仮想通貨のレンディングサービスとは?資産運用で人気の理由

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本日は資産運用の手段の1つである「レンディング」について書いていきたいと思います。

そのレンディングサービスとは何か?市場規模、なぜ利息が高いか?仮想通貨のレンディング事情などを記事にします。

良かったらご覧下さい。

 

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レンディングサービスとは?

あなたが持っているお金を貸して利息を得る中間業者のサービスになります。

銀行のように持っているお金を貸すと期間に応じてお金が増えるのと同じです。

ソーシャルレンディングとは「お金を借りたい人」と「お金を投資したい人」をインターネットを通じて結びつけるサービスです。

 

レンディングの市場規模

「お金を借りたい人」と「お金を投資したい人」をインターネットを通じて結びつけるサービス、ソーシャルレンティングの市場規模は年々上昇しています。

ソーシャルレンティング2015年の市場規模

ソーシャルレンティングの推移

市場調査とマーケティングの矢野経済研究所 より

SBIソーシャルレンディング(投資家向けサイト)

SBIソーシャルレンディング(投資家向けサイト)

仮想通貨はまだありませんが、ソーシャルレンディングはあのSBIさんも行なっています。今年の予想の年間利回りは7%になっていますね。これは銀行より圧倒的に高いです。ゆえに、年々、レンディングサービスが拡大しているのです。

日本人の方はあまりこのようなサービスを利用していません。

理由は、恐らく利回りが銀行に比べて圧倒的に高く怪しいと思う方が多いからです。

しかし、資産家の方であれば、ほぼ全員が利用しているサービスだと思います。

では、なぜこのように銀行より金利が高いのでしょうか?

 

何でレンディングサービスの利息高いの?

多くの企業がお金を借りるのは銀行ではなく、このようなレンティングサービスを利用するからです。

ソーシャルレンディング事業の利息は高いので、収益が大きく、お金を貸し出した人も高い年利を得ることができます。

だからこそ人気です。

 

では、なぜ借り手企業は低金利で借りられる銀行ではなくて、わざわざ金利の高いソーシャルレンディング事業者からお金を調達するのでしょうか?

 

それは財務的に健全な企業であっても、銀行の融資審査基準によって、融資を受けたくても受けれられない企業が世の中にはたくさん存在しているからです。

 

今の銀行からお金を借りることは簡単にはできません。

だからこそソーシャルレンティングで集まったお金を借りているというわけです。

 

仮想通貨のレンディングサービスの状況

このように国内でのレンティング市場は伸びていますが、仮想通貨ではまだまだです。

2017年9月末までの段階では、海外では、PoloniexやBittrexなどが有名です。

これらのレンティングサービスの利率は変動性で、高いときはおかしな数値になりますが、年間にするとだいたい5%くらいでしょうか。

poloniexのレンティングサービスは僕も利用しています。

が、海外なので小額ですね。

一方、国内の取引所の仮想通貨レンディングサービスでは、コインチェックが有名です。こちらも僕は利用しています。

 

仮想通貨のレンディングサービス事例(コインチェック)

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最近では、貸出し希望の方が多かったリップル(10000XRP)も預けられました。

 

コインチェックの場合、10万円の仮想通貨を預けた時は以下の計算になります。

・14日間預けた場合、38.35円分の仮想通貨増える
・30日間預けた場合、164.3円の仮想通貨が増える
・90日間預けた場合、739.7円の仮想通貨が増える
・365日間預けた場合、5000円分の仮想通貨が増える

 

ただし、これはその仮想通貨の値段が上がらなかった場合です。

例えば、価値が2倍になればこの数値を2倍、価値が半分になればこの数値の半分になります。

今年のような上昇相場であれば、レンティングサービスは利回り×価値の上昇率で何倍もの効果を発揮しています。

コインチェック口座開設はこちらから ⇒ コインチェック公式ページ

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ビットバンクもレンティングサービスを始めています。

現在はビットコインだけのようですが、将来的にはアルトコインも導入するそうです。

ビットバンク口座開設はこちらから ⇒ ビットバンク公式ページ

現状の仮想通貨のレンティングサービスはリスクが高い

とはいえ、仮想通貨のレンティングサービスはリスクが高いのも事実です。

 

まずは元金保証もありません。

国内の仮想通貨ではないレンティングサービスでは元金保証もあるサービスもあります。また企業の資本金も小さく、マウントゴックスのような事件がいつあるかもわかりません。そして、預けている間は引き出しもできません。

 

また株式等に比べると、大きな取引所でも障害時の報告がなかったりと、取引所も仮想通貨同様まだ成熟していない感じがします。

そして、何よりも国のお墨付きがありません。

 

金融庁に登録されたのを確認してからレンティングサービスを始めた方が無難かと思われます。僕が大きな額をレンティングサービスを利用するなら国内で、まず金融庁のリストに載っている企業を利用させてもらいます。

仮想通貨のレンティングに関しては、まだこれからです。

 

さらに良いサービスが10月以降金融庁でお墨付きをもらってから出てくると思います。

すでにレンティングサービスをしているSBIさんでも今後、仮想通貨取引所「SBIバーチャルカレンシー」が開かれる予定になっています。

そのうち、仮想通貨でもレンティングサービスをやってくるだろうと感じています。

 

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