かにたまです。
ビットコイン等の仮想通貨を購入、売却する際に非常に重要になる「見えない手数料」について記載します。
この見えない手数料に関して僕が仮想通貨を始めた際には、知らなかったので人によっては役に立つかと思われます。
良かったらご覧ください。
仮想通貨を購入、売却などの取引を行う重要な指標としてはもちろん取引所の「安全性(セキュリティ)」もありますが、取引所で購入後にすぐに個人ウォレットに入れて置けば問題ありません。
よって、結論から述べますと、最も重要な指標の1つは「みえない手数料」です。
どこで購入しようか迷ったときには、手数料を比較していくと良いでしょう。
仮想通貨の見えない手数料について
仮想通貨の手数料について気になる点を記載していきます。
見える手数料の種類
仮想通貨にかかる主な手数料は以下の3つです。
「取引手数料」「出入金手数料」「口座開設手数料」
この3つの手数料は取引所で記載されていることが多く、基本的には見ることができます。
日本の取引所手数料は見えない手数料が高い
以前、僕は「仮想通貨取引所の手数料の種類、なぜ日本は高いの?」を書きましたが、誤っていました。(修正しました)
なぜなら、日本でも上の「取引手数料」「出入金手数料」「送金手数料」に至ってはそれほど高くはありません。
全てゼロの所もあります。
しかし、隠れた手数料が非常に高いです。
この隠れた手数料を「スプレッド」と呼びます。
スプレッドとは、売値の買値の差のことをいいます。
日本の取引所の販売所では、この売値と買値の差が非常に開いています。

▲コインチェックの見えない手数料を可視化すると、その高さがわかると思います。
では、実際にツールを入れた際の見えない手数料の高さを見てみましょう。
すると、このような形で特定の通貨の売値と買値を表示させることができます。
例えば、上画像のXRPことリップルの表示は1XRP=24.274円と表示されています。
しかし、実際に購入できるのは1XRP=25.08円、売却できるのは1XRP23.54円となっており、どちらも約3.2%ほどの見えない手数料が上乗せされているわけです。
上の状態のXRPを買ってすぐ売ると手数料だけで6.46%も取られます。
つまり、例えば、10,000円分のXRPを購入してすぐ売ると価格が変動しなくても手数料だけで6.46%分の464円をコインチェックに支払うことになり9,536円に目減りします。

競売所ではなく、特に販売所ではこの非常に大きな見えない手数料が加算されています。
よって、取引所の販売所では出来るだけ購入しないことを推奨します。
できれば板取引がある取引所を使いましょう。
現在の日本の取引所では、ほとんどがこの販売所形式であり、見えない手数料が加算されていて割高です。
手数料が安いと言われている取引所でも、このスプレッドが非常に大きいものもあります。
注意してみていく必要があります。
海外に比べて日本の仮想通貨取引所の多くはスプレッドが広い理由
以前も書きましたが、海外に比べて日本のスプレッドが広がっている理由は明白で、我が国(日本)の税金が高いからです。
税金がほとんどかからない、ゼロのような国であるタックスヘイブンの地にある海外取引所に比べると、どうしてもスプレッドを広くせざろう得ず、割高になってしまいます。
本日のまとめ
・どこで購入、売却するか迷ったら手数料を比較して安い所を選ぶ。
・見える手数料だけではなく、見えない手数料(スプレッド)に注意しよう!
・安く購入するなら、取引所の販売所ではなく、板取引(取引所)を利用しよう。
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