かにたまです。
昨日は1BTC97万円を記録し、ビットコインが回復してきましたね。
とはいえ、2017年12月には240万を記録したビットコイン。
現在でも含み損の方もいるでしょう。
そんな中、ビットコインの積立であれば、ピーク時から購入していてもプラスという恐るべき結果が見られました。
ビットコイン積立は最強!?驚きのパフォーマンス
5月12日段階でバブル時代の2017年12月15日のビットコインのピーク価格から毎日20ドル(約2200円・1ドル110円計算)ずつ積立をしていてもプラスに転じているということです。
2017年の12月15日ビットコインが史上最も高値をつけたまさにその日にビットコインへの投資をしてても、毎日同じ金額、例えば20ドルを今日まで購入し続けていれば、今は法定通貨建てで含み益です。
Build a Bitcoin Nest Egg for your future! https://t.co/7bz2TIPhzr
— Junya Hirano 平野淳也 (@junbhirano) May 11, 2019
へえー、すごいなということで早速、調べてみました。
見てみると日付や積立金額を入力、選択、自動的に計算してくれるサイトになっていました。
ビットコイン積立計算サイト ⇒ BitcoinSavings Calculator
ビットコインバブルであった2017年12月15日から毎日20ドルづつ積み立てるように数値を選択しました。上画像の通りです。
その後「Calculate」を入力すると計算結果が出てきます。
Date:日付
Spent so far:積立額(投資額)
Amount of Bitcoin I Own:持っているビットコインの量
Value of My Savings:貯金額(現在の価格)
結果、昨日の段階(2019年5月28日)で積立額が10,600ドルに対して、15,454.02ドル。
つまり、2017年のビットコインバブルのピークから積立を始めていても、2019年5月28日の段階で投資額の約1.5倍の額までプラスとなっているということです。
なお、2019年5月8日の段階でプラスに転じていますね。
過去8年間どの時期からドルコスト平均法で買い続けても利益が出る
SoVの雄、ビットコインさん pic.twitter.com/mTXZYDERwM— Koishi@暗号資産 (@kitraum) May 27, 2019
ビットコイン積立の凄さは過去8年間もどこで買っても同様のプラスの結果が出ているとの事です。
相場の変動は激しいビットコインではありますが、素晴らしいパフォーマンスです。
積立のメリット
ここで積立のメリットを記載します。
短期目線では大きくとれなくても長期になると素晴らしいパフォーマンスとなっています。
相場を見る必要がない
一定量を自動的に購入するだけなので日々の激しい相場に惑わされることがありません。
価格相場の激しい相場を見続けるのは、刺激が強く、健康にも良くありません。
睡眠不足や体調不良を引き起こし、仮想通貨病になった方もいるくらいです。
どんなにお金が増えても仕事や学校など日常生活に支障をきたしては何も意味はありません。
病気を治すのにもお金はかかりますからね。
積立は必要以上に相場を気にする必要がなく、非常に楽です。
どこで積み立ててもプラス
上述した通りです。
ビットコインに限ってはどこで積立をしても儲かるという結果になっています。
必ず儲かる投資というものはありませんが、ビットコインの積立に限っては当てはまってしまっています。
結果論とはいえ、本当に凄いですね。
現在、ビットコインの価格自体は2017年のバブルのピーク価格の半値以下です。
しかし、定期購入のビットコイン積立をしていればプラスになっていることから、積立の凄さがわかると思います。
長期で大きな成果になる
ビットコインを例に積立の恐ろしさを見てみましょう。
2010年の10月5日にNew Liberty Standardによりビットコインの価格が初めて示された0.07円時代から積み立てているとこうなります。
投資額:63,160ドル
リターン:138,973,615ドル
10年弱の積立で投資額の約2200倍のプラスとなっています。
10年国債の利回りが馬鹿らしくなるようなパフォーマンスを見せています。
これからビットコインが金融商品として規模を更に大きくしていけば、長期的に積立はより大きな成果となっていくでしょう。
積立のデメリット
マイナスもある
ビットコインはどこで積立をしてもプラスになる結果が出ています。
しかし、2017年ピークに購入するとビットコインでも積立がプラスに転じるのに2019年の5月8日まで時間がかかったように、下落相場で積立を始めると、しばらくマイナスになることもあります。
手数料が高い
日本でビットコインの積立を出来る取引所としてZaifとBitFlyerがありました。
しかし、安い方のZaifですら手数料が安くても1.5%(月5万円以上積立をした時)ほどかかります。
積立は定期的に購入を行うために基本的に手数料が高いです。
例えば、仮想通貨以外の金やプラチナ等の積立も2%ほどかかります。(上図はSBI証券の金積立手数料)
※現在、BitFlyerはクレカ決済ができなくなり積立は終了、Zaifも不正流出事件があってから積立は停止中です。
短期的な爆益は見込みにくい
例えば、仮想通貨リップルが2017年3月には0.7円で、年末のピーク時に約400円になったように短期で500倍以上をとれるということはありません。
積立は相場が良いときも悪いときも買い続けるために短期間での爆益はトレードするよりも見込めません。
「投機」を逃してしまうのがデメリットとも言えます。
最後に
以前、発表された日本仮想通貨交換業協会の資料によると、レバレッジのかけれる国内の取引は8割以上が証拠金・信用・先物取引であり、現物取引は2割もないのが現状です。


仮想通貨で破産することは上記事で書いたように現物を持っている限りは、税金分の日本円を確保していない限りは起こりません。
積立をするだけで約10年未満で投資額の2200倍のパフォーマンスを出せるものは、今の世の中に殆どないでしょう。
2018年、多くの投資家が退場していきました。
確かに2017年のような爆益は積立では見込めません。
しかし、長い年月をかけると非常に大きなものになります。
10年トレーダーでも投資額の2200倍のパフォーマンスを出すことは難しいです。

現在は、投資信託の成績を見てもわかるように、現在はAIが出てきていますから、短期では投資信託のプロ集団ですら増やすことが難しくなっています。

現在のビットコイン市場は投機的であり、IRなどの判断材料が基本的にありません。
よって、判断がつきにくいです。
あの孫正義さんも短期ではビットコイン投資に失敗するような世界です。
ビットコインをガチホしているだけで3年近くで15倍前後になっているわけですが、トレードで15倍以上になりましたか?#ビットコインFX #仮想通貨 #暗号資産 #仮想通貨初心者 #暗号通貨https://t.co/ABstyH7zkz
— かにたま@仮想通貨ブログ (@kanitama7777777) May 23, 2019
トレードで生活している人以外は収益(給料等)があると思います。
個人的には、その収益の一部を少しずつ現物のビットコインのガチホや積立に投じ、長期思考に切り替えていくのが良いかと思います。
ガチホや積立の強みは長期で大きな成果を出てくることにあります。

ビットコインは8割ほど下落する大きな調整を過去3度ほど繰り返しています。個人的には、前回の最高値を更新した辺りから1度積立を止め、ピークから5割ほど暴落したら積立を再開するのが良いかと思います。

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