かにたまです。
金融不安による世界的な株価下落も、金やビットコイン等が上昇しています。
どうやらその背景には中国での元安が進み、中国人が買い集めているといいます。
ビットコイン等の仮想通貨に関して規制の強い中国でなぜ?という話ですが、最近、中国ではビットコインが「仮想資産」として合法化されたようです。
世界株価下落もビットコインは上昇!1BTC=125万円代へ
ここ最近、米国の限定的な利下げや、米中貿易戦争などで考えられる世界的な恐慌への懸念からか米国の株価は大きく下落し、それにつられて世界の株価が下落傾向にあります。
そんな中、ビットコインの上昇が目立ちます。
ビットコインは今年の2019年は絶好調。
2019年2月には1BTC=40万円以下でしたが、昨日の2019年8月5日には1BTC=125万円を記録しました。
移動平均200日線(上図黄色の線)から再び大きく上にあがりだしました。
中国でビットコインが合法化へ
これまで中国ではビットコイン等の仮想通貨に関して激しく規制を行ってきました。

その例として、中国国内では仮想通貨のICO禁止されています。

更に中国では将来的にマイニングを禁止する方針などがあります。
こういった傾向から中国ではビットコイン等の仮想通貨が衰退すると思われていました。
しかし・・・

中国国内で仮想通貨取引を一時停止にした際も中国の取引所は海外に拠点を移して商売をし、中国人も店頭取引販売で購入するなど、法律の目を回避し、その火は消えることはありませんでした。
ただ、それでも、数々の中国政府の規制から中国はビットコイン等の仮想通貨を禁止にするのではないか?という不安や懸念が消えることはありませんでした。
そんな中、2019年7月18日、とある地方裁判にて「ビットコインは価値のある財産である」事が認められたようです。
Bitcoinの仮想財産の属性に関して、杭州インターネット裁判所は、Bitcoinは権利の対象として財産の価値、希少性および使い捨て性を有し、その仮想財産の地位として認識されるべきであると判断しました。
比特币虚拟财产属性首次获司法机关认可 _财经网 - CAIJING.COM.CN财经网——秉承《财经》杂志理念,严守新闻专业主义精神,坚持客观、中道、理性、建设性前提下批评性立场,整合《财经》杂志与财讯传媒旗下20余家媒体资源,融汇贯通海内外同品质媒体精华,以专业的网络新闻采编团队和强大的国际国内专家阵容,向希望一览海内外重大财经新闻并寻求真相的访问者,提供全方位的新闻、分析、评论与可信赖的信息源...
財産として中国でも扱われたビットコイン。
こういった背景や政治的な状況もあり、ビットコインが中国人により買われているというのです。
また、現在、米中貿易戦争の懸念から元安が進み1ドル=7元を突破しています。

以前の上記事でも書きましたが、ドル元が7円を突破したことでBitMexのアーサー・ヘイズCEOが述べた以下のようなことが現実味を帯びてきています。
中国の人民元安が進行するにつれてビットコインの「壮大な」強気相場が再び始まる可能性がある。
(略)
その上でヘイズ氏は、ドル/人民元が7を超えたら、一般の中国人投資家はビットコインと他の仮想通貨に殺到するだろうと予想した。

かつて、ビットコインが大きく価値を上げたのも「キプロス危機」という金融危機でした。
現在の世界的な経済不安はビットコインの価値を予想以上にはやく高める可能性があります。
2019年の今年中に仮想通貨バブルが来る可能性があるが・・・
ビットコインの半減期や有価証券問題などでアルトコインがBTC建でがっつり下がってくれたら来年の2020年は凄いチャンスがあると思いますね。https://t.co/uUzwIJIbO9
— かにたま@仮想通貨 (@kanitama7777777) June 15, 2019
僕はアルトコインは2020年からチャンスがあると感じています。
今年は難しそうだなと思っているのは、やはり来年の2020年にビットコインの半減期があるからです。

2019年の今年、大きな伸びを見せたのは昨日に半減期を迎えたライトコイン。
ライトコインより遥かに高い費用をかけてつくられ、仮想通貨の基軸であり、今後、日本でも暗号資産にもなるビットコインの新規発行数が半減することは非常に大きいです。
この記事の内容のように仮想通貨バブルの予兆は出ているんですよね。
もっとも今回くるかどうかはわかりませんが、今からきたら年明けには相当な暴落が起こるでしょうね。#bitcoin #仮想通貨 #暗号資産 #ビットコイン
— かにたま@仮想通貨 (@kanitama7777777) August 1, 2019
ただ、現在のビットコインは高値圏にありますが、仮想通貨バブルの予兆は出ています。
これは以前の記事で書いたとおりです。
よって、今年ひょっとしたら仮想通貨バブルが再び来るのかもしれません。
僕は直近の高値である1BTC140万円を超えたら、バブルだと判断し、アルトコインに少し入れてみようと思います。

BTCの半減期前で上がらない可能性もありますが、現状のアルトコインはかなり低値圏を推移しています。
そして、バブルの際は何でも上がりますので、アルトに入れます。

この資金の入れ方は、投資というよりは「投機」はですねw


ただし、今年中にバブルが来たら年始に1度は大きな暴落するでしょう。
近年は特に年始が落ちやすいです。
なぜなら「税金」があるからです。

特に日本では現在の仮想通貨の税金は「雑所得」。
そして、高額になればなるほど負担が増えていき、最大で55%も税金を納めることになります。
よって、大口ほど毎年こまめに利益確定をするはずです。
特に今年の2019年は上昇で利益が出ているでしょうから尚更です。
有事の金と同じ?ビットコインが買われる理由
ここ3ヶ月の金のチャート(楽天証券)
ビットコイン同様に好調です。
金同様に世界的な経済不安による有事のビットコインとして価値を認められてはじめていますね。
金と同様の扱いに徐々になってきたのなら、時価総額の低いビットコインの方が伸びますよね。#経済危機 #ビットコイン #金 pic.twitter.com/eVSkUM5kUg
— かにたま@仮想通貨 (@kanitama7777777) August 5, 2019
現在、経済不安から金も価値を上げています。
最近では「資産」という認識が広がり、デジタルゴールドとして有事の金と同様の扱いを受けているビットコイン。
ただ、金よりもビットコインが圧倒的に伸びています。

それもそのはずです。
金の時価総額=830兆円以上
ビットコインの時価総額=22兆円ほど
2019年8月5日時点
ビットコインの時価総額の方が圧倒的に低いわけです。
ビットコインが違法であれば別ですが、暗号資産として政府にも認められる「資産」であれば、金より小さなビットコインは伸びしろしかありません。
ちなみに日本では「仮想通貨」が2020年6月までに「暗号資産」になります!
詳細は、金融庁の情報通信技術の進展に伴う金融取引の多様化に対応するための資金決済に関する法律等の一部を改正する法律案をご覧ください。
現在は少し買いが強い気もしますが、もはや有事のビットコインと考えている人がいるほど、少しずつビットコインが「資産」として認められつつあります。
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