かにたまです。
本日はビットコインのクジラに迫ってみます。
ビットコインのクジラとは?
その意味やクジラの代表者や保有割合、彼らの所持数ランキングやビットコインアドレス、彼らの売りに対する対策などをお伝えしていきます。
良かったらご覧ください。
ビットコインのクジラの意味について
クジラとは、いわゆる大口所有者のことです。
クジラの大きさから大物(大口)であることを意味します。
つまり、ビットコインのクジラとは、ビットコインの大口所有者(沢山持っている人)のことを指します。
ビットコインのクジラの所有割合は1000人で約40%
以前、ビットコインのクジラの保有割合は約1000人で約40%であるとブルームバークにて報じられました。
また調査企業であるDairによるとBTC総供給量の55%が200BTC以上のビットコインアドレスに保有されているとも報じられており、ほとんどが動かされていないと言われています。
なお、現在ビットコインのクジラはこの下落相場で買い増しをしており、保有数をますます増やしています。
どうしてわかるのかは、あとでビットコインの保持者ランキングを公開します。
その変化を見るとわかると思います。

そして、2019年9月、ビットコインの95%は約3%が所持していることがわかりました。
代表的なビットコインのクジラは誰?

代表的なビットコインのクジラはビットコインの生みの親で創設者の「サトシナカモト」です。
アドレスは公開されておらず、1度も動かされていません。
これまではサトシナカモトのビットコインの保有数は、開発者Sergio Demian Lernerによって総発行枚数の約5%である100万BTCと言われていました。
しかし、最近のBitMEXの調査で60~70万BTCということが明らかになりました。
ビットコイン保有者ランキングのトップ100

↑こちらのサイトでビットコインの保有者ランキング100が確認できます。
なお、サトシナカモトのアドレスは含まれていないようです。
記事作成段階で保有数トップのビットコインアドレスは、
16ftSEQ4ctQFDtVZiUBusQUjRrGhM3JYweで168,791BTCです。
アドレスは当然分散させているでしょうし、1人が1アドレスというわけではありません。

これを見ると、以前のマウントゴックス管財人の売り圧が如何に凄いことだったのかわかりますねw
クジラのビットコイン売りに対する対策
クジラのビットコインの売りに関する情報が多々あります。
代表的なものをご紹介します。
Twitterのビットコインクジラアラート
クジラは長期保有が大半ですが、中にはトレーダーのクジラもいます。
彼らの大きな売りは相場に影響を及ぼします。
そこで、ビットコインアドレスに大きな動きがあった際に警告するTwitterアカウントがあります。
短期売買(トレーダー)の方はチェックしておくと良いでしょう。
大口が動いた際は随時ツイートsしています。
Bitcoin Block bot
Bitcoin Block Bot ←こちら
Whale Alert(クジラアラート)
831 #BTC (6,776,503 USD) transferred from unknown wallet to #OKEx
— Whale Alert (@whale_alert) September 28, 2019
こちらはかなり有名なビットコインのクジラアラートです。
最近ではOKExに831BTCが送られたと警告しています。
OTC取引
クジラが大量にBTCを売却すると相場に大きな影響を与えてしまいます。
よって、そのクジラ対策として、OTC取引という取引所を使わずに売り手と買い手が直接取引する取引方法があります。
これは所謂、「店頭取引」と呼ばれている手法で個別に取引上限が設定できる利点があります。
https://coincheck.blog/7406
↑最近、コインチェックでも大口用のOTC取引が開始されましたね。
長期思考のクジラ、寡占化が進む仮想通貨

以前、仮想通貨イーサリアム(ETH)のクジラも下落相場で買い増しの記事を書きました。
彼らに共通しているのは下落相場で買い増しをしていることです。
そして、MarketWatchの調査によるとビットコインを積極的に取引しているクジラは殆どいません。
つまり、ビットコインしかり、イーサリアムしかりクジラの大半は長期思考ということです。
このように主要仮想通貨の寡占化(※)が進んでいます。
(※)市場が大口で占められること
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