かにたまです。
本日は「アルトコイン」と呼ばれている仮想通貨について記事にします。
アルトコインとは何か?ビットコインとの違い、そのリスクや魅力などを記載します。
アルトコインとは?
アルトコインとは、Alternative Coinの略のことで「代替のコイン」という意味があります。「オルトコイン」とも呼ばれています。
多くの通貨がビットコインに似ており、何かしらの目的があり、つくられたものです。
ビットコインとの違い
アルトコインは、ビットコイン以外の仮想通貨の事を指します。
すなわち、アルトコインは1種類だけの仮想通貨を指すのではなく、ビットコイン以外の仮想通貨の総称を意味します。
アルトコインの種類
ではアルトコインはどれくらい存在しているのでしょうか?
現在、CoinMarketCapでは約2000種類ほどのアルトコインの存在が確認できます。
更にここに存在が記載されていないものを入れると、更に多くのアルトコインが存在します。そして、今後もますます増えていくでしょう。
代表的なアルトコイン
All Cryptocurrencies | CoinMarketCap
・リップル(Ripple)
・ビットコインキャッシュ(Bitcoin Cash)
・ライトコイン(Litecoin)
・モナコイン(MonaCoin)
代表的なアルトコインとして上記の通貨があります。




アルトコインは全銘柄が急騰する可能性がある
アルトコインはビットコインに比べると時価総額が低いです。
よって、資金が入ると急上昇する傾向があります。
https://bitbank.cc/app/trade/xrp_jpy
例えば、数日前に時価総額3位のRippleが3日で2.5倍になることがありました。
仮想通貨全体で時価総額3位の通貨でもアルトコインではこのような事が起こります。
アルトコインのリスク
一方、アルトコインはリスクも高いです。
今年、ピークから90%以上の暴落したアルトコインは大半でした。
ちなみに
☆ 2位イーサリアム(Ethereum)
195282円 → 18500円(約90%下落)
★3位のリップル(Ripple)
401円 → 27.9円(約93%下落)
アルトコインの中では1,2を争う時価総額を誇るアルトコインもピークから90%以上落ちています。
これは多くの破産者を生み出したリーマンショック等の下落以上の下げ幅です。
これくらいアルトコインは不安定という状況です。
アルトコイン中には99.9%下落した通貨もありました。
すなわち、購入する時期が悪いと大きな含み損を抱えることになります。
アルトコインだけではなく、ビットコインを含めた仮想通貨全体にいえる事なのですが、必要以上に上昇した後で大きく下がる下落が定期的に起こっています。
変動幅によるリスクはご理解ください。
ただし数年の期間で見ると、着実に底上げはしています。
かにたま「アルトコインは爆発的なリターンが見込めます。2017年に億り人になった大半の人はアルトコインで成功しました。」
しかし、時価総額が低いだけに下落トレンドで資金が抜けると落ち方も酷いです。2018年に含み損を抱えた多くの方はアルトコインのみの投資を行っていました。
※アルトコインはビットコイン以上にハイリスク、ハイリターンです。
アルトコインの上昇、下落率が高い理由
アルトコインの下落率が高いのは時価総額が低すぎて変動が激しいからです。
(2018年9月24日時点)
ビットコインの時価総額 ≒ 13兆円
アルトコインの全体時価総額 ≒ 12.34兆円
ゴールドの時価総額 ≒ 815兆円
金の価格 = 4,766円/ g
過去採掘量 = 171, 000 t (= 171,000,000,000 g)
現在、アルトコイン全体の時価総額でもビットコイン1銘柄以下の状況です。
時価総額は小さいほど変動が激しく、大きいほど少なくなります。
例えば、200円に200円を足すと400円で簡単に2倍になりますが、10000円に200円を足しても10200円となり、1.02倍にしかなりません。
逆に200円から100円を引くと50%下落しますが、10000円から100円を引いても1%しか下落しません。
同じ額を加えたり引いても元の価格が違うと変動はこれだけかわります。

アルトコインの魅力
リスクも大きい変わりにリターンも大きいのが魅力です。
中期的に見ると、アルトコインに投資していた方がリターンはとれています。
★2016年5月1日の時価総額
https://coinmarketcap.com/historical/20160501/
1位 ビットコイン ≒ 0.78兆円
2位 イーサリアム ≒ 0.078兆円
3位 リップル ≒ 0.026兆円
★2018年9月24日の時価総額
1位 ビットコイン ≒ 13兆円
2位 イーサリアム ≒2.8兆円
3位 リップル ≒ 2.55兆円
ビットコインの時価総額の伸び=+12.23兆円
ビットコインの価格の伸び=14.94倍
イーサリアムの時価総額の伸び=+2.722兆円
イーサリアムの価格の伸び=27.9倍
リップルの時価総額の伸び=+2.524兆円
リップルの価格の伸び=84.7倍
このように、ここ2年ほどで入ってきている資金こそビットコインが+12.23兆円と断トツなのですが、価格の伸びだけで見ると、イーサリアムやリップルの方が伸びている状況です。
アルトコインはリスクは高いものの、開発が着実に行われて浸透していけば小額の資金でもビットコインより大きく上昇するメリットはあります。
何度も記載していますが、昨年、億り人になった方はアルトコイン所持者が大半でしょう。しかし、資金が抜ければ大きく下がるというデメリットがあります。
最後に
本日、覚えてもらいたいことは、アルトコインはビットコイン以上のハイリスク、ハイリターンです。
リスクがあるからこそ、リターンも大きいと思ってください。
そのリスクが許容できないのであれば、アルトコイン投資は推奨できません。
アルトコインは歴史が浅く、その伸びしろが魅力です。
しかし、その反面、資金が抜けると大きく下落します。
何度もいいますが、リスクが非常に高いことだけはご理解ください。
そして、どのアルトコインも確実に○○倍になることは絶対にありません。
断言できます。
未だに新しいアルトコインの勧誘などがあるようなのですが、基本的に仮想通貨の儲け話の勧誘はおかしいと思って下さい。
なぜなら確実に儲かるのであれば、自分で投資すれば良いだけであって、見ず知らずの他人に漏らすはずがありません。
また、歴史が浅いアルトコイン。
成熟するのにより時間がかかり安定しないと思います。
短期思考でなければ、よく調べてみましょう。
僕は長い目で応援していくことが重要だと思っています。
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