には、Liskの報酬減は「ブロック高10,451,520」から行われます。
Liskは、300万ブロックが生成されると報酬が半減されるよう設計されています。
Liskは1ブロックが約10秒で生成されますから、約3,000万秒=1年弱でブロック報酬減が起こっているというわけです。(1年=3153.6万秒)
Liskの最新ブロック高は「こちら」から確認ができます。
上画像の赤枠のHeigthの部分が現在の最新ブロックですね。
Heightが10,451,520に達すれば、2019年のブロック報酬減が行われます。
LISKの今後のブロック報酬減の予定
LISKのブロック報酬減の推移は以下のように予定されています。
「およそ1年に1回、2020年までLISKのブロック報酬減が起こる」と覚えておくと良いと思います。
2020年に1LISKに減少してからは、ブロック報酬に変化がなくなる予定です。
2年目2018年 4→3LISK(報酬75%)
3年目2019年 3→2LISK(報酬66%)
4年目2020年 2→1LISK(報酬50%)
5年目以降2021年5月24日~ 1LISK(報酬100%・変化無し)
来年、再来年は大きくブロック報酬が下がるのでより影響が強くなるでしょう。
※採掘スピードによって時期がずれる事があるのはご理解下さい。
公式ページにも報酬と報酬減のブロック高について記載されています!
報酬は、最初の報酬ブロックから3,000,000ブロックごとに減少しているとも記載されていますね。
過去のリスクの報酬減の時期の価格はどうだった?
過去のLiskの半減期(ブロック報酬減)の時期の価格データを記載します。
2017年
前回は2017年11月18日頃にブロック報酬減が行われました。
5LISK→4LISKの報酬減になりました。
2017年は、半減期の時期には対BTC建で落ちる典型的な半減期パターンを形成しました。
ブロック報酬減当日から対BTC建で大きく調整が入ったものの、その後は再び勢いを取り戻しました。
円建では、1LISK4000円ほどまで上昇しました。
もっとも、2017年度はイケイケ相場で、特にこの時期(2017年10月~12月)は多くの仮想通貨が大きく伸びたバブル時期でもありました。
2018年
前回は2018年11月1日頃にブロック報酬減が行われました。
4LISK→3LISKの報酬減となりました。
上画像の赤い矢印の部分が報酬減の時期です。
2018年は下落相場であったこともあり、報酬減の大きな影響は見られませんでした。
Liskの半減期(ブロック報酬減)の影響は小さい。理由は・・・
データで見てみると、このようにLiskの半減期(ブロック報酬減)の影響はそれほど見られません。
むしろ、その時のビットコインの相場に大きく影響されているという印象ですよね。
その理由を3つほど記載していきます。
もともと安価に作成できるため

LiskはDPoS(Delegated Proof of Stake)というPoSのアルゴリズムを採用しています。
つまり、ビットコインやライトコインのように高い電気代をかけて作成されるPoWではなく、もともと安価に作成できるPoSのアルゴリズムで作成されているため、報酬減の影響力はPoWの仮想通貨に比べると小さいものになっています。
報酬減の割合が低い
ビットコインとライトコインの半減期の報酬減の割合は50%です。
しかし、2019年のLiskは3→2Liskに報酬が下がるので、約33.3%の報酬減となり、ビットコインやライトコインに比べて報酬減少の割合が小さいです。
よって、影響力は小さいものになっています。
ビットコインの半減期が2020年5月頃にあるため
ライトコインですら2019年大きく伸びたことから、現在の仮想通貨の基軸通貨でもあるビットコインの影響は計り知れません。
2019年のドミナンスの推移からもわかるように現在はビットコインが強く、Lisk含め、アルトコインは全体的に弱いです。

とはいえ、伸びしろはあるLisk

Liskは、まだ新しい仮想通貨であり、時価総額は小さいです。
記事作成段階でリスクのマーケットキャップ(時価総額)は158,5億円ほど。
ビットコインは2.1兆円を超え、ライトコインですら時価総額が5749億円とその差は歴然です。
ただ、Liskはまだまだ小さく新しい仮想通貨のため、2018年1月ビットフライヤーに上場した際も急騰したようにこれからの浸透次第では大きく伸びる可能性はあります。
今年の2019年は、上記の理由もあり、恐らく、ブロック報酬減のそれほどないでしょう。
しかし、2020年の9月か10月頃にLiskは再び報酬減が起こります。
しかも最も大きな半分となります。
そして、最後の報酬減ということで意識されてくるかと思われます。
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