かにたまです。
米証券取引委員会(SEC)が最も期待されているシカゴオプション取引所(CBOE)のビットコイン上場投資信託(ETF)上場認可の決定を先送りしました。
どうして先送りされたのでしょうか?
シカゴオプション取引所(CBOE)のETF上場認可期限が9月30日へ
https://www.sec.gov/rules/sro/cboebzx/2018/34-83792.pdf
期待されているCBOEのビットコインETFの審査が延期されました。
シカゴオプション取引所(CBOE)のビットコイン上場投資信託(ETF)である「ソリッドXビットコイン・シェアーズ」に対して「承認決める手続きを開始する期限を9月30日に設定する」と記載されています。
もともとは8月10日頃が期限でした。
これを受けてビットコインは79万→73万(-7.6%)まで下落しました。
現状でのETF認可は難しいか?
ウォールストリートジャーナルさんが調査したという記事によると、6カ月間に相場操縦行為が121通貨で計175回行われ、その額は約920億円だと言われています。
相場操縦グループが世界中にあるようですが、幹部以外のメンバーは最初だけ設けさせて後はイナゴになって大損をしているようですので、そのようなグループに入るのは止めましょう。

相場操縦として狙われたコインの一例としてはビットコイン以外では上のクロックコイン等があります。
相場操縦は株式市場では違法ですが、現在の仮想通貨市場では違法ではありません。
このように現在の市場では相場操縦が行われていることは頭に入れておいてください。
今回もCBOEの認可期間が延長したことでビットコインが急落しましたが、CBOEの承認の延期の可能性は過去でも言われていたことで記事にも記載しました。それにも関わらず、これだけ落ちるのは相場操縦の怪しさも感じてしまいます。
このように相場操縦が起こっている現状ではETFの認可は難しいのではないかと思っています。
仮にビットコインETFが認められ資金が大量にはいってきてビットコインの相場操縦が難しくなったとしても影響力がそこそこあるアルトコインが狙われるだけです。
まだ規模が小さいので仕方ない点もありますが、操作されているとわかる市場に多くの人が入ってくる事はないでしょう。仮想通貨が将来的に浸透するためには、相場操縦を違法にするべきだと思います。
上のウルフ・オブ・ストリートの映画にもなった主人公、ジョーダン・ベルフォートは実在のブローカーです。株式仲介会社をおこして、相場操縦や詐欺行為で巨万の富を得ました。しかし、最後はFBIに逮捕され有罪判決を受けました。
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