かにたまです。
最近から「資産運用」のジャンルを始め学び始めていますが、誰から学ぶということは非常に重要です。
そこで、本日は現在のNo1と言われている資産運用アドバイザーから学んだことを書いていきます。
良かったらご覧ください。
現在の資産運用No1は?
現在の資産運用でNo’1と言われているのは、オークス・グループに所属しているセス・ヘイという方です。
彼は、3年連続で「次の世代を代表する資産運用アドバイザー」としてフォーブス誌(米国)が選ばれており、今年の2019年に第1位に輝いています。
これから資産運用を始めるミレニアム世代にとって現状のNo’1ともいえる彼からその考え方を学ぶことは有効です。
※ミレニアム世代とは、一般的に1981〜1996年頃に生まれた人を指します。
No’1資産運用アドバイザーからのアドバイスについて
セス・ヘイさんが私達ミレニアム世代に対して行った5つのアドバイスを記載し、思うことを書いていきます。
なお、参考元のBusiness Insiderの日本語の文章は「ミレニアル世代のNo.1資産運用アドバイザーが若手投資家に教える5つのコツ」です。
身分相応の生活
彼は身分相応の生活をするべきだとアドバイスしています。
若いうちに生活コストを適切な範囲に収めようとする習慣を身につけるべき。良すぎるものに慣れてしまうと、そこまで良くないものに戻るのが難しくなりますから
これは本当に不思議な事なのですが、1度、生活レベルを上げてしまうとなかなか元に戻ることは難しいということは良く耳にすると思います。
バフェットのスノーボールにも書かれていますが、若いうちのお金は重要です。
なぜなら、年数を重ねれば重ねるほど複利の効果が大きくなるからです。
この複利効果は「資産運用を始めるには、いくらからが良い? 複利の効果を知ろう!」で書いたとおりになります。
資産運用は年数を重ねれば重ねるほど大きな効果になります。
投資をゲームへ
毎年新しい目標をつくり、それを達成して、さらにそれを超えていく……という習慣を、面倒だと思わずに楽しむ努力をする。
貯金や投資というプロセスに焦点をあてるべきだと主張する。
プロセスに焦点をあてるのは、投資は安定したものではなく、変動し、暴落や急騰はあるものの長い目でみればプラスになります。
「日本の所得格差が世界ワースト8、貧富の差も拡大。貧困を抜け出すには?」でR(資本収益率)>G(経済成長率)で述べた通り、今の資本社会では働いて得られるお金より、働かない株主の方が資産が増える割合が大きいのです。
とはいえ、波があるので、これをゲームだと思うのは考え方の1つでしょう。
優先順位を決め、計画する
ヘイ氏は優先順位を決めて計画することのアドバイスもしています。
彼は以下のように述べています。
金銭的な視点からだけでなく、プライベートやキャリアの観点からも、自分の人生にとって何が最も大切なのかを見きわめるようアドバイスしている。
何が必要なのかがわかっていないと、得るための計画を立てることはできない
確かに何のために資産運用をして金銭を増やしていくのかわかっていないと、その計画を立てることは難しいです。
彼は、以下の目的のアドバイスとして次のように述べています。
・家を買うための貯金に対して
⇒ 不動産担保ローンを活用したレバレッジを効かせることで、大きなリターンをあげられる
レバレッジを効かせた不動産担保ローンについては行政書士の棚田 健大郎さんの「住宅用ローンのメリット・・・レバレッジ効果と節税」の記事がわかりやすかったです。
・退職後の計画について
⇒年数の経過で複利的にリターンが増加していくために早く貯金を始める
収入は仕事を退職し、老後2000万円問題など不安な方もいるでしょう。しかし、年数を重ねた複利の力で老後2000万円問題もなんのそのです。
資産配分や銘柄選択にはこだわらない
資産配分や個別株の選択にこだわりすぎないことです。それより大事なのは、キャリアの早い段階から毎年投資に回す資金を用意できるようにすること、あるいは一定の間隔で一定の金額を継続的に投資するドルコスト平均法を実践すること。そうすれば、一般的な市場リスクは避けられます
複利効果を最大限に利用すべくとにかく早く始める、もしくはドルコスト平均法で定期購入を推奨されています。
ドルコスト平均法は、急騰でも暴落でも定期的に購入を続ける手法の1つです。

ドルコスト平均法は非常に優秀な購入方法で、変動が激しいビットコインですら、どこで購入してもプラスになっているという結果が出ています。
市場の急落をあまり心配しない
市場の急落時や景気後退などの心配はせず、むしろ喜ぶべきとアドバイスしています。
彼は次のように述べています。
株価の急騰や急落後の一時的な反発、下げ相場や景気後退を喜ぶように言っています。なぜなら、そうしたときにこそ大きなお金が生まれるからです。特に、キャリアがごく浅いうちに投資を始めれば、組んだポートフォリオへの投資を2倍、3倍に増やすとか、株安の間により多くの株を買うとか、多くの機会を得られるでしょう
彼は経験が浅いうちから失敗する方が後から大きなリターンが得られると述べています。
米国の暴落というと2008年のリーマンショック等が有名ですが、あれからたった10年ちょいで今や当時の株価の倍以上になっています。
リーマンショックの暴落時のみを切り取ると大きなマイナスでヤバい感じはあります。
しかし、長い目で見ると、例え、リーマンショックのピークで購入していたとしてもプラスになっつているわけです。
本日のまとめ
資産運用No’1のセス・ヘイさんの金言
・若いうちに生活コストを適切な範囲に収める習慣を
・銘柄などを深く考えこまず、できるだけ早い時期から始める。(複利効果+経験値が得られる)
・相場には波があるため、ゲーム感覚で下がっても慌てない。むしろ喜ぶ。
・ドルコスト平均法が有効
・何が大切なのか優先順位を決めて計画する
「愚者は経験から学び、賢者は歴史から学ぶ。」
この言葉は有名ですが、正直な所、1度も失敗したことがない人間はいないでしょう。
この言葉を言った方も失敗してるはずです。

最強のAIは、最も失敗を重ねた経験から独学で学ぶAIです。
とはいえ、AIのように数々の失敗の経験をAIのスピードで学ぶことはできませんから、より詳しい人から学んだり歴史から人の失敗を学ぶというのは正しいと思います。
しかし、その学ぶことも、まずは経験して痛みを伴わないと学ばない可能性が高いです。
例えば、自分や身内、好きな有名人等が普段聞いたことがないような重い病気にかかって、その人は初めてその病気の歴史や知識について学ぶのです。
だからこそ、「失敗は成功のもと」という言葉があったり、シスさんも「経験が浅いうちから失敗する方が後から大きなリターンが得られる」とも言われたのでしょう。
「まずは始めてみる」この第一歩を踏み出せるかが資産運用の鍵になります。
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