かにたまです。
先日、日本初の仮想通貨であるモナコイン(MONA)が、コインチェックに上場することが発表されました。
これを受けモナコインは倍以上に高騰(昨日2019年5月31日時点)を見せています。
下位アルトは日本の取引所に上場が決定することで、急騰することがあります。
そこで、今後、日本の仮想通貨取引所で上場もありそうな銘柄、なさそうな銘柄についても記事にしてみました。
良かったらご覧ください。
モナコイン、コインチェック上場へ
【Monacoinの取扱い開始に関するお知らせ】
コインチェック株式会社は、新たにMonacoin(MONA)の取扱いを開始することをお知らせいたします。 https://t.co/jKhy7ZnVv7— Coincheck(コインチェック) (@coincheckjp) May 31, 2019
昨日、関東財務局第00014号として金融庁に認可されている仮想通貨取引所コインチェックにおいて、モナコインの取り扱いが開始されるとの告知がありました。
取扱開始時期は、2019年6月上旬予定でCoincheck(WEB/アプリ)における送金・受取・購入・売却や、貸仮想通貨(WEB)にも対応するとの事です。

個人的には、貸仮想通貨にも対応するとことでモナを貸して増やすことも可能になったことは良かったのではないかと思います。

コインチェックは仮想通貨流出事件などがあり、みなし業として認可されずにいました。
しかし、2019年1月11日に資金決済に関する法律に基づく仮想通貨交
モナコイン、急騰!4倍以上へ
記事作成段階(昨日の2019年5月31日・ZaifチャートMONA/JPY)で1MONA=270円ほどを推移。
コインチェックの上場を受け、1MONAあたり75円のモナコインはわずか1日で一時的に360円を突破し、4倍以上に急騰しました。
アルトコインの日本の取引所への上場の影響は大きいが・・・
今回のモナコインだけではなく、日本の取引所に時価総額が低めのアルトコインが上場すると、価格が跳ね上がります。
【リスク(LISK)取扱い開始のお知らせ】アルトコイン販売所にて「リスク(LISK)」の取扱いを開始いたしました。PC より bitFlyer にログイン後「アルトコイン販売所」から「リスク」のタブをクリックしてお取引いただけます。https://t.co/5O5iTtrJuJ pic.twitter.com/h6lNrGD4Zj
— bitFlyer(ビットフライヤー) (@bitFlyer) January 31, 2018
過去のアルトコイン急騰の代表的な過去の例としては、2018年1月31日にBitFlyerへ上場したLisk(リスク)が良い例でしょう。

発表後、わずか1時間もたたずに2400円→3300円に急騰しました。
が、その後のチャートを見るとわかりますが、上場前より下がっています。
この時は丁度、ビットコインが暴落し始めた時期でもありました。
このようにビットコインの相場が悪いと一気に落ちますから、現状での跳ね上がった状態での購入はあまり推奨できませんね。
もっとも急落後に更に高値を更新し続ける時もあります。
気づいたら、モナコインがbitFlyer上場で乱痴気騒ぎした10/14の高値を超えて800円台。どうせなら、このまま本家LTCの価格まで目指して欲しい。難点は気軽にモナゲ出来なくなる辺りか… pic.twitter.com/A16j2PHYyD
— 単眼愛(モノアイ) (@mono_i_love) November 28, 2017
そして、モナコインがビットフライヤーに上場した時も急上昇しました。
この時は相場が良かった時代ということもあり、急騰→急落から再び最高値を更新して上がり続けました。
日本の取引所に上場する可能性がある通貨は?
このように日本の取引所に上場といっても、一時的に上昇するだけという効果であることを知ることができます。
しかし、上場が決まると跳ね上がる可能性があるのも事実です。
そこで、日本に上場する可能性のある仮想通貨を記載します。
▼上場の可能性がある仮想通貨の種類
・米国取引所で上場している通貨
・日本の取引所で上場している通貨
・国産通貨
米国で上場している通貨
現在の政治状況を見ればわかるように、日本は同盟国である米国と足並みを揃える傾向があります。
よって、米国のコインベースなど取引所で上場している通貨は可能性があると思っています。
最近、EOSやMaker等がコインベースに上場しましたので、これらは可能性があると思います。


もっとも時価総額は既にどちらも高いです。
上場してもバブル期でなければ、それほど伸びないかもしれません。
日本の他の取引所で既に上場している通貨
日本の取引所のどこかで既に上場している仮想通貨は、今回のモナコインのように上場しやすいかと思われます。
モナコインはビットバンクやZaifとBitFlyerなどでも既に取引可能です。
ビットフライヤーのCEOである加納裕三さんがFactomをフォローしていました。

今後、Factomがビットフライヤーに上場する日がくると予想しています。
※あくまでも個人の予想です。
国産通貨

ただ、国産通貨に関しては、草コインレベルでも認められる可能性があります。特にいざという時に国の管理下にある企業系のトークン等など国産通貨は認められる可能性があると思いますね。

時価総額の低いQASHやZaifトークンなどが良い例です。
何かあったらその企業を調べれば良いですからね。
日本の取引所に上場が難しい仮想通貨
最後に現状では可能性が薄い通貨を挙げます。
以下に挙げる仮想通貨は、状況が変わらない限りは上場することは難しいと思います。
▼上場の可能性が低い仮想通貨の種類
・匿名通貨
・ギャンブル要素のある通貨
・時価総額が低すぎる草コイン等(新通貨)
・中国系通貨
匿名通貨、ギャンブルで利用される通貨
【廃止対象通貨の出金・売却のお願い】
2018年5月18日にお知らせをしております通り、Coincheckにおいて一部仮想通貨の取り扱いが廃止となります。
廃止日:2018年6月18日
廃止対象通貨:XMR、REP、DASH、ZEChttps://t.co/HcVZdtkFdb— Coincheck(コインチェック) (@coincheckjp) June 5, 2018
匿名やギャンブルなどの仮想通貨はコインチェックの上場廃止銘柄からもわかります。




匿名通貨:Zcash、Dash、Monero
ギャンブル系通貨:Augur
現在の状況では、匿名通貨はマネロン、ギャンブル通貨は依存症などの様々な問題を引き起こす可能性があるものとして認められないかと思われます。


時価総額が高いADA(カルダノ)などが日本で上場できないのも、オンラインカジノで平等にギャンブル(賭け事)を楽しむことができる目的としてつくられている事もあると思います。
ただ、仮想通貨へ匿名性が一般的になってきたり、カジノが日本で認められれば(現在、判断延期中)上場する可能性はあると思います。
中国系通貨


トロン(TRON)やネオ(NEO)などの中国系コインも未だに日本の取引所では上場していません。
これら中国系の通貨の上場が難しいのは、政治的な問題もあるかと思われます。

ファーウェイなどもそうですが、日本は同盟国である米国と足並みを揃える傾向にあります。
よって中国系がモロ出ている仮想通貨の上場は難しいかと思われます。
中国と米国は覇権を争っており、現在、ご存知の通り貿易戦争が起こるほど仲が悪いです。
新通貨や草コイン

また、分岐コインが配布されないように、日本は基本的に新しいものに抵抗があります。
詐欺も多いことから、新しすぎる通貨はそこそこの規模にならなければ上場は難しいでしょう。

時価総額が低すぎる草コインの上場が難しいのは、今の国内での上場状況を見れば明らかだと思います。
信頼の低い通貨は価値の低い通貨であって、低すぎるままであれば、仮に国産通貨でも上場は難しいでしょう。
最後に
日本の仮想通貨取引所でアルトコインが上場すると一時的に価格は大きく上昇はします。
しかし、「上場はゴールではない」という認識が重要です。

上場もあれば、その反対の上場廃止もあります。
そして、結局、ビットフライヤーのLiskやMonaの上場で上がった通貨もバブルの崩壊で上場前の価格以下に落ちました。
価値は、相場の流れには抗(あらが)えません。
取引所の上場はあくまでも一時的なイベントとして捉えてください。
コメント