日本は先進7カ国(G7/フランス、アメリカ、イギリス、ドイツ、日本、イタリア、カナダ)に入っているほど世界的には豊かな国です。
しかし、その日本では幸福度が低く、人々がお金について不安や恐怖心が生まれており、年々貯蓄額が増加しています。
本日は、お金が増えてもどうして幸せにならないのか?
このテーマを記事にしていきたいと思います。
経済的に豊かな国でも幸福度が低い日本
日本はG7に入るほど先進国として豊かな国ですが、幸福度は低く、2018年世界幸福度ランキングでは日本は54位と低迷、G7の中では最下位という結果となっています。
日本の平均の貯蓄額
日本の平均貯蓄額は毎年5月に「家計調査」などの名目で統計情報が総務庁よりウェブサイトにて発表されます。
2018年の平均貯蓄額 は、2人以上世帯は1151万円、1人暮らし(単身)世帯は744万円という貯蓄額となりました。
波はあるものの貯蓄額は年々増加傾向にあります。

そもそも日本では紙幣が毎年大量に刷られているので貯蓄額が増えるのは当たり前かもしれませんが、上記事でも記載したように現在の日本は格差が広がっており、富裕層が貯蓄額を引きあげているとも言われています。
お金に対して不安になる5つの理由
人は未来を100%いい当てられない
もし、バック・トゥ・ザ・フューチャーのように未来の結果が見れる競馬の結果本などがあれば、その本の通りに買えば当たるのでお金に対して不安になることはないでしょうが、人間は予想を100%当てることは不可能です。
よって、今の生活が順風満帆だったり、世界的に豊かな国にいても、予測できない未来に不安を感じてしまうのです。
富裕層は少数派、お金に対するイメージが悪い
日本で増えてきたとはいえ富裕層は少数派です。
少数派であるために、多くの方は、お金持ちは汚い、汚いことをしないと稼げないなどのようにお金に対して悪いイメージを持っています。
実際、世界の富の半分をたった1%の人たちが得ている世界です。そのような世の中では、富裕層を理解することは難しいでしょう。
そして、「富裕層」=「悪」から「お金」=「悪」という考えがこびりついてしまい、金銭面で他人には相談しにくい風潮があることは感じています。
ただ、日本では富裕層も増えてきたので理解を示す方は多少は増えてきているイメージがあります。
お金に対する知識がない
お金に対する教育は学校では学ぶことができません。実際、子供の頃、お金に対して学んだ方は少ないと思います。
よって、お金を増やす知識がないので、社会に出てお金を稼ぐことになっても、うまくいく人は少なく、お金を得ることに時間がかかるわけです。
投資の神様であるウォーレンバフェットさんは子供の頃からビジネスをしていましたし、マイクロソフトのビルゲイツさんは高校時代には授業を休んで発電所でプログラミングの仕事をしてお金を稼いでいました。
お金がどれくらい必要なのか把握していない
この記事を見てる方で、あなたがどれくらいのお金を必要としてるのか?
これを具体的に言える方はほぼいないと思います。
自分がどれだけのお金を必要としてるか具体的にわからない。
そうであれば、稼いでいても心は休まりません。
ゴールのわからないマラソンと同じで、先のわからないコースを走り続けていれば不安に思うのは当たり前です。ゴール地点が具体的にわかれば、ペース調整や普段のトレーニング量などあなたの力に応じて対策をたてることができます。
あなたはこれからの人生でいくらのお金が必要ですか?
他人と比較しすぎる
インターネットが発達して、今までは知ることができなかった様々な情報がリアルタイムで検索し、見られるようになってきました。
インターネットは価値観をかえたり、世の中の輪を広げてくれてる一方で、断片といいますか、良し悪しの一部分しか見られないという欠点もあると感じています。
よって、異様に偏ってしまい攻撃的になってしまうのもわかる気がします。
それゆえに僕はSNSというものをアカウントを持ってつかっていないのですが、豊かすぎる人の断片的なもの等と自分を比べてしまうために、あなたが今ある幸せを感じられないのかもしれないと感じています。
インターネットが発達している韓国なども幸福度は低いですね。
最後に
将来、日本の人口が減少し、様々な問題が考えられているものの、将来100%本当にそうなるかはその時がこないとわかりません。
僕は人口が減ってもAIや機械をつかって労働力を確保すれば良いですし、人が減れば逆に1人1人が尊重される世界がくると思っています。
どうにかなりそうですから必要以上に不安に思う必要もないと感じています。
平均寿命が伸びた人生100年時代。
どのような世代の方もお金について学ぶことは有益だと感じています。
僕などは大したことはありませんが、学び始めると日常生活から変わってくるのは感じています。
収入をあげるだけではなく支出を減らす、例えば、固定費を見直すだけでも相当かわりますね。例えば、スマホの使用量を考えて格安SIM(シム)に変更するとか、ネット支払いにするとポイント還元や手数料でだいぶ得をするとか、普段の生活からもお金について学ぶ事は多々あります。
日本全体で今ある幸せを感じ、お金の知識を得ることで幸福度は増大すると感じています。
コメント