かにたまです。
昨年から注目が高かったTelegram(テレグラム)の仮想通貨Gramがついに一般投資家向けに販売されます。
そして、なんとQUOINE( 仮想通貨交換業登録番号, 関東財務局長第00002号)の取引所である「Liquid」で独占販売が行われるということです。
テレグラムとは?
テレグラムは、世界最大のメッセージングプラットフォームの1つです。
月2億人のアクティブユーザーに到達しており、毎日700億以上のメッセージが送信されています。

テレグラムは仮想通貨のコミュニティツールとして良く利用されていますね。
トークンの販売、エアドロップ、最新情報の伝達などが行われており、プロジェクトの多くはテレグラムを使用しています。
Liquid、Gramトークンを7月10日~独占販売へ

昨年、テレグラムはブロックチェーンに参加し、暗号化通貨とデジタルアプリケーションが構築されるマルチブロックチェーンのProof-of-Stake(POS)システムであるTelegram Open Network(TON)を構築するためにクローズドで大口投資家を集めてトークンセールを行っています。
これまでテレグラムのICOは第1ラウンド、第2ラウンドが行われ、それぞれ8億5000万ドル(約935億円)が調達されています。

テレグラムは第2ランドのICOで8億5000万ドル(約935億円)を調達したと米証券取引委員会(SEC)に報告しています。報告書を見ると、投資家の情報はわかりませんが、90以上の企業が参加していますね。

ICO割れしているプロジェクトも多く、今後はテレグラムのようなクローズドのICOも増えるでしょうね。

参考までにGramの初回ICO価格は0.37ドル、2回目は1.33ドル。今回の一般販売価格は更に上でしょう。
メッセージングアプリケーション、ファイルストレージサービス、分散型アプリケーションのハイブ、支払いサービスなど、ガス料金、投票権、および多くのTONサービスの支払いに使用されるトークンがテレグラムの仮想通貨であるGram(グラム)になります。

GramにはクレジットカードのVisaやマスターカードにとってかわる支払いの手段として利用されることを目指した大きな野望があります。
Gramの発行枚数上限は50億枚あります。
ユーザーの多さもあり、2019年6月18日に具体的な内容が発表されるFacebookの仮想通貨グローバルコインと共に今年、仮想通貨の浸透に非常に期待されているプロジェクトの1つになっています。

第1セールと第2セールの差が3倍もあり、一般投資家は更に高値での購入になることから金持ちが更に金持ちになるためのICOであり、個人的にはGRAMに魅力を感じませんね。
そのテレグラムのGramの一般投資家向けのトークンセールが7月10日の日本時間の17時よりLiquidにて独占的に行われることが発表されました。
Liquidは、QUOINE ( 仮想通貨交換業登録番号, 関東財務局長第00002号)が運営するBitcoin(ビットコイン/BTC)やQASHトークン(キャッシュ/
日本やシンガポール等にオフィスをかまえており、日本円以外にも米ドル、ユーロ、オーストラリアドル、香港ドルなど多数の法定通貨で取引することができる国際的な仮想通貨取引所です。
テレグラムのGramは日本から購入できるの?
Gramは口座開設をして入金をし、7月10日の日本時間の17時からLiquidのGram販売ページにて購入することができます。
しかし、対応通貨は米ドル等で日本国内から参加することはできません。
※米ドル対象ですが、米国やカナダからも購入できないようですw

ご存知の通り、コインチェック巨額流出事件以降、日本ではICOや新しい仮想通貨に対して非常に厳しくなっており、国内で購入することは難しくなっています。
残念ながら取引所に上場してから購入するしかなさそうです。

日本で購入できないクローズドのプロジェクトを良いことに「あなただけに販売しますよ」というような詐欺が起こりがちです。トークンが配布されなかったり、高値で売りつけられる可能性が高いため、くれぐれもご注意ください。無視推奨です。

QUOINE、ビットコイン出来高が国内1位へ

他の取引所の不祥事もあってか、いつの間にかQUOINEのLiquidが国内取引所の中でビットコイン出来高が1位になっていました。(2019年6月13日)
現時点でビットコインの出来高は、2位のBFとの出来高の差が3倍くらいありますね。
サーバーが安定してるのとスプレッドの狭さがbitbankに次いで2位という点も支持されている要因かと思われます。
QASHトークン急上昇
#Liquid の #QASH が吹き上がっている。テレグラムの通貨 #Gram を独占販売するらしい。これを材料に上昇している。ちなみ日本人は #Gram を購入できないみたいだが。 pic.twitter.com/rzxcvF0gCi
— マハーカーラ|Bitcoin (@qqqqchan) June 11, 2019
この発表後、QUOINEのQASHトークンは、急騰。
約25%ほど上昇しました。
QASHトークンのチャート詳細は「こちら」
とはいえ、バブルのピーク価格の1/10も回復していない状態です。
またQASHのICO価格は約27円。
現在は16円ほどですから、未だにICO価格を割っている形になります。

現在の国内取引所トークンは、ZaifのZaifトークンとQUOINEのLiquidのQASHトークン、フィスコのトークンであるFSCCくらいでしょうか。
しかし、価格にもあらわれているように上場できているメリットを生かせていないのが現状です。

次々と新しい試みを行い、価値を上げているバイナンスのBNBのように何かしらの用途を増やしていかないと今後も厳しいかと思われます。
今後も今回のテレグラムのようなサプライズが続いて欲しいものです。
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