本日、巷で話題のビットコインでお馴染みの仮想通貨に関する特徴等を記事を書いていきます。
最近、よく聞くけどよくわからないや、という方は、良かったらご覧下さい。
仮想通貨って何だ?
仮想通貨は、簡単にいうとインターネット上で自由にやりとりできるお金のことです。
仮想通貨はデータであり、通貨そのものは存在しないのが特徴です。ゲームの世界だけで使えるお金みたいなものですね。そういったものがビットコインなどの仮想通貨としてリアルの世界でも使えるようになっているのです。
世界では仮想通貨ではなく、暗号通貨と呼ばれています。どうして日本だけ仮想通貨とよばれているかというと、出てきた頃に雑誌の編集者や新聞が、よくわからずに仮想通貨と名付けたので、仮想通貨が日本の中で広がってしまったということです。
仮想通貨は、銀行を使わなくとも、個人がインターネット上で自由に移転させることができるため、近年、ショッピングなどの際に、支払・資金決済ツールとして利用される機会が増えてきています。
有名な仮想通貨として、例えば、ビットコイン(Bitcoin )があります。
最近ではビックカメラ等で試験的に導入されました。
ビットコインは電子データを使うので、SuicaやPASMOみたいなものなの?と思うかもしれませんが、違います。ビットコインにはブロックチェーンという仮想通貨を語る上では避けることができない技術があるのが大きな特徴です。
ブロックチェーンに関しては、下動画で説明されていますが、取り引きの記録、つまり台帳を数珠繋ぎにしたようなものです。ビットコインなどは、このブロックチェーンで誰もが取り引きを見て監視することができるので不正がおこりにくいのです。
例えば、上図のような感じで世界の誰かの取引記録を皆が確認できる仕組みになっています。このような取引記録が皆で確認できて永久に残るので不正はできません。
仮想通貨の説明は、池上さんの解説が非常にわかりやすいです。2014年11月の動画ですが、あの池上さんも知らなかったということです。
仮想通貨の特徴
財産的価値を持つ
資金決済法において、仮想通貨は、次の性質をもつ財産的価値があります。
不特定の者に対して、代金の支払いなどに使用でき、かつ法定通貨(日本円や米国ドルなど)と相互に交換できます。世界中の通貨に交換できるのも仮想通貨の特徴です。
移転でき手数料が安い

また、電子的に記録され、移転できます。すなわち、日本から海外に贈る事も可能です。しかも、その送金価格が非常に安いことも特徴的です。
銀行から海外に送金する場合、手数料が5000円以上かかる時もありますが、ビットコインなどの仮想通貨であれば数円程度です。
・法定通貨又は法定通貨建ての資産(プリペイドカードなど)ではありません。
・取引の履歴が誰にでも見れる。例えば、あなたに私が1ビットコインを送ると、その記録を第3者が見ることができます。したがって、不正ができません。

投機性が強い
上のチャートは2013年~のもの。最近の伸びがすごいですね。
2009年、ビットコインは最初は1円以下で取引が始まりました。

最初、2010年5月22日に2枚のピザを1万ビットコインで取引されたのがモノとの交換の始まりです。この2枚のピザは今の価格にすると28億円であり世界一高いピザとして界隈では有名な話です。
近年では、グラフを見ても明らかですが、特に今年の伸びがすさまじく仮想通貨元年と呼ばれています。僕も使っている取引所では、全ての仮想通貨の平均で5.5倍も伸びています。しかも1月~4月の間にです。
今年、急激な伸びで億万長者が続出しています。正直、仮想通貨の世界にいると、そうだろうな。と特に不思議なことではないと思うくらい上がっているのが現実です。従って、現状では儲けたいという投機目的の方が多い印象です。
これを見ると、「へえ、凄い上がるんだな、稼げそう」と思う人もいるかもしれませんが、下がるときも勿論あります。先日、2日で33%もビットコイン が下落しました。もしも100万円もっていたら2日で67万になっていたということです。この下落から現在まで短期間で半分くらいは回復しています。

株とは違いストップもストップ安もありません。
ある日、突然価値が下がって価値がほとんどなくなる可能性もあります。
仮想通貨は必ず儲かる!というような方もいますが、下落のリスクもあります。必ず稼げるということはありませんので、ご注意ください。
ビットコインは世の中の仕組みを変えるかもしれない
ビットコインなどの仮想通貨といえば、現段階では儲かるというような投機的な部分が大きいのですが、お金の根本を変える、世の中の仕組みを変えることができるかもしれないという大きな可能性を秘めています。
何といっても取引記録が皆で確認できる点が良いですよね。
これが浸透すれば、不正が起こりにくいわけです。
ビットコインの仕組みは銀行のような中央政権がなく、みんなで管理していこうという本当のお金の民主主義が実現できると僕は思っています。どうしてそう思うかというと、上のグラフのように価値が上がっているだけではなく、世界で仮想通貨の利用者が増えてきているという理由が大きいです。
Coin Dance | See which countries are seeing the most Bitcoin trade volume on LocalBitcoins.より、ビットコインの使用者は世界で急速に増えています。国別の利用者数の推移も見られますのでご確認ください。
現在はビットコイン以外にも多数のコイン(アルトコイン)が存在しており、それはネット初期の検索エンジンのようだとも言われています。かつて、それぞれの検索エンジンにファンがいて、狭いコミュでやりとりを行なう状況であったといいます。
しかし、現状ではGoogleが主流になっています。
仮想通貨もいずれはそうなるでしょう。
全ての通貨がGoogleのように残るとは限りませんが、世の中の仕組みを変えてくれる可能性を秘めているということで、これまで同様に全体的に仮想通貨の価値が上がってくることを非常に期待しています。
ネットを見るとバブルといっている方もいますが、僕はまだバブルにもなっていないと思います。
仮想通貨が一般的になった未来
仮想通貨が一般的になった未来はどうなるのでしょうか?
■世界の人達と自国にいながら働ける
送金手数料も大してかからないので、どこでも使えるから「給料は仮想通貨」にすることも可能になります。世界共通で使える通貨として存在できるようになれば、働き方の根幹すら変えてくれる可能性もあります。
米国ではトランプが当選したり、何か今の世の中を変えて欲しいと思っている人が多数いることは僕でも理解できます。ソフトバンクの採用にAIが使われたり、Facebookの創設者であるマーク・ザッカーバークですらベーシックインカムを提唱したりと、世の中はこれから大きくかわってきています。

よって、近い未来にお金の歴史が大きく変わるかもしれないので、きたる未来に備えて対応できるように今から少しだけでも所持し始めてみるのも面白いと思います。仮想通貨は100円などの低額からでも購入できます。
僕は低額でも買えるのか試してみたかったので日本円の5円分でLiskという仮想通貨を購入したことがあります!この暗号通貨も価値が上がっており、今の価格にすると46円ほどです。日付でわかりますが、3ヶ月弱での出来事です。
僕個人の意見では、うまくいけばインターネット以上のことが来ると思います。現在、インターネットは使わない人はいなくても、お金を使ったことのない方はいません。ネットの復旧とともに仮想通貨が広がれば、当然、昔のインターネットバブル以上のことが起こると思っています。
どちらにせよ、上記のようにビットコインだけでも利用者は右肩上がりに上昇しており、この流れは国家が介入しても止められないでしょう。
かつて、1929年からの大恐慌が主因で主要各国は金本位制を離脱し始め、金の保有量とは関係なく紙幣を発行する今のお金に形を変えました。今度は今の紙幣から暗号通貨が主流になる時代がくるのか?
果たしてどうなるのか楽しみです。
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