かにたま(https://twitter.com/kanitama7777777)です。
先日、「仮想通貨で早期リタイア(FIRE)!?働きたくない人は見るべき!」という記事を書きました。
確かに1発当てれば早期でリタイアは可能ではありますが、基本的には価格が安定しない仮想通貨は安定収入を得ることができないために向かないというようなことを書いたと思います。
本日は、現状の日本国の状態(一般的に世界的に働きすぎの割に低生産で幸福度は低い)もあり、早期リタイアを目指す方はいるとは思いますが、その前に知っておきたいことを書いてみました。
結論から書くと、まずは「自分を知る」ことが1番重要だと思います。
世の中には様々な見解があります。
しかし、それはその人から見た意見で、重要なのは自分がどうなのか?ということです。
早期リタイアに向いている人と向いていない人
まず、早期リタイアには向いている人と向いていない人がいます。
※個人の見解です。
その特徴を記載します。
人によって、早期リタイアをして幸せな生活を送るはずが逆に不幸になる事もあります。
自分はどんな性格なのか?を知っておくと良いでしょう。
向いている人
早期リタイアに向いているタイプを記載します。
多趣味
自由を求めて早期リタイアを目指す方は多いと思いますが、自由な時間が多いとそれはそれでガチで暇になります。
若くして早期リタイア達成し、1人身だと尚更です。
周りはみんなまだ仕事をしています。
早期リタイア者は、それこそ株や仮想通貨などで1発当てた、親の遺産を相続した、事業で成功し会社を売ったなど特殊なタイプが多いです。
「FIRE 最強の早期リタイア術」のような方法で数年で早期リタイアは無理だと思います。
もちろん、収入と支出のバランスによる点もあるとは思います。
また、1人身だと妻や夫、子供の世話などもしなくて良いので、より自分の時間が余ります。
よって、あまり趣味がない方は、それだけでは飽きてしまうくらい時間が余ります。
だからこそ、趣味が多い方は多ければ多いほど時間をつぶせるので良いです。
世間体を気にしない(プライドを捨てた)
まず、早期リタイアは少数派です。
早期リタイア者に限らず、基本的に少数派は理解されづらいのはわかると思います。
そして、早期リタイアは、いうなればお金を持っているニートのようなものです。
何も意欲がなくてもお金があるので生きていけますからね。
よって、資本主義でありながらも世間的にはあまり良い顔をされません。
例えば、仮想通貨で1発当てた人が「何をしているんですか?」などと職業を聞かれた場合、その時に「投資家」「トレーダー」ではなく、「ニート」や「ビットコイナー」など世間的に認知のない回答を出せる方は大丈夫です。
社会人になっても実家で暮らしたりできるタイプも大丈夫です。
孤独に強い
良く言われているように早期リタイアをすると社会との接点が基本的になく、孤独になりがちです。
なぜなら、まわりが働いていることから友人などと時間があわないこともしばしばあるからです。
ですから、孤独(1人)に強いタイプは早期リタイアに向いています。
向いていない人
早期リタイアに向いていない人のタイプを記載します。
もうこの人、早期リタイアできるじゃないという方でもリタイアせずに働いているのは、以下の項目が該当している可能性が高いからです。
また各項目に該当するタイプの対策も記載しています。
仕事人間
実は大抵の早期リタイア者は、仕事人間が多いです。
事業で成功したり、現在、主流なのは20代で節制や一生懸命働き資産を残し、30~40代くらいで早期リタイアするコツコツタイプですね。
ただ、このタイプは、個人的には早期リタイアに向いていないと思います。
何故か?
なぜなら、昔の仕事で得た成功や喜びなどの体験が忘れられず、また仕事を求めるからです。
仮に退職しても、また新しい仕事を始めます。
何もする必要がなくても仕事をするのは、こうした体験があるからです。
対策:収入ではない新たなミッションを定める
ありがちな話で、早期リタイアした後の新しい仕事でもお金を目標にしがちです。
しかし、それでは何のために早期リタイアしたのかわかりません。
それで悩む方もいるようなのですが、金銭面で充実した今、今後はお金ではない別の新たな目標を定めると良いでしょう。
もしそれができなければ、セミリタイアどまりで早期リタイアはしない方が良いでしょう。
ただ、お金を増やすゲームとしてあなたが楽しめるなら収入を求めても良いとは思います。
自己コントロールが苦手な方
今まで以上に不規則な生活や昼間から酒を飲みはじめるなど早期リタイアすることで堕落(だらく)する可能性があります。
早期リタイアすることで逆に不幸になることもあることはご理解ください。
対策:第三者の力を借りる
ファイナンシャルプランナー、家政婦などを雇うなどの第三者の力を借ります。
自分で管理できなければ人にお願いしてもらうのが良いです。自分でコントロールできなくても悲観する必要はありません。
誰でも得意な点と苦手な点があります。
得意な人にまかせるのも手です。
孤独に弱い
1人になる時間が増えることから、孤独が苦手だと向いてないです。
対策:コミュニティに入る、愛をもらう
早期リタイア者(Fire)のコミュニティ(交流会)などは普通にあります。
同じ境遇の人は、気持ちが良くわかって、話が合う可能性があります。
そして、孤独に強いタイプは、数は少なくとも親や友人、伴侶などから愛されている人です。
それがわかると離れて1人でいても寂しくないです。
代替としてはペットがおススメです。
影響力がある
影響力があり、自分で稼ぐ能力が高い人は、あまり早期リタイアは推奨できません。
その影響力で人を動かしたり希望を与えたり、お金を稼いで税制面でも国に貢献できる能力があるにもかかわらず、早期リタイアは勿体ない気もします。
対策:頑張りすぎない
リタイアというより適度に休むのが良いと思います。
不安が全く消えない
例えば、一生分のお金を手に入れ、早期リタイアを達成してもお金に心配をする人は多いです。
なぜなら、仕事を辞めた時点で収入減が消え、無収入になり、資金は確実に減り続けるからです。
確かにお金は多い方が良いです。
なぜなら、今は必要なくてもこれからかかる可能性があるからです。
また、自分1人が良ければ良いものではないと思っています。
例えば、将来、僕は自分を育ててくれた親の介護などで削減はしたくないのです。
そして、その削減のは、人としてもどうかなと思ってしまいます。
このような理由でお金の不安が消えずに多くの人はお金をどんどん増やそうとします。
対策:資産運用、労働、不安はそもそも消えないことを知る
↑こういう書籍はいくらでもあるので、他にも色々みて参考にすると良いです。
資産運用だけではなく、バイト等の軽いもので働くことも良いでしょう。
無収入から脱却し、働くことで社会との接点も取り戻せます。
あとは不安は完全に消すことは難しいことを知っていると良いと思います。
なぜ不安が完全に消えないのかというと人は完全に未来が読めないからです。
不安は誰でも少しはあります。
それがわかると多少の不安は気にならないです。
それでも早期リタイアを目指すなら
早期リタイアに関しては、仮想通貨で1発当てなくても、普通の収入で支出を極力抑えれば可能だと思います。
上の書籍などを参考にしながら、実際にFireした人のやり方通りにやれば著者のように別にエンジニアなどの高い給料でなくても高い可能性でなれるかと。
早期リタイアへの道は、会社の立て直しの王道と同じです。
「収入を上げ、支出を下げる。」
これだけです。
収入はすぐには難しいかもしれませんが、支出はすぐ削減できる可能性が高いです。
まずは毎月の固定費のかかるものを全てあげて、削減できないか調べてみてください。
具体的には「資産運用系の記事」で書いています。
スマホ代、保険、食事などは削りやすいです。

年収、年商はいくらですか?などと人は収益面に注目がいきがちです。しかし、会社の立て直しのようにまずは支出を考えます。
究極だと、例えば、食品を貰いにいけば、店側は廃棄にも金がかかるので普通にくれます。
また、「フードシェアリング」などで検索すれば安く買えるところがわかります。
更に、今ならコロナの影響で「プレミアム商品券」「プレミアム食事券」などが相当お得になっています。
※使用期限があります。
「Go to eat」「Go to トラベル」などはご存じだと思います。
中には還元率は50%以上あるものがあり、非常にお得です。(上画像は東京で25%)
※ちなみにプレミアム食事券などは地域によって販売期間が変わります。
例えば、東京のプレミアム食事券の販売日は11月20日(金)~1月31日ですが、北海道だと11月10日~1月29日です。
※国の農林水産省が支援しており全国で開催されています。
東京なら「GO TO EatキャンペーンTokyo」のような専門サイトがあります。
知らない人は、普段通りの価格で購入しなければなりません。
「Go to eat」の別件では、タダ飯で話題になっていましたね。
僕はこれ系統だと食品用に「プレミアム商品券」を購入しましたね。
僕のところでは業務スーパーとかイオンでも使えるのでありがたいですw

↑食費編で業務スーパーを推していましたが、イオン系列のトップバリュベストプライスも推奨します。ニチレイなどの老舗企業がつくっているものがあって全体的に自社商品が美味しく、安さも業務スーパーよりも安いものもあります。株価が良く伸びている理由がわかります。
そもそも支出を抑えるのは、プライドを捨てればいくらでも削減できます。
例えば、実家にいれば暮らしで1番かかりがちな家賃や土地代などは1円もかかりません。
ちなみに僕自身、今は東京を出て地方で1人暮らしをしていますが、これまでは実家にいました。
そして、収入も高い方が当然、早期リタイアまでの期間も短くなります。
また、お金を使うことで時間を削減できます。例えば、家政婦さんを雇うことで掃除などの家事の時間を削減し、仕事の時間に当てることができます。
最後に
早期リタイアは、確かに最初は精神的にゆとりを感じることができます。
しかし、いい事だけではなく、悪い事もあります。
少数派であって多くの人には理解されず、また金銭面の余裕からハングリーさが消え、人によっては長期化すると堕落する可能性もあるわけです。
僕は、この問題に対しては自分でリタイア後の「新しい人生の目標を定める」ことが非常に重要だと思っています。
これは、早期リタイアだけではなく、定年後なども共通するかと思います。
100年時代ともいわれている現代、早期リタイアした後に何をするか?何をしたいか?あらかじめ考えておくと、スムーズにいくでしょう。
これは他人の意見に惑わされず、自分で考えることが重要かと思います。
なぜなら、あなたの人生だからです。
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