かにたまです。
少し前、国内仮想通貨取引所コインチェックの勝屋社長が日本にはない銘柄の新規上場を検討しているとの報道がありました。
そこで、本日は、今後、コインチェックなどの新規上場の可能性がある銘柄について勝手に予想してみました。
良かったらご覧下さい。
コインチェック、新規上場銘柄を検討
現在、コインチェックにて新たな仮想通貨銘柄の上場を検討しているとの事です。
ロイター通信よると以下のように報じられています。
仮想通貨取引所・コインチェックの勝屋敏彦社長は、ロイターのインタビューで、日本の取引所が扱っていない仮想通貨(暗号資産)についても、グローバルに人気のあるコインは取り扱いを増やす方針を示した。フェイスブックが発行を計画する「リブラ」に関しては資金決済法上の「仮想通貨」に該当するなら取り扱いたいと話した。

ご存知のように以前、コインチェックで580億円相当のNEMが流出後、金融庁からの監査が厳しくなり、すっかり日本の取引所で新規上場銘柄は出てこなくなりました。
【Monacoin(MONA)の取り扱いを開始しました!】
2019年5月31日に公開しておりました「Monacoin(MONA)」の取扱につきまして、本日より開始致しましたことをお知らせします。https://t.co/oKbdNditTg— Coincheck(コインチェック) (@coincheckjp) June 5, 2019
しかし、転機が訪れました。
2019年6月、コインチェックにモナコインが上場です。
これ以降、国内取引所への上場への期待が高まっていた時の出来事でした。
コインチェック、新規上場銘柄予想
今後のコインチェック新規上場銘柄を勝手に予想してみました。
個人的には、以下の6つが銘柄の予想候補になりました。
EOS、Doge、Stellar、ADA、Qtum、OMG
理由などを記載します。
※時価総額等は記事作成段階のものです。
▼EOS
・出来高がリップルを超えており、仮想通貨の中でもトップクラス。
・歴史は浅いが、時価総額が8位と高く、グローバルな人気通貨。

▼Doge
・草コインの基軸通貨であり、出来高が高い
・世界的に人気のある通貨
・利害関係が少ない
・過去に日本の取引所に上場していた。

もともとはネタコイン。
利害関係が少なく、モナコイン的な要素を感じていることから上場はありえます。
また、昔、ミスターエクチェンジという「みなし業者」の取引所に上場していました。
▼Stellar
・もともとみなし業者の日本の取引所に上場していた
・時価総額が高い
・歴史が長く、既に似た通貨であるリップルが上場している。

Doge同様に、昔、ミスターエクチェンジという「みなし業者」の取引所に上場していたのがStellarです。
また、Stellarはリップルからわかれた通貨。
既にリップルが上場していることからありえます。
▼ADA
・時価総額が13位と高い
・出来高も高い
・執行役員の和田氏の出身大学である東工大が絡んでいる
・ICO時点で日本で優先販売されており、日本で人気が高い
・サポート団体のEmurgoのCEOが日本人。

ADAは、多くの日本人が絡んでいるため可能性はあります。
ただ、通貨はギャンブル、ICO販売時の問題など黒い要素があるので、そこはマイナスですね。

日本の東京工業大学とカルダノは連携を行っており、東工大でも日々カルダノの研究が進められています。
そして、元コインチェックのCEOであり、現執行役員の和田晃一良は東工大出身です。
▼Qtum
・出来高が高く、世界的に人気
・通貨的には大きな問題を感じない
・既に多くの取引所に上場している

日本ではそれほど有名ではありませんが、ADA以上の多くの取引所に上場しています。
通貨的にも問題はみられませんので、日本で上場する可能性は十分にあります。
▼OMG
・独自チェーンでなく、ERC20トークンであることから取引所に移行がしやすい
・生みの親が日本人の長谷川潤さん。
・ETHの生みの親ヴィタリック氏のお墨付き。既にETHは上場済。

※あくまで個人の予想です。

上記事でも書いた匿名通貨、ギャンブルで利用される通貨、中国系通貨、出来高が低すぎる草コインの多くは除いています。
それ以外の考えられる候補は下に記載します。
チャットスペースからの候補
現在、コインチェックのiOSアプリには、23種類の通貨別のチャットスペースという機能ができています。
この中には、現在、コインチェックないし、日本に上場していない通貨のものもあります。
コインチェックのチャットスペースにある23通貨は以下の通りです。
通貨 | 通貨コード |
---|---|
Bitcoin | BTC |
Ripple | XRP |
Ethereum | ETH |
Bitcoin Cash | BCH |
Litecoin | LTC |
NEM | XEM |
Ethereum Classic | ETC |
Lisk | LSK |
Factom | FCT |
Stellar | XLM |
Cardano | ADA |
IOTA | IOTA |
Binance Coin | BNB |
NEO | NEO |
VeChain | VET |
Dogecoin | DOGE |
OmiseGO | OMG |
Qtum | QTUM |
DigiByte | DGB |
Nano | NANO |
Verge | XVG |
Siacoin | SC |
Monacoin | MONA |
恐らく、この23銘柄の中から今後のコインチェックへの上場の可能性があると感じています。
(すでに上場しているものも含まれています。)
上で記載したもの以外だとVeChainやIOTAあたりでしょうか。

個人的にはVechainはかなり気に入っており、購入しようと考えている通貨です。
いまかなり下がってきていますので、正直嬉しいです。

Vergeは匿名、NEOなどは中国通貨でなければいつ上場してもおかしくないんですけどね。

Vergeは2017年の時に個人的にお世話になったので思い出深いです。
DigiByteやSiacoinなどは出来高が低く、まだまだグローバル的とまではいかないかなと思いました。
出来高からの予想
取引所は商売です。
特にコインチェックのような手数料が異様に高い所は、人気のある、すなわち出来高の高い通貨を取り扱うことで儲かるわけです。
勝屋社長自体もグローバル(世界的)に人気のあるコインは取り扱いを増やす方針を示しています。
よって、CoinMarketcapの仮想通貨を出来高の高い通貨順に並べてみました。
出来高が高い仮想通貨(上図)で可能性があるのはEOS、TRONあたりです。

Tronはバブル時代には日本で検索上位にあったくらいですので上場すれば一気に価格が上がりそうですが、中国銘柄なのでどうかなという印象はあります。

Tetherは、疑惑もありますし、海外の会社が関わっているのでまずないでしょう。
またTetherしかり、TrueUSDもそうですが、米ドルが絡んでいることからも上場はないでしょう。

BinanceCoin(BNB)は、時価総額6位に上昇。
海外取引所BINANCE(バイナンス)は仮想通貨界のアマゾンになるような会社ですから仮に上場すれば売買はされるでしょう。
しかし、同じ取引所が発行していますから上場はほぼ確実にないでしょうw
BitcoinSV(BSV)もBINANCE(バイナンス)で上場廃止になっていることから無いでしょう。
そもそもBSVの中心人物のグレイグ氏がサトシ・ナカモトであることがまだ完全に証明されておらず、嘘をついている可能性があります。

日本の取引所は少しでも怪しい要素があれば、ビットコインゴールドのように配布すらしません。
コインチェックでのアルトコインの売買は推奨できないが・・・・
僕はコインチェックのアルトコイン売買は皆さんに推奨することはできません。
なぜなら、前述したようにコインチェックのアルトコインは売買手数料がめちゃくちゃ高いからです。
コインチェックのアルトコインの売買手数料の高さは国内の取引所でも異様に高いです。

売買手数料を表示させるとわかりますが、「コインチェックのアルトコインは販売所形式」になっており、手数料が上乗せされます。

仮想通貨は手数料の高い「販売所」で購入するのはできるだけ止めましょう。
では、その例を実際に見て見ましょう。
上はコインチェックの2019年8月9日のファクトム(FCT)の価格に手数料も表示させたものです。
本来は399.98円で売買できるものが、購入するときは420.51円(手数料5.13%)、売却するときは(手数料5.49%)と手数料が5%以上もします。
これは、つまりファクトムの売買をそれぞれ1回しただけで本来もらえるはずの10%ほどの手数料が取られているということです。
正直なところ、日本の仮想通貨の税金は高いのでわからなくもありません。
しかし、この手数料を良しとするのは頭がおかしいと思います。
それくらい酷いです。
ただ、コインチェックのアルトコインで唯一良い点があります。
それは日本円で購入・売却ができるという点です。
もっとも、未だにこの異様に高い手数料を見ると、それでも推奨できませんが。
ビットコインは取引所があり売買できますので、まだ良いのですが、コインチェックでアルトコインの売買は販売所である限りは選択肢の中にないです。
わかりやすいさはあり、その点では良いのですが、この手数料の異様な高さから今やすっかり利用しなくなっています。

この手数料の高さでアルトコインの売買を行うことはありえません。
もはや上場の影響は短期的
過去の歴史から上場すると価格が大きく上昇しやすいことから、新規上場銘柄を狙っている方もいるかと思われます。
しかし、もはや上場の影響力は短期的です。
その良い例は、2019年6月にあったモナコイン上場です。
確かに上場後、モナコインは大きく上がりました。
しかし、その後はどうでしょうか?
見てのとおり徐々に元通りになっています。
特にBTC建では、ほぼ元通りになってしまいました。
もはや仮想通貨の上場は投資ではなく、投機でしかないのです。

よって、上場後の購入はバブル等の上場相場でない限りは元に戻ります。
上場前に予想して仕込むのはありだと思いますが、上場後の上昇してからの購入は非常に危険です。
ご注意ください。
最後に
日本は仮想通貨大国とも言われながら、アルトコインに非常に慎重、かつ、あいまいで上場通貨が非常に少ないのが現状です。
ただ、GMOコイン等でも上場通貨のアンケートを行うなど、今年や来年にかけて少しずつ上場通貨が増えてきそうな印象はあります。
今後、どのような仮想通貨が取引できるのか楽しみではあります。
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