かにたまです。
株式市場には「10月末のハロウィン(10月31日)期間に株式を購入し、翌年の春まで保有して売却すれば利益が出やすい(※)」という言葉があります。
こういった観測は「アノマリー」と呼ばれていますが、実際、かなり当たっています。
これと同様にビットコイン市場でも利益が出やすいアノマリー的な時期があるのではないか?ということで調べて見たところデータを出している方がいたので共有します。
(※)「Sell in May and Go Away. But Remember to Come Back in September」
株は5月に全て売ってポジションなしで遊びなさい、でも9月に市場に帰ってくるのを忘れないでねという格言があります。
このことから5月に株を売り、10月(末)に株を買えといわれています。
日興アセットマネージメントの出した過去20年のデータを見ても投資パフォーマンスは非常に良いデータが出ています。
ビットコインが下落しやすい月は・・・?
結論から述べますと、ビットコインが最も下落しやすい月は8月でした。
1) June and July likely to be +
a) could be longest + streak ever
2) August right around the corner
3) August typically bad, *AND* coincides with end of streak
4) Most other #cryptos follow $BTC pic.twitter.com/4wHaCmHl8T— Timothy Peterson (@nsquaredcrypto) June 19, 2019
米国証券アナリストで仮想通貨の書籍も出しているティモシー・ピーターソンさんのツイートで2010年からの過去のビットコインのパフォーマンスが公開されました。
ビットコインで最もリターンが見込めるのは4月。
最悪な月は8月。
どちらもダントツでした。
年始の1月や3月もマイナスのパフォーマンスですね。

↑特に近年は、年始にビットコインが大きく下落しやすい傾向にあります。
We had a typical July but it broke #bitcoin's 5-month streak. On average, 60% of months are positive (through 2018). For 2019, 70% of months have been positive so I would expect some negative months at some point during the remainder of the year. pic.twitter.com/xXkL1Kxrky
— Timothy Peterson (@nsquaredcrypto) August 1, 2019
↑なお、2010年からの年月別の細かいパフォーマンスのデータはこちら
今年は既に+160%と高いパフォーマンスを見せています。
2019年のビットコインの相場について
※ここからは個人の見解になります。

現在の200日線からの乖離(かいり)率の高さからもわかりますが、今年の2019年度は高いパフォーマンスを見せており大きなマイナスの月がありません。
よって、2019年中にピーターソンさんのいうマイナスの月は出てくるだろうなと感じています。
今年の年始に大きなマイナスにならなかったのは、昨年の大きな暴落で下がりすぎたのと、2018年にビットコインが暴落したために利益確定をする人が減ったこともあるでしょう。
というわけでマイナス目線ではあります。
ただ、これだけ連続で上昇した月があっても、さらに連続で上昇する時期も過去にありました。
ーーーーそれはバブル期です。
この記事の内容のように仮想通貨バブルの予兆は出ているんですよね。
もっとも今回くるかどうかはわかりませんが、今からきたら年明けには相当な暴落が起こるでしょうね。#bitcoin #仮想通貨 #暗号資産 #ビットコイン
— かにたま (@kanitama7777777) August 1, 2019
現在、5ヶ月上昇 ⇒ 1ヶ月停滞というバブル期と同じチャート形成をしています。
↑BTC/JPYチャート
上図の線を引いた部分。
今年の最高値の付近の140万のラインを超えるとバブル期が来るかと思われます。
僕は現在は様子見でガチホ継続。
1BTCが140万円を超えたらバブル期とみて、アルトを試しに入れて見ようと考えています。
ただ、仮にもし今年バブルが来たとしたら来年の年始には大きく暴落するでしょう。
短期勝負予定です。
https://coinmarketcap.com/charts/より
現在、ビットコインのドミナンス(支配している割合)は半減期が近づいていることもあり、急速に増加しています。
ビットコインのドミナンスの増加は、即ちアルトが弱っていることも意味しています。
実際、殆どのアルトコインが対BTC建で減少しています。

ただし、バブル期は別であり、何でも上昇しますのでアルトの方が伸びると予想しています。


アルトコインは証券化される可能性もありますが、審査が厳しくなり、個人的には詐欺的なものが撲滅しますのでそれでも良いかもしれないと感じています。
証券化されることで安心感も増します。

現状では、法整備が整っておらず、甘い部分が多すぎて反社も入り込んでいるでしょう。
詐欺被害もある現在、仮想通貨全体も信用も落ちます。
証券化されないにしろ、厳しい取り決めは必要でしょう。
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