仮想通貨ビットコインの「ジェネシス・ブロック」とは?

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かにたまです。

先日、ビットコインのジェネシス・ブロックが誕生してから10年が経ちました。

では、このジェネシスブロックとは何なのでしょうか?

本日はジェネシスブロックについてわかりやすく記事にします。

 

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ジェネシス・ブロックとは?

ジェネシスブロック(Genesis Block)とは、ブロックチェーンの1番最初につくられたブロックのことで、ビットコインでは、生みの親であるサトシナカモトによりつくり出されました。

ブロックチェーンのイメージ図

四角い箱・・・ブロック
黒丸●・・・取引情報

ビットコインは、ブロックチェーンが使われています。

ビットコインのブロックチェーンとは、上図のようにブロックと呼ばれている箱の中に記録された取引情報を入れ、それを数珠(じゅず)繋ぎにしたイメージです。

 

この1番最初の四角い箱(ブロック)がジェネシス・ブロックというわけです。

 

ビットコインのジェネシスブロックからジェネシスブロックを確認できます。

 

ジェネシスブロックの特徴!なぜ特別なブロックなのか?

ジェネシスブロックは、初ブロックということ以外にも大きな特徴があり、他のブロックとは異なった特徴を持っています。

 

ジェネシス・ブロックの大きな特徴として、マイナーによる採掘で生み出されたものではないといおう点があります。

そして、ブロックを採掘した時にもらえる報酬50BTCは利用できないものになっています。

 

マイナーによって採掘される普通のビットコインは売買など使用することができます。

よって、利用できないジェネシス・ブロックのビットコインとは違いがあります。

 

だからこそ、ジェネシスブロックは特別なブロックとして差別化されているわけです。

 

ジェネシスブロックに込められたメッセージ

また、ジェネシス・ブロックには、以下の文面が刻まれています。

「The Times 03/Jan/2009 Chancellor on brink of second bailout for bank」

直訳すると「2009年1月3日、財務大臣が二度目の銀行救済の瀬戸際にいる」という意味になります。

この文章は、2009年1月30日の英国のタイム紙の見出しだったようですね。

 

このメッセージには、現在の銀行の危機的状況に政府が介入することの危険性や、非中央集権であるビットコインの決済システムのアピールのために刻まれたメッセージだと言われています。

 

なお、ジェネシス・ブロックが作成された時間(タイムスタンプ)は、2009年1月3日18:15:05と記載されています。

これは日本時間に換算すると2009年1月4日03:15:05となります。

 

ジェネシス・ブロック誕生から10年

2019年1月4日は、ビットコインのジェネシス・ブロックが作られてから10年が経ったことになります。

 

BitMEXが英国TIME紙にお祝いのメッセージを掲載したことが話題になっていました。

 

ジェネシスブロックが生み出され、それ以来、毎日のようにブロックが採掘され続け、そのネットワークは拡大し続けています。

冷静に見ると、たった10年でこの成長スピードは恐ろしいなと感じます。

 

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画像:楽天証券より

何かとよく比較される上の金や、他の価値がついているものと比べても、ビットコインの場合、価値の付き方やトレンドの流れが異様に早いのがわかります。

 

今後10年でビットコインが浸透するのか、もしくは新しい通貨が台頭して終わってしまうのか、それとも暗号資産そのものが終わるのかはまだ誰にもわかりません。

 

しかし、現段階で既にビットコインが新しい歴史の流れを作り出しているのは感じ取れます。

 

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