かにたまです。
国内仮想通貨取引所であるコインチェックに仮想通貨銘柄のアルトコインの1つ「stellar」(ステラ/XML)が上場することが明らかになりました。
そこで、本日はSteller上場時の注意について記載します。
Stellarに限ったことではありませんが、日本での上場に関して知らないと痛い目にあう可能性もありますのでご注意下さい。
コインチェックにてStellar上場へ、いつなの?
2019年11月12日の12時頃にStellar Lumens(XLM)いうアルトコインがコインチェックにて上場します。
Stellarがどんな通貨なのかザックリというと、日本でも人気のアルトコイン「Ripple(リップル)」のハードフォークで生まれた通貨です。
リップルは法人間の国際送金に特化した仮想通貨ですが、ステラは、個人間の送金市場での流通を目的としています。
ステラに関しては、「Stellar (ステラ/XLM) とは?特徴や将来性、価格チャートについて」をご覧ください。

凄くザックリとですが、リップルのような送金に特化した通貨であると覚えると良いでしょう。
上場の際に注意する事
Stellarがコインチェック上場にて起こる注意すべき危険性を記載します。
日本で上場銘柄が決まると、急騰を予測し、取引所間で価格差が生じることからアービトラージなどの様々な思惑が生まれます。
コインチェックに上場予定のStellar
半分の550億をバーンの発表が出て急騰していますw#ステラ #Stellar #XLMhttps://t.co/cXSkJNRpsa— かにたま@仮想通貨 (@kanitama7777777) November 5, 2019
その後、Stellarが発行枚数の約半分をバーンする発表を行い急騰しています。
これは上場時は何か起こりそうですね。
価格変動が激しくなる可能性
少し前にコインチェックにモナコインが上場した当時の状況をご存じでしょうか?
▲モナコインがコインチェックに上場した時期の前後のチャートです。
当時のモナコインは時価総額が低く、もともと価格変動が激しい通貨ではありました。
しかし、コインチェックの上場直後に価格が大きく跳ね、その後、下落していました。
上のチャートを見ただけで何処でコインチェックで上場したのか直ぐにわかると思います。
そう、2019年6月5日に上場し、一気に3倍以上に急騰しました。

ビットフライヤーにモナコインやリスクが上場した際もそうでしたが、日本の取引所に上場すると急騰する傾向があります。
今回のstellarも、以前のようにコインチェックへの上場で押し上げられる可能性があります。
理由は、コインチェック上場のニュースがあった日にステラの出来高が大きく上がっているからです。
取引履歴を見ると、コインチェック上場のニュースがあった11月1日の出来高が高い数値であることがわかると思います。
売れない可能性がある
以前、モナコインがコインチェックに上場、注文が殺到した理由でコインチェックに上場した直後に送金が遅れる&コインチェックで売却できないという出来事が起こりました。
異常な価格差でしたので、2017年以来のアービトラージを試みました。
もっともZaifから出金できないので、ただの送金になりそうですw
コインチェックでモナの貸仮想通貨でも依頼しようかしら。#アービトラージ #coincheck #Zaif #モナコインhttps://t.co/Ws803bP6Z6
— かにたま@仮想通貨 (@kanitama7777777) June 5, 2019
僕自身、取引所の価格差を狙うアービトラージを試してみましたが、コインチェックに送ったはずのモナコインが一向に届かず、届いた時には価格が大きく下がってからでした。

モナコインのアービトラージ祭りでZaifからコインチェックに送金を試みるも出金できずw
現物がなくなったのかしら?
一時期は200円以上価格差があったんですけどねえ。#Zaif #コインチェック #MONA #モナコイン #アービトラージ pic.twitter.com/qjIMLwIPiU
— かにたま@仮想通貨 (@kanitama7777777) June 5, 2019
思惑通りに上昇はしても今回も取引所に届かず売却できない、もしくは売却制限がある可能性はゼロではないでしょう。
上場後に大きく変動しない可能性もある
今回は、モナコインやリスクなどと違い、コインチェック、いや、日本で始めて上場する銘柄です。
よって、国内の取引所ではコインチェック以外では購入できないために国内取引所間のアービトラージができません。
また、Stellarは仮想通貨の時価総額10位と、リスクやモナコインのような時価総額の小さな仮想通貨と違い、もともと規模がそこそこ大きな通貨です。
これらの要因から、上場しても今までのように2倍、3倍など大きく跳ねない考えられます。
そもそも、現状のステラの出来高こそ上がっていますが、価格には影響していないという無風さからも感じ取ることができます。
出来高の急激な上昇から仕込んでいる方がいるのは間違いがありませんが、コインチェックで売却する場合、手数料が高いために相当上昇しないと手数料で損になるかもしれません。
最後に
今後もコインチェックでは、新規仮想通貨が上場し続けるでしょう。
今回のXLMの追加は日本の取引所にとって大きな一歩です
以前コインチェックではMONAを追加しましたが、それは既に日本で取扱実績のあるもので、XLMは今回が日本で初めての取り扱いとなります!
これは国内全体で通貨上場のフローが整ったためであり、今後も様々な通貨が上場することになると思います!— 和田 晃一良 (@wadakooo) November 1, 2019
これはコインチェックの方針からもわかります。

和田氏は、今後も様々な通貨が上場することになるとツイートしていましたね。

今回上場したStellarは、23種類の通貨別のチャットスペースの中の1銘柄でした。
今後も恐らく、その辺りから日本初の上場銘柄も出てくるかと思われます。
今回のように日本初の上場銘柄を見ると、国内ハッキング事件を経て日本もゆっくりと仮想通貨に柔軟な姿勢を見せるようになった印象はあります。
更に次に国内で上場しそうな銘柄も予測してみると面白いと思います。

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