かにたまです。
仮想通貨取引所【GMOコイン】(関東財務局長 第00006号)が貸仮想通貨サービスをリニューアルして開始すると発表しました。
貸仮想通貨とは?
保有されている仮想通貨を貸し出すことで、貸し出した仮想通貨の数量に応じた利回り(貸借料)を受け取れるサービスのことです。
レンディングサービスとも呼ばれています。


国内ではビットバンクやコインチェック等が行っています。
現在、貸仮想通貨は世界でトレンドになりつつあるほど人気のあるサービスです。
GMO、7種の貸仮想通貨サービスを開始!2020年2月12日(水)~
仮想通貨取引所【GMOコイン】が2020年2月12日(水)より「貸仮想通貨」サービスをリニューアルすると発表しました。
これまでは不定期開催でしたが、ビットコインはもちろん、GMOコインで取り扱いのあるすべての通貨を常時貸し出すことが可能になります。
貸出可能な仮想通貨
GMOコインで取り扱う全ての仮想通貨。
記事作成段階(2020年2月9日)では以下の通貨となります。
・ビットコイン(BTC)
・イーサリアム(ETH)
・ビットコインキャッシュ(BCH)
・ライトコイン(LTC)
・リップル(XRP)
・ネム(XEM)
・ステラルーメン(XLM)
ただし、最小貸出数量および貸出最小単位は通貨ごとに異なります。2月12日(水)に公開予定の詳細ページよりご確認くださいとのこと!
日本円にしていくらから貸し出せる?
日本円で10万円程度のGMOコインで取扱いの仮想通貨
貸出期間と年利率
・年率 2%コース(1ヶ月)
・年率 4%コース(3ヶ月)
・年率 5%コース(6ヶ月)
最短1ヶ月間より貸出できるようにサービスがリニューアルされています。
貸出開始日
・毎月15日(土日祝の場合は翌営業日)
※初回の貸出は、2020年2月17日(月)より
貸出受付開始日
・毎月15日(土日祝の場合は翌営業日)の6:00より翌月の貸出開始分の受付を開始。
※初回の貸出開始分の受付は、2月12日(水)の定期メンテナンス終了後から2月17日(月)6:00まで
利用時の注意
1.貸仮想通貨サービスのご利用にあたって
・貸仮想通貨サービスは預金に類似する商品ではなく、また預金保険の対象にならない。
・貸仮想通貨は、予め定められた貸出期間の満了その他約款に基づき返還される場合を除いて、お客さまによる売却や送付その他取引で利用することは不可能。
また、貸出時よりも仮想通貨の価格が下落した場合等においても売却ができないことにより、損失を被るおそれがある。
・お客さまが貸し出した仮想通貨は法令による分別管理の対象にならない。
・本契約は消費貸借契約であり、当社が破綻などした場合、お客さまが貸し出した仮想通貨が返還されないリスクがある。
また、お客さまは貸し出した仮想通貨の返還等について他の当社の債権者に優先して弁済等を受けることはできない。
2.仮想通貨FX、取引所(レバレッジ)など当社別サービスも同時に利用する場合
口座内に不足金が発生し、速やかに解消されない場合、不足金を解消の原資として仮想通貨の貸出を解除する場合がある。
GMOコインの貸仮想通貨を使おうと思う理由
今回の発表を受け、GMOコインの貸仮想通貨を利用させてもらう予定です。
正直な所、レンディングの利率だけで見ると海外取引所の方が優れている所があります。
僕が知っているものでは、海外ではBTCで年利24%(※)の所もあるくらいです。
(※)
年利24%の所は、コインテレグラフさんや一部のSNS、ブログで紹介されていましたが、調べてみると社名がコロコロ変わっていたり、金融ライセンス等もなく僕は信頼できませんでした。
駄目とは言いませんが、年3回も社名を変えている段階で危険度は高く、自分も辞めておきます。
高すぎる利率は何かしらの問題があるかと思われます。

また国内のレンディングサービスは十分な資金がないためか期間が決まっており、バイナンスのように引き出したい時に引き出してレンディングを1日単位で止めることはできません。
よって注意事項に書かれてあるように暴落したとしても引き出すことはできません。
それでも利用しようと思ったキッカケは、ただ、皆さんがご存じのように馴染みのある東証一部のGMOインターネット(東証一部上場9449)グループであり、海外取引所に預けるよりも安心感はあります。
※GMOコイン株式会社は、GMOインターネット投資投資の機会を提供する部門として設立された会社です。
▼GMOコイン会社概要
商号: | GMOコイン株式会社 (GMO Coin, Inc.) |
---|---|
本社: | 東京都渋谷区道玄坂1-2-3 渋谷フクラス(SHIBUYA FUKURAS) |
設立: | 2016年10月 |
資本金: | 17.58億円(準備金含む) |
仮想通貨交換業者: | 関東財務局長 第00006号 |
加入協会: | 一般社団法人 日本仮想通貨交換業協会 一般社団法人 日本資金決済業協会 |
また何かあった際に僕の住んでいる日本に会社があるので、コンタクトがとりやすいです。
連絡も日本語で可能ですから、僕のつたないレベルの英語よりは何かあった時に対処しやすいです。
会社も存在していることから、最悪、直接行けば良いです。
国内取引所の状況を見ると、GMOコインのレンディングは、現時点ではライトコイン(LTC)やビットコインキャッシュ(BCH)を貸したい人には良いと思っています。

何故なら、これらのPOW通貨は持っているだけでは増えないのと、この2種で国内でレンディングサービスを定期的に行っている所は現時点ではないからです。
僕はビットバンクでライトコインを購入しており、ついでに貸仮想通貨で貸そうと思っていましたが、気が付いていないだけかもしれませんがビットコインのみでライトコインのレンディングが始まらないのでGMOで貸そうかと思っています。
取引所に預けるとハッキングをされて一気に資金を失う不安要素もあります。
だからこそレンディングも分散させ、1つの取引所に大量の資金を置かないようにします。
またハッキングリスクに関しては、各取引所は神経質になっており強化してくると感じています。

今後、取引所を経由しなくても仮想通貨を交換できるアトミックスワップのような技術が浸透していく可能性が高いです。
すると僕達はどこからでも仮想通貨を交換できますから、取引所を使わなくなります。
よって、仮想通貨取引所は生き残りをかけてレンディング等の他のサービスや、その安全性に力を入れてくるはずです。
近年、楽天などの有名企業が仮想通貨交換業に参入していることがわかるように、今後、楽天以上のブランドのある超大企業が買収を行い、仮想通貨交換業に参入してくる可能性が高いです。
そうなると名がない取引所はあっという間に競争に負け、淘汰(とうた)されていきます。
だからこそサービスやセキュリティを強化してきます。
いま仮想通貨のハッキング被害があれば信頼が一気に落ちます。
よって、セキュリティも以前よりは強化してくるとにらんで預けようと思っています。
仮にセキュリティを強化しなければハッキングされて信頼は落ち、それ以上の価値を失うだけです。
貸仮想通貨は今後、国内でもますます盛んになるかと思われます。
初回の貸出は、2020年2月17日(月)ということでまだ期間はあります。
開始されたら、その様子をまた記事にしたいと思います。
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