かにたまです。
2019年のゴールデンウィーク(GW)が近づいています。
今年は5月1日に新天皇即位で祝日となり、最大で10連休という長いものになっています。
この間、世間的には休日ですが、相場は24時間動き続けています。
そこで、仮想通貨市場におけるGW中に注意しておきたいことや、GW前後のビットコインの相場から値動きの傾向を過去のデータを見ながら記事にしたいと思います。
2019年、ゴールデンウィーク中の注意点
2019年のゴールデンウィークは4月27日(土)から同年5月6日(月)にかけて10連休です。
国内仮想通貨取引所の使用制限
GWの時期でも国内仮想通貨も取引は可能です。
しかし、入出金が休止など一部の機能が利用できなくなります。

共通しているのは祝祭日は国内の金融機関が休業となることから、日本円の出金予定日が遅れることですね。GW中の各取引所の対応は若干異なっていますので、各自ご確認下さい。
急なお金が必要になりそうな方は、今のうちから対応しておきましょう。
2019年度の主な国内取引所の対応を以下に記載します。
ビットバンク(bitbank)
サポート窓口が休業し、以下が休止になります。
・日本円入金確認、及び入金番号忘れの入金反映
・日本円出金手続き
・本人確認の承認および郵送の手続き
・アカウントに関わる手続き
DMM ビットコイン
日本円の出金や郵送物の配布(本人確認)等が休止、苦情の対応等の受付時間の短縮があります。
GMOコイン
日本円の入出金に制限があります。
なお、GW期間中でも5月1日(水)9:00 ~ 17:00は営業するとのことです。
フィスコ
以下のサービスが停止となります。
・日本円出金手続き
・仮想通貨出金手続き
・パスワード再設定やロック解除の手続き
・退会手続き
・その他、お問い合わせメールに対する回答
QUOINE
以下のサービスが休止になります。
・日本円の入出金反映
ビットポイント(Bitpoint)
カスタマーセンターのお電話でのお問い合わせは休業となり、入出金制限があります。
BTCBOX
いつも BTCBOX をご利用いただき、誠にありがとうございます。
2019年ゴールデンウィーク期間(4月27日〜5月6日)の営業について、以下に詳細をお知らせいたします。#仮想通貨 #ビットコイン #Bitcoin#BTCBOX #ゴールデンウィーク pic.twitter.com/ZgDhdAc09V
— BTCBOX 公式(BTCボックス) (@BtcBox_Co_Ltd) April 9, 2019
本人確認の手続きの休止や入出金に制限があります。
過去のGW中のビットコインの値動きの傾向
ゴールデンウィーク前後の過去のビットコイン値動きどうだったのか?
過去4年の値動きを記載しました。
結論から述べると過去4年のGW期間中は横ばい~上昇傾向にあります。
なお、下図のビットコインチャートは、コインマーケットキャップのものであり、期間は4月26日~5月9日まで14日(二週)間です。
2018年のGW期間前後のビットコインチャート
横ばい
2018年といえば、ビットコインなど仮想通貨が大暴落した年です。
これにも関わらず、GW期間前後のビットコインの価格は横ばいでした。
2017年のGW期間前後のビットコインチャート
上昇傾向
2017年と言えばビットコインが爆上げして人類史上最高のバブルになった年です。
この年のGW時は、ビットコインも急激な上昇を見せました。

特に凄かったのはアルトコインの躍進です。

リップルは10日ほどで2.5倍と大きく価値を上げました。
2016年のGW期間前後のビットコインチャート
横ばい
2016年は2015年から上昇トレンドに転換しはじめてから、さらに6月から急上昇が始まり、翌年ののバブルにつながる年でもありました。
2015年のGW期間前後のビットコインチャート
やや上昇トレンド
GW中は上昇傾向にありましたが、それ以降、6月初旬まで緩やかな下落を続けました。
2015年は、現在の2019年の状況に似ている年でビットコインが大暴落した年の次の年です。
よって、雰囲気的には、2015年頃と今の2019年が近いです。
11月頃までは横ばいが続いた年でしたが、以後、上昇トレンドに転じた年になりました。

過去のデータではGW期間前後は横ばい~上昇傾向にあります。
※ただし、ビットコインがこの傾向ということです。
他通貨は全てこれに該当するわけではありません。

税金調整の問題がある年末年始ほど相場に注意する必要はありませんが、今年のGWは長いこともあり記事にしました。
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