ビットコインETFの承認後の動きを金の長期チャートから学ぼう!

ETF相場分析・データ
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ビットコインの価値を大きく上げるとされているETFが認められるかどうかが話題になっています。

ビットコインはデジタルゴールド、つまり金のようなものだと言われていることから金のETFが認められた時、どうだったのか過去の歴史を調べてみました。

また、大きく価値を上げるとされているETFが認められた場合のメリットも記載したいと思います。

良かったらご覧下さい。

 

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ETFとは?

ETFは、“Exchange Traded Funds”の略で、「上場投資信託」と呼ばれています。

種類は、日経平均株価や東証株価指数(TOPIX)や金などの様々な種類があります。金ETFだと金価格に連動した上場投資信託にあたります。

その動きに連動する運用成果をめざし、東京証券取引所などの金融商品取引所に上場している投資信託(※)です。

(※)投資信託とは、ファンドといい、投資家から集めたお金をひとつの大きな資金としてまとめ、運用のプロであるファンドマネージャーが株式や債券などに投資・運用しその運用の成果として生まれた利益を皆さんに還元するという金融商品です。つまり、あなたがお金を預けることでプロが代わりに資産運用をしてくれます

ETFの投資先も日本から海外に広がり、投資しにくい国と地域と資産に手軽に投資ができるようになりました

 

SBI金ETF

例えば、SBI証券さんの場合、金の上場投資信託は5種類あります。同じ金でも内容によって変わってきます。

 

SBI、金、銀、プラチナ、パラジウム

金だけではなく、プラチナ、銀、パラジウムなどの金属の上場信託もあります。

 

ビットコインのETF承認後の影響は?

現在、ビットコインETFが承認される可能性があります。

今回は米国での申請ですが海外のETFも日本で取り扱うことができますので、承認されると将来的に日本でもビットコインETFが購入できるようになるかもしれません。

 

ビットコインETFのメリット

・取引所を使わなくても証券会社でビットコインが購入できるようになる

証券会社から購入できるということは株などの顧客が仮想通貨市場に参入してくる可能性があります。金融市場は、まだ小さな仮想通貨市場とは規模が違いますので、大量の資金が流入してくることになります。

 

・買いから入る

さらに申請中のビットコインETFのタイプは現物のタイプということです。そうなると買いから入ります。買われるということは価値を上げます。

 

金ETFが初めて認められた時はどうだったの?

ビットコインはデジタルゴールドとも呼ばれており、金と類似しているということで金のETFが始めて認められたときを振り返ってみたいと思います。

 

金ロングチャート

https://www.rakuten-sec.co.jp/web/commodity/lineup/gold/pdf/gold_ny.pdf

こちらは楽天証券さんが作成されたNY金の長期チャートです。

 

ここでクイズです!

上のチャートでどの部分で金ETFが初めて認められたと思いますか?

 

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正解は2004年です。

金現物を裏づけとする金ETFが世界で初めて認められ、急速に価値を上げていきました。しかし、こうして見ると凄い伸びですね。

ETFが騒がれている理由が良くわかると思います。

 

NY金チャートとビットコインチャートは似ている!?

BTC/JPYチャート

現在のビットコイン(BTC/JPY)のチャートはこちらです。

 

ビットコインと金チャート

ビットコインとNY金のチャートを近づけてみると、非常に値動きが良く似ていることがわかります。ピークからの下落率もほぼ同じという・・・。

まるで、ビットコインが金チャートの後を追っているようです。

 

それにしても金の約20年の歴史をビットコインが1年でたどっているのは凄いですね。

 

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ビットコインETFの承認判断は2018年8月10日~9月30日頃と言われています。

ビットコインETFが認められた際には、金のような動きを辿ると思います。

 

仮想通貨の伸びしろを株式や金、企業、法定通貨の時価総額から見てみよう
高い成長を見せ、将来が期待されている暗号資産こと仮想通貨。 一体、どこまで成長するのでしょうか? 本日は、株や金、法定通貨、企業の時価総額からどこまで伸びるのか記事にしました。

今回の認可は難しいかもしれませんが、ETFは数年以内には認められると思っています。そして、こうして過去の金ETF認可後の動きを見ると、仮想通貨もまだまだこれからなんだろうなと感じます。

 

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