かにたま(https://twitter.com/kanitama7777777)です。
仮想通貨市場は絶好調。
ビットコインはバブル崩壊から復活し、最高値を更新し続けています。
勢いがあることから少額で仮想通貨投資を試してみるか!と思う人もいるでしょう。
そこで、本日は仮想通貨の少額投資に関して意味があるのか?ないのか?各方面から出ている意見をまとめると共に自分の考えも書いていきます。
少額の仮想通貨投資は意味がない理由
仮想通貨に限らず、少額の投資が意味がないという考えが出てくる理由をまとめました。
儲けが少ない
当たり前ですが、少額投資ほど儲けが少ないです。
例えば、月1万円積立で年利3%で10年運用するとしましょう。
利益はどれくらいでしょうか?
・・・約19.7万円です。
毎月1万円ずつだと10年かけても運用収益は20万円にも満たないのです。
金融庁の資産運用シュミレーションで計算できます。
しかし、投資額が月10万であれば、10年で197万円。月100万であれば、1970万円ほどと投資額が増えれば増えるほどやっていることは同じでも収益が上昇します。
だからこそ、投資はお金をある程度貯めてから始めなさいとも一般的には言われているのです。
少額でも仮想通貨のリスクは特に高い

また、仮想通貨投資は物凄い上昇もある一方で、物凄い下落もあり、リスクが非常に高いものです。
仮想通貨はリスクは新興国株以上で少額だろうと高額だろうと30%以上落ちることもあるのです。
つまり、少額投資にも関わらず、額によらず同じ下落を体験する可能性があります。
自己投資が先決
「投資の前にまずは自己投資」という意見は良く見られます。
現在、投資の神様といわれる生きる賢人ウオーレンバフェットは以下のように述べています。
最終的にその他のどのような投資にも勝る投資は自分自身への投資だ
アメリカ合衆国建国の父ともいわれている独立に大きく貢献した歴史的偉人ベンジャミン・フランクリンは、こう述べています。
自己投資はあなたにもっとも高い利子を支払う
つまり、今は自己投資で資金を失っても将来的にそこで得た知識などが大きなリターンを生み出すという考えです。
ですから、投資などにお金をかけるなら自己投資しなさいということです。
少額でも仮想通貨投資の意味がある理由
仮想通貨に限らず、少額の投資が意味があるという理由をまとめました。
自分の意見も書いています。
仮想通貨市場に身を置くことで失敗から学習するため
先ほど意味がない理由の1つに自己投資を行った方が良いという理由がありましたが、僕は実戦で学び失敗を重ねることも自己投資の1つだと考えます。
失敗後に学び、大きなリターンを生み出すことがあります。
例えば、仮想通貨の投資時期などがそうです。
バブルピークで110円超えていた通貨がバブル崩壊で15円で購入できてラッキーと思っていたら、そこから1円付近まで落ちるなんて、、、という話でもありますw
当時、BTCの次のポートフォリオの大きさだったので痛かったです
AGIに関することや当時の様子はブログでhttps://t.co/fSbN99gcVX
— かにたま@仮想通貨 (@kanitama7777777) March 15, 2021
2018年5月、僕は仮想通貨の下落率を見て「もう下がらないだろう」と自己判断でAGIという仮想通貨を取得単価15円ほどで大量購入しました。
しかし、結果としてすぐに下落して気が付けば1円ほどまで下落したこともあります。

ピーク価格の約90%落ちたから購入、安く買えてラッキー!・・・甘かった。その価格から更に93%ほ下落し、元に戻るのに約3年かかりました。。。
アルトコインはバブル崩壊後、めちゃくちゃ下落します。
CHZ、THETA、VETなど、その失敗があり、購入をあれから1年ほど待ったお陰でバブルの恩恵を最大限に生かすことが出来ています。
また、2018年の仮想通貨バブル崩壊を体験したことで含み益は大きく減りましたが、過去のビットコイン等の仮想通貨の歴史を学ぶようになりました。
人は嫌な思い(不幸・失敗など)をすると学ぼうとします。
例えば、病気などがそうです。
自分や家族、友達が重病にかかって、はじめて本気でその病気のことを学びはじめます。
同様に少額だろうと当事者でないと仮想通貨に対して本気で学ぶことは稀(まれ)なのです。
世界三大投資家の1人であるジム・ロジャース氏はこう述べています。
「私は85歳になったある朝目覚めて『やりたいことに挑戦したことがなかった』と後悔したくない。最悪なのは失敗を恐れることだ。人々はいつも失敗するものだ。そして失敗から何かを学ぶ。だからあなたは失敗を恐れずに、新しいことに挑戦した方がいい」
「失敗は経験のもと」のことわざにあるように失敗が最大の糧です。

良くある話で定年退職後に退職金を銀行が進めた投資案件で溶かすのは、これまで資産運用について何も学ばなかったこともあるでしょう。
彼らは投資が上手くいってもそうでなくても顧客からの手数料で稼げるためにすすめてきます。
そもそも投資初心者は手数料にこだわるといっても知識がないために誰かがすすめた銘柄や案件に乗りがちです。
しかし、手数料が高い所で仮想通貨を購入した経験を早めにしているなら、事前に調べてそういった案件に乗ることはないはずです。
やり直しが容易
少額であれば、投資経験が少なくて失敗してもそれほど痛くありません。
やり直しも簡単です。
ただし、少額ゆえに本気度が足りず、学ぶ姿勢は落ちるかもしれません。
早期開始ほど複利を生かせる

先ほどの月1万円の積立、10年続ければ20万円弱としょぼいと思った方もいたでしょう。
しかし、50年になるとどうなるでしょうか?
・・・約789万円です。
月1万円の積立だとしても普通のサラリーマンの約2年分の手取りの収益になります。
あのアインシュタインが「人類最大の発明」と述べたのが、複利です。
複利を最大限に生かすために早めに始めることに越したことはないのです。
世界一の投資家のバフェット氏の資産推移表
50代で大きく増え始め、70年間で資産額は117万倍
まさに投資は1日にしてならず
長期になるとヤバいです
年齢というお金では買えない複利効果を生かすために今すぐ始めるべき
アインシュタインが複利は「人類史上最大の発明」といっただけある。 pic.twitter.com/Y9tWamzEqn
— かにたま@仮想通貨 (@kanitama7777777) December 17, 2020
世界一の投資家であるウォーレン・バフェット氏は11歳ではじめて株を購入したことで知られていますが、大きく資産が増えてきたのは50代で39年以上かかっています。
額によらず投資は早いに越したことはないでしょう。
なお、バフェット氏は1株38ドルで3株を11歳で購入しています。
これは現在の額で12,000円ほどです。
12000円。世界一の投資家も初期は少額投資から始まりました。
仮想通貨への投資額を上げるために自己改善
少額投資の場合、思うような利益は十分に見込めないかもしれません。
よって、投資額を増やすために今の自分を見直して良い方向に向かう可能性があります。
例えば、以下のようなことが起こります。
・保険解約、格安スマホへの移行、無駄な買い物を無くすなど日々の支出を減らす(節制)
・収入が上がる仕事へ転職をする
・仮想通貨の知識を学んで自己投資をする
つまり、少額投資から増額したくて学んだり、自己改善、自己投資を始めるようになるパターンもあるわけです。
仮想通貨の少額投資は儲かるの?
結論から述べれば「少額でも儲かります。」としか言いようがありません。
しかも時期さえよければ短期で可能です。
何より今の市場の多くの仮想通貨の値動きでわかると思います。
実際、私自身も仮想通貨の1銘柄2万円分を1.4億円にしたことがあります。
たった1年で約7000倍です。
ただし、暴落等で含み益のまま終わりましたがw

当時の記録は上のチャレンジ記録をたどってもらえたら幸いです。
少額があんな金額まで増えるとは思わなかったので全て公開しましたが、当時の記録は全て残っていますのでピーク価格の額1枚あたり0.6円で計算してもらえたら本当だとわかると思います。
※もうないでしょうが仮に価格が戻ったら記事は消すと思います。

ちなみに当時使っていた草コインの取引所コインエクスチェンジは経営難で閉鎖されています。
草コインはあなたが想像しているよりも暴騰しますが、そういったリスクもあるわけです。
このような奇跡は新興株よりリスクが高い、市場が小さな仮想通貨だからこそありえることです。

ただし、あのような特に時価総額の低い草コインでの1発狙いは、その逆もあるということです。
実際、仮想通貨バブル崩壊時、多くの草コインは99%下落しました。
BTC80%以上、ETHでもピークから90%以上落ちています。
今から仮想通貨投資をやるのは止めませんが、経験のない方は暴落時の下落は覚悟してください。
チャートなどを見て仮想通貨の過去の歴史も学び、リスクを許容できる方のみが良いでしょう。

1年で100倍、1000倍になったような通貨は必ずといって良いほどバブルピーク価格から90%以上は落ちました。今の僕がツイッターなどで投資時期にこだわっているのはこうした過去があるからです。

時価総額が低かったり、歴史の浅い仮想通貨投資は特にリスクが高いです。3歩進んで2歩下がるわけではなく、300歩進んで290歩下がるようなイメージです。

今の時期はあえて大きなものを狙わず、次のターンの沈んだ時期に資金を入れていく方法が上手くいく確率は高いと思います。
「少額だし全部失っても構わない、短期投資でチャレンジしたい!」という方で許容できるなら構いません。
次のビットコイン半減期は2024年5月6日ごろ
となると、、、
次の仮想通貨投資の最適時期は2023年の5月前後か
もっともこの時期に今の仮想通貨バブルが崩壊していて、その後も上がるかは不明ですが、今の所のビットコインの歴史からは最適時期と割り出すことができます。
— かにたま@仮想通貨 (@kanitama7777777) March 15, 2021
今の所、ビットコインの半減期の約1年前の資金投入が効率の良い投資時期になっています。
次のビットコイン半減期の1年前は2023年5月頃でですね。
※もっともまだビットコインの半減期は3回しかありません。あくまでも参考程度に。
結局、少額の仮想通貨投資は意味がない?ある?
どちらかというと「仮想通貨の少額投資は意味がある」と僕は思います。
その理由は、前述の「少額でも仮想通貨投資の意味がある理由」で記載した通りです。
もちろん、自己投資も重要な重要だと感じていますが、「ノウハウコレクター」という言葉があるように自己投資のための資料(参考書)のようなものがだけが増えて、身にならず、必ずしもすぐ成果が出るというわけではありません。
そして、仮想通貨は今の状況を見れば言わなくても分かると思いますが、特定の時期に大きく飛躍する傾向があり自己投資より仮想通貨投資の方が効率が良い時期があります。
投資は何も自己投資だけではなく、価値の小さなものが大きくなる、すなわち時によって大きく伸びる市場に投じた方が当たり前ですが高いパフォーマンスをあげます。
仮に少額でも価値の上がりそうな市場に投資をすることは基本です。
現在、「今、なぜ中国のデジタル人民元が重要かー大和証券」からもわかるように中国の国家の仮想通貨であるデジタル人民元が2022年から一部地域で試験的に運用が開始されるほど国家にも注目されています。
もしもこれが成功すれば、いずれ仮想通貨を当たり前のように使う時代が来るかもしれません。
いま、仮想通貨市場にとっては普及するかどうかの大きな転換期です。
仮想通貨初心者の少額投資者は頭が良い
正直、最初は一気に仮想通貨に投じず、「少額で試してみるか」と考えている方は頭が良いと思います。※少額は人によってかわります。あなたにとっての少額です。
まず、何も知らずに参入することは、損をしやすいです。
しかし、リアルにお金を入れて相場に身を投じなければ本気度がなく学ばないために継続して上手くいく可能性も少ないでしょう。
それは、例えば、初心者が投資で大きく上手くいくのは、そのゲームを全くプレイしたことがないのにノーダメージ完全クリアをたまたまできたようなもの。
普通であれば実際にプレイして失敗をしながらでないと上手くならないことは誰でもわかると思います。そして、失敗してネット等でしらべたり検証したりして攻略できることは多々あります。
自転車なども転びながら練習をして乗れるようになるわけで、実戦して失敗しながら学んで上手くなるのは何も投資やゲームに限った話ではありません。
また市場が変われば、過去の経験が上手くいくとは限りません。
例えば、プロサッカー選手がプロテニスに挑戦しても最初から上手くいきません。
同様に株式投資などで成功していても仮想通貨市場で同様の成果をあげられるとは限らないのです。
仮想通貨には、仮想通貨市場特有の特徴があります。
だからこそ、初期の失敗を前提とした少額投資から始めるのは「頭が良い」ということです。
あの世界一の投資家で長者番付にも名を連ねるウォーレンバフェット氏は約12000円という少額投資から投資人生を開始しました。
ちなみに投資の神様であるバフェットは最初の投資で損切をしてマイナスから始まったようです
Wikipediaによると1株38ドルの株を27ドルで売却したとあります
神様でもあることなので仮に仮想通貨で高値掴みをして含み損でも気にする必要はないでしょう。https://t.co/UooqZt0fZQ#仮想通貨初心者
— かにたま@仮想通貨 (@kanitama7777777) March 17, 2021
しかし、その投資の神様と言われているバフェットですら最初は損切から始まり、失敗しています。
1株38ドルで28ドルまで下落したことから約27%のマイナスで終わりました。
神様ですらマイナスから開始ですから、現在、仮想通貨で含み損でも何もおかしくありません。
投資額が少額で12000円なのが幸いしています。
バフェットは資産が1億に達するのに投資歴10年以上かかっています。
しかし、豊かになっても生活レベルはほぼ変わらず、投資を行い続け、税率も現在17%ちょいと節税対策をきっちり行ってきているため、資産を10兆円近くまで増やし世界一の投資家と呼ばれています。
— かにたま@仮想通貨 (@kanitama7777777) March 17, 2021
その後、そこから自己投資等で学び、資産が増えても質素倹約の生活、事業を興し、節税対策などで防御も固めたことで彼は資産を9兆円以上に増やし「オハマの賢人」と呼ばれています。
バフェットは資産が1億に達するのに投資歴10年以上かかっています。
しかし、豊かになっても生活レベルはほぼ変わらず、投資を行い続け、税率も現在17%ちょいと節税対策をきっちり行ってきているため、資産を10兆円近くまで増やし世界一の投資家と呼ばれています。
— かにたま@仮想通貨 (@kanitama7777777) March 17, 2021
仮想通貨投資は1発を狙いがちですが、バフェットの資産推移を見ても分かるように投資は年月を重ねるほど増えやすいです。
バフェットが億単位の資産に始めて達するまで10年以上かかっています。
慌てることはないです。
仮想通貨の波に乗りながら、欲をかきすぎず、チャンスを待ち着実に資産を増やしていきましょう。
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