かにたまです。
韓国の第4次産業革命委員会は、韓国政府が金融機関によるビットコインデリバティブなどの暗号通貨関連製品の発売を許可していることを示唆しているというニュースを知り、非常に面白いことになってきたなということで記事にします。
良かったらご覧ください。
韓国で仮想通貨が証券取引所で購入可能か

ビジネスコリアを翻訳したコインポストさんの記事によると、「韓国の証券会社で第4次産業革命委員会がビットコイン等の仮想通貨を証券会社で購入できるするべきだと判断している」ということです。
現在、韓国では仮想通貨取引で日に80兆ウォン(約7.4兆円)の取引があるため、もはや仮想通貨の取引は無視できないものになっています。
第4次産業革命委員は、現在の韓国の大統領である文在寅さんの成長戦略である第4次産業革命推進のため、2017年10月から始まった大統領直属の官民合同機関です。
文在寅政権は2022年まであることから、実質、第4次産業革命委員会の方針は、現在の文政権下における韓国政府の政策となり、今後の韓国の動向に注目です。
仮想通貨の証券化はデメリットばかりではない

以前から仮想通貨、特にアルトコインには賛否両論があり、証券化への議論が高まっていました。
証券化されると仮想通貨取引所で取引はできず、その懸念からいくつかの取引所は証券化される前に上場廃止、価格は大きく下落しました。
ただ、僕は仮想通貨が証券化されることはデメリットばかりではなく、むしろ価値は可能性は高まると感じています。
なぜなら、仮想通貨が証券化されるということは株のようになるわけですから、株の銘柄のように多くの種類があっても大きな問題はなくなります。
これまでのように通貨であれば、いずれは1つになると思っており、アルトコインには大きなリスクがあると感じていましたが、証券化されればアルトコインは残るだろうという考えです。
例えば、アルトコインが通貨であればA店ではリップル払い、B点ではイーサリアム払いなど買い物の際などにわざわざその店などで使える通貨を選択するのは面倒だなと思っていました。
だからいずれ通貨としては1種ないし、数種類のみになると思っていました。
しかし、証券化されれば別です。
任天堂、ソニー等、日本だけも3500社以上の企業が上場して株式が売買されています。
よって、仮想通貨が証券化されれば、2000種類以上の現状、そして、将来的に更に仮想通貨の種類が増えたとしても違和感がありません。

証券化されて上場させる仮想通貨はできるのか?という不安もありますが、リップルなどはSBI証券が10%以上を保有しており、証券化されれば販売はまず可能になるでしょう。
反対している人も多いものの、僕はリップルは証券化されSBI証券などで売買できるようになれば、規模の大きな株取引の方々が入ってくることになります。
最初は多くの仮想通貨取引所で上場廃止になることから価値を下げるでしょうが、将来的には大きく価値を上げると感じています。
口座開設数500万人を誇るSBI証券で売買できるようになるのはデカいです。
そして、証券として上場するためには、国の厳しい審査を突破する必要があります。
厳しい審査があることで詐欺的な通貨が格段に減りますし、現在、支持を集めている俗にいう上位アルトコインは残るでしょう。

そして、安心が増し、ヘッジファンドなども入ってきて規模がより大きくなるかと思われます。

まだ認可されていない仮想通貨のETFも認可も現実的になるでしょう。
仮想通貨の証券化は決してデメリットばかりではありません。
むしろ現在の株式市場で改ざんなどが起こっている現状では、仮想通貨が証券化されることで現状の株式市場が見直される可能性もあると感じています。
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