仮想通貨は年始に下落しやすい傾向が見られます。
本日は過去のデータをもとに本当に年始に下落しやすいのか見てみましょう。
ビットコインの過去4年の最低価格
ここ4年でのビットコインの最低価格は、以下のようになっています。
・2015年の最低価格は1月15日
・2016年の最低価格は1月16日
・2017年の最低価格は1月12日
・2018年の最低価格は 2月5日(2018年11月11日段階)
仮想通貨の現在の中心であるビットコインが最低価格になるので、他の通貨もひっぱられてこの年始は下落する傾向にあります。
なぜ年始に仮想通貨全体の下落が見られるの?
存在しているビットコインの多くは、現在も中国人が所有しています。
したがって、旧正月(日本時間で2月5日)前に中国人の大口が売却する時期となっているからです。
ちなみに中国の確定申告期限は、翌年の3月31日までとなっており、納税前までに税金支払いのために仮想通貨を売るわけです。
加えて、米国、韓国、日本などの仮想通貨の取引高が高い国の確定申告の納期も迫っています。
仮想通貨のドミナンス、すなわち仮想通貨全体の時価総額の多くを占めるビットコインが下落することで、他の仮想通貨も引っ張られて大きく下落する傾向にあるわけです。
仮想通貨の取引高の多い国の確定申告時期
韓国:計算期間1月~12月の1年間、期日 翌年5月31日
買い戻すのはどの時期が良い?
最低価格は年始の1月~2月の傾向が見られますが、これはビットコインが上昇相場の場合であり、今年は大きく下落したこともあり、少し傾向が違うと感じています。
Bitcoin price, charts, market cap, and other metrics | CoinMarketCap
僕が参考にしてるのは、ビットコインの2013年からのチャートです。
こちらも今年のように年始に大きく下落しました。
良く見ると少しだけ今のチャートと少し似ていませんか?
この頃も翌年の年始に売りが入って大きく下落していますので、最近の比較的安定相場や、有力なビットコインETF認可の期限が2月ということもあり否決されたら大きく下落するでしょうから、もし、2019年1月~2月付近で暴落がきたらその後に入るのが1つ目のチャンスだと思っています。
また、来年の2019年から韓国で仮想通貨課税が予定されています。つまり、これまでは韓国では仮想通貨の税金が無税でしたが、2019年からは韓国で仮想通貨の税金がかかるようになる予定だと報道されています。
Bitcoin price, charts, market cap, and other metrics | CoinMarketCap
それは今のビットコインの出来高を見ると、来年から課税される事を感じることができます。実は、現在のビットコインは、KRW、つまり、韓国の通貨であるウォン建ての取引が1位と2位を占めています。
従って、韓国では今年中に仮想通貨の利益確定をする人もいるでしょうから、これから韓国人の保有率が高くて大きく下落した通貨は、チャンスも大きいと感じています。

個人的には、どんなETFでも良いのでビットコインETFが認可されてから入るのが1番リスクは少ないと思います。ETFが認められると、金ETF同様の歴史を辿る可能性が高いので、前後で急騰から暴落があっても長い目で見ると誤差レベルでしょう。
https://www.rakuten-sec.co.jp/web/commodity/lineup/gold/pdf/gold_ny.pdf
金ETFが初めて認可されたのは青矢印部分です。
来年2019年の仮想通貨の動きは、非常に重要だと感じています。
注目度が下がってきた今、関心が薄くなってきている方も多いと思いますが、少なくともニュースは追っておいた方が良いかと思われます。
※ビットコインのチャートはこちらを参考にしました。
最近は、仮想通貨に大きな動きがなく、力を貯めている状態なので、本を聞くというアマゾンのサービス「Audible」を利用しています。今なら無料お試しで利用できるアマゾンのサービスです。
現状では残念ながら仮想通貨の聞く本は見当たりませんでしたが、お金や投資関連の本はかなりありました。
※最初の1冊は無料でしたが、以降は自動的に有料に以降されるシステムでしたので、試してみて興味のない方は簡単な解約手続きをする必要があることはご理解下さい。
個人的なおススメは佐藤航陽さんのお金2.0新しい経済のルールと生き方ですね。もっともこれは僕は書籍で読みましたが、Audibleの無料お試しでも聞くことができます。
この本はどうして仮想通貨のようなものが広がっているのか現代人の考え方の変化を理解することができます。
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