日本の仮想通貨投資の90%が20~40代であることが明らかに

希望ニュース
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金融庁の仮想通貨研究会が昨日の10日に開かれました。

そして仮想通貨投資の大半が20~40代の若者であることがわかりました。

一体、なぜ若者が多いのでしょうか?

株式と比較してデータと共に考察してみます。

 

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金融庁の仮想通貨研究会開催

金融庁は10日、仮想通貨の規制のあり方や現行法の問題点などを議論する研究会(座長・神田秀樹学習院大院教授)の初会合を開いた。証拠金を使った仮想通貨の取引や仮想通貨技術を使った資金調達(ICO)に関して議論した。

オブザーバーとして出席した奥山泰全マネーパートナーズ社長らが現状を説明。金融庁はICOについて「仕組みやトークン(証票)の性質によっては、資金決済法や金融商品取引法の適用対象になる場合がある」などと指摘した。

金融庁の仮想通貨研究会が初会合 ICOなど議論-日経新聞より

 

金融庁の仮想通貨研究会内容

「仮想通貨交換業等に関する研究会」(第1回)議事次第

金融庁さんのページから確認できます!

仮想通貨の現状がよくわかりますので、興味があったら一読下さい。

 

日本の仮想通貨投資の90%が20~40代であることが明らかに

資料の19ページ目ですね。殆どが20~40代でなんと約9割です。

マーケティングでいう1層(20歳~34歳)が過半数といったところでしょうか。

 

一方、株式は過半数は60代。20~30代でもたった8%しかいません。

10代は記載されておらず激レアだと思います。

 

仮想通貨が若者層を引き付ける理由

未来への希望

昨年、高校生が億り人(含み益で1億円以上)になったり、自由億(含み益10億以上)と呼ばれる人達が大量に生まれました。これまで見たことがない額を手に入れた方も多いです。

 

元金100万以下で始めた方も多いです。

上のデータは総資産ではなく、1つの取引所に預けた資金額です。まず1つの取引所だけに資金を預けている人ばかりではありませんし、ハッキング事件があって大量の資金を取引所に置いておく方はあまりいないと思いますが、約95%が100万円未満の預かり資産額という結果になりました。

昨年の仮想通貨は凄かったですよね。僕も、基本的に右肩上がりのバブルというものを1度も経験していなかったこともあり興奮しました。こんな世界があるんだな、という感じです。

今までにない凄い事が起こった。これからも凄いことが起こるかもしれない。・・・まさに仮想通貨は未来への希望という感じですw

 

日本円が増えにくいから

物心ついた時にどうして僕らの親などが銀行に当たり前のようにお金を預けているんだろう?と思っていましたが、かつてのゆうちょさんの金利は、半年でも6.5%もありました。

つまり、お金を銀行に預けていたら目に見えるほど増えていました。

 

ところが、今の金利はたった0.01%。これでは引出の手数料でマイナスになります。昨年は順調に増えていった仮想通貨に投資するのも当然だと思います。

就活生の「銀行離れ」に歯止めがかかりそうにない真の理由
学生の就職活動で不動の人気を誇って来た「銀行」の地位に変化が起き始めている。就活に関する様々な人気ランキングで、一様に大きく順位を落としているのだ。単なる価値観の変化ではない。若者にとって、もはや銀行はワリに合わないのだ。

お金を預けても増えずに寧ろ手数料でマイナス。銀行離れに歯止めがかからないのは、学生さんがそれを理解されているからです。

預けても増えない→ 顧客離れ→ お金が集まらない →銀行が潰れると予想

このような感じです。

仮想通貨は未来のお金になる可能性がありますし、僕もそうなると思っています。

よって、仮想通貨投資で日本円を増やす考えはないという方もいると思いますが、残念ながら日本円を投資して手軽に増やせる場所が殆どありません。

 

日本円を増やしたい方が多いのは、取引状況を見てもわかります。仮想通貨現物の取引が2割以下です。仮想通貨が欲しいならこちらが増えるはずです。

 

また、今はほとんどの仮想通貨が現実世界で使える場所がありません。

よって、仮想通貨市場はボラが高い日本円を増やすための投機の場になっています。

 

昨年は主要通貨だけでもこれだけ伸びました。それにしても2017→2018の伸びは凄いですねw 銀行に預けていては、一生かかってもこれだけの日本円は増えません。

なお、草コインのXPは現在の価格でも2017年の1月1日から約2600倍になっています。一部の仮想通貨は株で凄いとされるテンダラーをたった1年で数回繰り返したものもあります。

 

 

今でもビットコインの取引の約6割が日本の投資家であるようです。BTC先物ならショートもできますので納得です。

 

平等に投資できる機会がある

例えば、株のIPOなどは誰もが投資できません。抽選で人数が限られており、良い案件は、お得意様として大口投資家に優先的にまわるようになっています。なぜなら大口さんにまわした方が1度に投資してくれる額が大きいので効率が良いからです。

しかし、仮想通貨のICOは、小額でも誰であっても同じ立場から投資ができました。

 

仮想通貨のICOの傾向と変化、思うこと
最近の仮想通貨のICOの傾向と変化について調べ、思ったことを書いてみたいと思います。 良かったらご覧下さい。

「できました。」としているのは、最近ではICOも大口優先になってきました。

テレグラム等のICO等は一般にはまわってきておらず、その典型的なものですね。今後はこういうICOが増えてくると感じています。

仮想通貨は、地位を持たない若者でも同じ位置で平等に投資できる機会があります。

 

手軽でわかりやすいから

例えば、株式だと上場株・店頭株・未公開株、単位株・ミニ株、日本株・外国株などから更に銘柄が大量にあります。また口座開設も複数行なう必要があり、最初の難易度と面倒臭さがあります。日本で投資が流行しないのは最初の段階の「わかりにくさ」もあるのだと感じています。

僕は、はじめてSBIで口座開設した時、とても時間がかかりました。

一方、仮想通貨の場合、数分で口座開設ができました。

あの時は、あまりの楽さに驚きましたね。

仮想通貨の投資家の中には、株式取引を1度も行なったことがない方も多数います。ワンタップバイさんのようなわかりやすいものも出てきましたが、株式はまず最初の段階が敷居が高いために仮想通貨に若者が集まったのだと思っています。

個人的な意見では、株より先に小額でも仮想通貨の方をやってみる方が良いと思っています。仮想通貨の方が後に始めたということもありますが、株より仮想通貨の方がわかりやすいなと感じています。

 

将来の不安

どの時代でもあったと思いますが、純粋に将来への不安もあると思います。

例えば、年金制度しかり、このまま借金が増え続けている状態だと破たんするのがわかりますので、支払っていない方が増えるのも当たり前だと思います。

国の借金は、自分の家で借金しているようなものなので大丈夫という方もいますが、そうは思えません。借金漬けだといずれ家族が離れていくこともあります。

借金に困らない方法がありまして、それは後の世代に借金を押し付けることです。後を考えなければ、どれだけ借金を抱えても今は豊かに暮らすことができます。

つまり、借金が増え続けて大丈夫ということは「後の世代にたまった借金を押し付けるので大丈夫」だとも考えられます。実際、借金は減るどころか増え続けています。いつ返せるのか教えてほしいくらいです。

もっとも、まだ未来がわからないのに悪いように考えても状況は良くなりません。何とかなるように考えていく必要はあります。日本が第2次世界大戦で敗戦した後、これだけ豊かな国になったのですから僕らでも何とかできるはずです。

仮想通貨は、希望でもあります。若者層の支持が多いことで徐々に仮想通貨の世界にシフトチェンジが見られるかもしれません。

 

 

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