かにたまです。
ビットコインは非常に価格変動が激しく、上昇も下落も凄まじいのは過去のチャートを見てもわかります。
変動が激しいのはストップ高も安もなく、24時間365日、市場が動いているからです。
仮想通貨には株のようなIR情報等の指標も何もないので、買い時や売り時が難しい印象があります。
しかし、ビットコインのチャートで非常に重要な目安となるものがあります。
それは「移動平均線」です。
本日は、ビットコインにおける移動平均線の重要度をビットコインの過去のチャートから見ていきたいと思います。
またその表示・設定方法などをビットバンクのチャートから記載してみたいと思います。
良かったらご覧ください。
ビットコインのトレードで超重要な移動平均200日線
ビットコインのトレードで重要な目安になるのは、移動平均線です。
中でも特に「200日線」は意識されていることが過去のチャートからわかります。
では、さっそく見ていきましょう!
BTC/JPY日足。
過去の長期的なチャートを見ても200日線が非常に意識されていることがわかります。
2017年の上昇トレンドが続いたバブル時代も200線付近まで調整したことが4回ほどありました。
BTC/JPY日足。
2013年にバブルがはじけ、2015年後半まで下落していた時代がありました。
上のチャートはそれからようやく200日線を上抜け、大きく上昇し続けた時期(2015年9月~)のチャートです。
しかし、その時期でも200日線付近まで調整しながら上昇していきました。
最近のビットコインの急上昇も200日線を上抜けてから強さを増していきました。
意識されているのは間違いないでしょう。
今年の2019年は、200日線を上抜けてから日足でまだ1度も200日線付近まで落ちていないので注意です。
過去のデータと同じなら少なくとも100万付近までは落ちるはずですが、今の所は、そのような雰囲気はあまり感じないですね。
個人的に、上昇トレンドであっても過去チャート同様に200日線の移動平均線付近まで落ちたほうが今後のより大きな上昇を期待できると思っています。
どのみち、いずれ200日線付近まで落ちるのは過去のチャートが物語っています。
数年間ずっと現在のように200日線よりはるか上にあるということはまずないでしょう。
短期で見ても移動平均線の200日線は意識されています。
BTC/JPYの1時間足。
まるで何かに守られているように200日線付近で一時的に急落が止まっています。
1時間足の場合でも200日線は意識されています。
BTC/JPYの15分足。
15分足でも200日線で綺麗(きれい)に下に跳ね返されて意識されています。
BTC/JPY4時間足。
本当にビットコインのチャートはどの時間足でも200日線が良く意識されており、重要な移動平均線になっていますね!
このようにビットコインのチャートにおいて200日線はとても重要なラインになっています。

200日線は非常に重要なライン。
意識しておくと良いでしょう。
上昇トレンド時は200日線付近で購入、下降トレンド時は200日線付近で売却。
過去の歴史ではこれが最も有効なビットコインの売買方法です。

短期トレードの方は別ですが、長期で持つなら今入るのは推奨しません。
ビットコインが長い下落トレンドを抜け出し200日線を突破した2012年、2015年。
トレード転換してからは共に急上昇しました。
しかし、最終的には移動平均200日線付近まで調整しています。
現在は、乖離(かいり)した非常に高い位置にあります。
待つのも重要かと思われます。
Bitbank(ビットバンク)の移動平均線

仮想通貨取引所のビットバンク(仮想通貨交換業:関東財務局長 第00004号)での移動平均線の表示方法、色や大きさ変更方法などの方法を記載します。
移動平均線の表示方法
まずは移動平均を出したいチャートを選びます。
今回はBTC/JPYの日足で出して見ましょう。
次にチャートの左上にあるグラフようなマーク(インディケータ)を選択します。
上画像のように検索窓が出てきますので「MA」と入力し、候補として出てきた「MA:移動平均線」を選択して下さい。
すると、黄色い移動平均線が表示されます。
ただし、この線は200日線ではなく、9日線になります。
移動平均線の日線の変更方法
移動平均線を9日線から200日線に変更してみます。
画面左上にMAの項目が増えています。
ギアのような上画像の「設定」ボタンがありますので選択しましょう。
インプットの設定項目が出てきますので、期間の部分を修正します。
デフォルトで9になっているので、200に変更しましょう。
設定後、OKボタンを押すと200日の移動平均線が表示されます。
この期間の部分の数値で日線の状態を変更できます。
25日線なら「25」、75日線なら「75」に修正してください。
複数の移動平均線を出す方法
移動平均線を複数出すには、上述した移動平均線を出して設定で変更していきます。
移動平均線を出した分だけ画面の左上にMAが表示されます。
上画像ではMAが3つあるので、移動平均線が3本表示されています。
上述したやり方と同様にギアのような設定ボタンを選択して修正します。
今回は25、75、200日線を設定しました。
すると、25、75、200日線の移動平均線が表示されました。
現在、最高値からは下落しましたが、短・中・長期の移動平均線はどれも上向きで力強い上昇となっています。
現在、BTCを購入する上で理想は200日線付近まで落ちることですが、トレンド的には完全に上向きになっていることがわかります。
よって、200日線付近の1BTC60万円ほどまで短期で落ちるのは、なかなか難しいかもしれませんね。
移動平均線の色や太さの変更
このままだと見難い場合、色や太さを変更することもできます。
変更方法は同様に変更したい移動平均線を選んで設定ボタンから変更します。
色や太さを変更するにはインプットではなく、「スタイル」から変更します。
上図の青枠から色が変更でき、赤枠から太さを変更できます。
色や太さを変えるだけでも印象がだいぶかわりますね。
あなたが見やすい色や太さに設定すると良いと思います。
表示させた移動平均線を消す方法
画面左上のMA(移動平均線)の部分の左から「表示/非表示」にすることができます。
上画像の赤枠で囲った丸の中に点があるマークを押すだけで表示・非表示に切り替えができます。
完全に移動平均線を消したい場合は×ボタンを押して下さい。
設定した移動平均線がチャートから完全に消え去ります。

指標のないビットコイン。本日の記事で、移動平均線の200日線の重要度を感じていただけると幸いです。

ビットバンクは2011年からのビットコインチャートが存在しています。
200日線などと照らし合わせて見ると面白いですよっ!
コメント