仮想通貨EOSとは?特徴、将来性、価格チャート、取引所について

仮想通貨EOS(イオス)アルトコイン
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かにたまです。

本日は時価総額6位に君臨している(2019年5月段階)EOSについて。

EOSとは何か?その特徴や今後の将来性、価格チャート、販売している取引所などについて書いていきます。

日本では販売されていないこの仮想通貨がなぜこれほどの価値を持っているのか?

何でだろう?とわからない方も多いと思います。

良かったらご覧ください。

 

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仮想通貨EOSとは?概要

名前:EOS(イオス)

通貨コード:EOS

発行上限:1,010,993,629 (約10億枚)

コンセンサスアルゴリズム:Delegated Proof of Stake(DPoS)

CEO:Brendan Blumer(ブレンダン・ブルーマー/ブロックチェーンの初期投資家)

開発:Block.one

公式サイト:https://eos.io/

ホワイトペーパー:https://whitepaperdatabase.com/eos-whitepaper/

 

EOSは2017年6月に誕生したまだ新しい仮想通貨です。

もともとのEOSはホワイトペーパーに「資金調達のために発行された」と記載されていることから、一部では無価値であると言われたこともあります。

しかし、2017年7月に取引所に上場してから値を上げ、いきなり時価総額10位にランキングしたことで大きな話題となりました。

 

EOSは上場してから1年間(2017年6月~2018年6月)ICOを行い、約4400億円ほどの資金調達を行いました。

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COMSAのICOが100億円ほどであったことを考えると、EOSの額の凄さがわかると思います。

 

発行枚数上限は1,010,993,629枚(約10億枚)。

現在、約9億枚ほど発行されています。

 

EOS(イオス)の特徴

プラットフォーム系の仮想通貨

イオスはイーサリアムのようなスマートコントラクトのプラットフォーム系の仮想通貨で主に企業用の業務のサポートとして利用されることを目的にしています。

 

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イオスは、かつてETHのブロックチェーンを使用していました。(EOSトークンと呼ばれており、現在は流通していません。)

 

しかし、2018年の6月2日、メインネットに移行して独立しました。

メインネットに移行したEOSのトークンは「EOSネイティブトークン」と呼ばれており、仮想通貨取引所などで売買され利用されています。

かにたま
かにたま

現在のEOSネイティブトークンはメインネットに移行する際にEOSトークンの保有割合に応じて無料で配布されています。

なお、イオスのプラットフォームを動かすソフトウェアは、「EOSIO」と呼ばれています。

 

DPos

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イオスは、TRON(トロン)やLISK(リスク)のようなDPos(Delegated Proof of Stake)の承認方式をとっています。

これは、事前に承認作業を行うものをEOS保有者で投票で決めるという方式です。

 

EOSの場合は、126ブロック毎に投票が行われ、21つのノードが選ばれ「ブロックプロデューサー」として選出されます。

そして、ブロックプロデューザーはブロックの生成から承認までを行います。(各21のノードが6ブロックずつ生成、承認を行う。21×6=126ブロック。)

 

ビットコインのように競争するのではなく、あらかじめ事前に決めておくことで承認スピードを速めることができるのです。

 

取引手数料が無料

取引手数料が無料なのが大きな特徴です。

なぜ無料かというと、取引手数料のかわりに承認作業を行ったマイナーに報酬としてEOSが配られるからです。

かにたま
かにたま

特にEOSは企業サポート中心のプラットフォームですから、コストダウンのため手数料無料であることは非常に大きいです。

 

処理速度はリップルやVISAカード以上

EOS(イオス)の凄いところは、処理速度が既にVISAカード以上という点です。

仮想通貨の中ではトップクラスの処理性能を持ちます。

 

なお、2019年1月18日の段階でEOSのTPS(処理速度)は6,234を記録しています。

 

TRX,ETH,BTCのTPS

TRX(トロン)2,000、ETH(イーサリアム)25、BTC(ビットコイン)3~6TPSを考えると、EOSの6,234は、圧倒的に速いことがわかります。

ちなみに速いといわれているXRP(リップル)は1500TPS。

Visaカードが4000~6000TPSほど。

EOSは、VISAカード同様、いや、それ以上の処理速度を持っているわけです。

 

EOSは、桁違いの処理スピード。

EOSは現在のBTCやETHのようなスケーラビティ問題を既に解決しています。

実際、送金遅れが見られていません。

かにたま
かにたま

処理能力がビットコインだけではなく、他の多くのアルトコインと比べても速く、この点も大きな魅力です。

 

EOSの処理速度はバージョンアップでどんどん上昇しつづけています。

そして、最終的には数百万TPSに到達すると予測されています。

 

EOSの将来性

まとめから書きますが、処理スピードは現状の仮想通貨の中では最高クラス、取引手数料もなし。暴落時も高い時価総額を保っており、中国も高評価のように何か政治的な力を感じるところで今後の可能性を感じます。

 

創設者が10%を保有

EOSの創設者の取り分は10%

EOSの創設者が総EOSの10%(約1億枚)を保有しています。

この事はEOS公式のQ&Aに記載されています。

これは賛否両論で、創業者のための資金調達という意見や、創業者がこれだけ保有しているからこそEOSを発展させていく、という意見もあります。

 

ユニクロの柳井さんやソフトバンクの孫さんなどのトップは自社株を20%ほど持っています。

世界一の企業であるアマゾンのベゾス氏は約16%ほど自社株を持っています。

ですので、10%保有は少ない方だと感じていますが、あなたはどう思いますか?

 

処理速度は秒間数百万へ

EOSは、毎秒数百万トランザクションに拡張する可能性を持ち、ユーザー利用料金を削減し、分散アプリケーションの迅速で簡単な展開を可能にするブロックチェーンの構造になっています。

詳細については、EOS.IOテクニカルホワイトペーパーを参照してください。

本当に現在の6,000強 →1,000,000以上になったら凄いですね。

 

専門家からの評価が高い

現在の地合が悪い時でも時価総額6位。

前評判も悪かったICOでも4400億円の資金が調達できたことから、評価が高い印象はありますね。

 

WeissRatings社の仮想通貨格付情報などの格付でも高い評価を得ています。(Weiss Ratingsの仮想通貨格付レポートは年約5万円で購読可能。)

最新のレポートでも非常に評価が高いですね。

 

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中国政府が仮想通貨の格付を行なったということで話題になっています。 BTC,ETH,XRP,BCHなど28種類の仮想通貨格付を行いました。 中国らしいランキングになっていましたので是非ご覧ください。

また格付は中国国家も行っています。

中国産業情報技術省の組織である中国情報産業振興センター(CCID)が定期的に行っています。

この格付は不定期に行われ、最新のものは「こちら」で確認できます。

 

中国産業情報技術省の組織である中国情報産業振興センター(CCID)仮想通貨格付

ちなみに2019年3月の中国の仮想通貨格付はEOSは1位でした。

 

このように専門家からの評価は非常に高いのがEOSです。

 

現状の用途・使い道

Eos Dapp Rankings

EOSのプロジェクトはゲームや取引所などで既に260以上存在しています。

少しずつ使われ始めていますね。

こちら」から一覧を確認できます。

どんなものがあるのか知りたい方はご確認ください。

 

EOSブロックチェーンゲーム

Battles EOSIO

↑こちらでEOSを使ったブロックチェーンゲームの構築を学ぶことができます。

 

EOS(イオス)の価格チャート

EOSチャート

EOS(イオス)の最新チャートは「こちら

上場後から2019年5月までのEOSの最高価格は2019年の4月29日に記録した21.46ドル(約2360円、1ドル110円計算)です。

2019年5月現在は1EOSが536円ほど、時価総額は4888億円ほどです。

 

EOS(イオス)が購入できるおススメ取引所

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イオスは国内取引所で購入することはできません。

バイナンスは手数料も安く、対応も早い。

仮想通貨市場のアマゾンになりえる取引所です。

 

個人的にはおススメしています。

 

ただし、海外取引所なので、TRONはバイナンスしかり日本円で購入することはできません。

 

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