かにたまです。
本日は仮想通貨が売りたい時に売れないことがあると知っておく必要性を感じたので初心者向けの記事を書いていきます。
良かったらご覧ください。
売りたい時に売れない仮想通貨
仮想通貨は売りたいなと思っても売れない状況に陥ることがあります。
売りたい時に売れない仮想通貨の例について記載します。
急騰、急落時のサーバー負荷
取引所のサーバーに負荷がかかり、取引できない状況になることがあります。
日本の取引所でもこのケースが見られます。
対処法
普段から指値を指しておくに越したことはありません。
ただし、このようなケースが何度も起こる取引所での取引は問題があります。
なんどもサーバーに問題があり、取引ができない状態が続くようであれば、取引所を変えた方が無難です。
塩漬け通貨
仮想通貨はビットコインを含め、まだ市場規模が小さく暴落すると大きく下落します。
草コイン等は2018年1月のバブル時のピークから記事作成段階で99%以上落ちたものもあります。
株の世界では「塩漬け株」などと呼ぶのですが、「塩漬け通貨」となり、売っても二束三文(大量に売っても儲けがないこと)なので売るに売れなくなります。
そうして漬物のように塩漬け状態で価格が戻ることを期待して長年保持することになります。
「塩漬け通貨」は塩漬け株に比べてなりやすいです。
なぜなら、株とは違ってストップリミット注文などの特殊注文が出来ない取引所が多いからです。
つまり、ここまで下がったら自動的に損切りできるような設定が仮想通貨取引所によってはできないので、暴落すると想定以上に下がって余計売りにくくなります。
対処法
売り時を逃し、含み損を抱えている「塩漬け通貨」の売り時は難しいです。
損切をするか、塩漬け通貨にするかは自己判断になりますが、1つ提案があるので記載します。
僕は塩漬け通貨になったものは保持しておくことを推奨します。
そして、他通貨の利益が出た時に相殺するのが良いかと思います。
例えば、塩漬け通貨がありー300万円の含み損があるとします。
ある年に他通貨が順調で400万円の利益がでました。
このように利益が出ている時に塩漬け株を売れば税金対策になって良いのです。
そうすれば400万ー300万=100万から雑所得の税金を支払う事になります。

その年に40万の仮想通貨の利益が出た場合は、塩漬け通貨の含み損のー300万円の中からー20万円分だけ売却して処分します。
すると40万円ー20万円=20万円から雑所得の税金を支払う事になります。
仮想通貨の雑所得は20万円までは税金がかからず、確定申告の必要がありません。(ただし、20万円以下でも申告が必要な場合もあります。)
ですので、その年の仮想通貨が20万円の利益になるように塩漬け通貨を売却していくと良いです。
流動性のない仮想通貨
流動性のない仮想通貨は、そもそも取引がないので売るに売れないことがあります。
↑流動性が0の通貨はこうなります。流動性がないので指値を指しても売れず、安くても売る人が出て買値と売値の差が広がってしまいます。
赤=売値、緑=買値。
対処法
流動性の低い仮想通貨は売りたい時に売れません。
だからこそ、流動性の高い通貨や取引所を選ぶことは重要になります。
基本的には自分が買いたい枚数の100倍以上の売買高が毎日あるかどうかを目安にすると良いです。
ただし、流動性のない取引所でのビットコインやイーサリアムをはじめとする主要通貨の売買は有効です。

なぜなら、昨日、記事にしましたが、流動性のない通貨はライトコインですらフラッシュクラッシュが起こり、必要以上に安値で購入できたり、高く売れる可能性があるからです。
安値で購入できたら流動性の高い取引所に移動して売ると良いです。
草コイン
草コインは流動性が高くても売りたい時に売れないことがあります。
どういうことかというと板が薄すぎて一気に売ることができないからです。
例えば、上の通貨は、1枚が約0.0003ドルです。
つまり、日本円にすると1枚が約0.033円です。
仮に5万円分購入すると、約151万枚ほど購入できます。
しかし、この買い板では151万枚を一気に売ることはできないとわかると思います。
対処法
対処法の1つとして売りたい時に売るのが大変なので、草コインには、大きな資金を入れずに分散させることです。
基本的には、先ほどの流動性で書いたように草コインの所持枚数は、毎日の売買枚数の1/100以下にすることが良いでしょう。
もしくは、将来、価値が上がり様々な取引所に上場、流動性が高まることを期待して塩漬け覚悟でガチホすることです。
現在でも急騰、急落している通貨だったり、注目を集める通貨になれば出来高が上がります。

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