かにたまです。
世界的な歴史的な株価の大暴落の影響であらゆる金融商品が下落している現在、その影響は仮想通貨市場にも大きな打撃を与えています。
そこで、本日は今後に考えられるパターンと、その対策について記事にしていきます。
記録的な株価下落に伴い、BTCが大幅下落!一時期は40万円代へ
NYダウ等の記録的な株価の暴落により、それにつられる形でBTCが半値以下に大幅に下落しました。
3月13日時点で1BTCが一時的に40万円代を記録し、まさに血の13日の金曜日となりました。

半減期期待で上がっていたところがあり、調整はあるとは思いながらも、正直な所、ここまで下がるとは想定外すぎました。

過去の株価の歴史的な大暴落であったリーマンショック同様に金、原油などの多くの金融資産が売却され現金化(マージンコール)されました。
実際、米国債以外はほぼ全てが売られている状態でした。
恐らく、この株価の下落により現金が必要になった(例えば、FXの追証など)ことなどが考えられます。
ビットコイン
大手取引所Bitmex昨日の、ロング買いで入っていた人達の、ロスカットは、
163600ビットコインでした。
巨額過ぎました。
利益率ランキングは、
欠場が、目立ちました。方向性が、決まるまでは、
様子見がいいかと思います。 pic.twitter.com/Z7ZXLIzZEy— ビットコインFX☆くじらーず☆ (@7t4QtAnEAtIyNd7) March 13, 2020
海外大手ビットコインFX取引所のBitmexでは163,600BTCという巨額な資金がロスカットされたそうです。
コロナショック、株価の影響で今後のビットコインはどうなるのか予測
今後、考えられる数パターンから相場の予測をしてみます。
価格がどこまで下がるか、上がるかは誰にもわからないので、様々なパターンが想定され、考え方などは随時、変わっていくのはご理解下さい。
そうなった際の対策が重要であると考えています。
現在の僕の予想は、これだけの下落が続けて起こっている以上は、これから株価は戻しながら(下落がはやすぎるため)も徐々に下落していくと予想しています。
今後も株価が下落する場合
今後も株価が下がればBTCをはじめ様々な仮想通貨が下落していくと思われます。
ただし、仮にNYダウが1万円になってもビットコインは10万円代ほどまで落ちることはあまり考えられません。
なぜなら、過去の大暴落の歴史同様にそこまで株価が悪くなる前に経済を立て直すため各国政府はより大きな金融緩和を行ってくるからです。
金銭が余ってくれば、仮想通貨市場にも資金を入れられる余裕が出て来るため、経済が安定してくることで大きなチャンスが来るでしょう。
また、これから更に大きな金融恐慌が起これば、ビットコインなどの仮想通貨は非常に大きなチャンスがきます。
過去、ビットコインが大きく価値を上げたのはキプロス危機などの金融危機です。
既存のものがダメになっていけば、仮想通貨市場は大きな注目を集めるでしょう。
このまま株が暴落したら1~2年後に本格的にマーケットに参加かな。
ダウ先物、また5%以上落ちてますね。
次のビットコインバブルでかなり利確するかも#株価暴落 pic.twitter.com/LA5dF2eJ39
— かにたま@仮想通貨 (@kanitama7777777) March 12, 2020
株式市場はもしも更に大暴落すると回復までに非常に時間がかかると予測しています。
特に今回、米国株の伸びは過去最長で続いているため下落から回復期間まで長いでしょう。

上のビットコインのジェネシスブロックの記事で記載しましたが、リーマンショック時の経済崩壊による中央銀行への不満からビットコイン等が誕生した歴史があります。
またキプロス危機で大きく価値を上げるなど、金融恐慌が引き金となり、ビットコインは大きく価値を上げてきました。
BTC/JPY週足チャート。
BTCの下落に関しては、現状ではこの長期的なトレンドラインに注目したい所です。
現在、このラインでうまく反発しましたが、このまま株価が暴落し、ここを大きく下回るとビットコインないし、仮想通貨は非常に厳しくなるかと思われます。
このまま株価がV字回復する場合
経済立て直しのために、これから更に本格的になる金融緩和が成功、また現在の株価下落のトリガーであるコロナウイルスの特効薬ができた等があればV字回復していく可能性があります。
そうなれば現在の株価につられているビットコイン等も再び回復していくでしょう。
下落し続けている株式市場!持っている仮想通貨はどうする?
現在、株式市場の下落につられ、仮想通貨市場は大きく下落しています。
持っている仮想通貨の資産価値が減る中で売りを考えている人もいるでしょう。
しかし、資金に余裕があれば売らず(特にBTC)に何もしないことを推奨します。
何もしないのは機会損失にも見えますが、現在、マージンコールなどで資産を売却して損失を確定させている人が多いため、結果的に何もしていない人がプラスになっています。
また、ダウが1日で2000ドル以上も下がる歴史的暴落や、米トランプ大統領の演説による経済回復期待で2000円近くも上がる現状を見ると、非常に不安定でロングもショートも危ない状態です。
余裕があり少し試すならありだと思いますが、想像の逆に動くと大きな痛手を伴います。
現在、BTCが必要以上に売られているのは、以下の2つの理由によるものだと思われます。
・市場規模が小さく、新しい金融商品であること
アルトコインがビットコイン以上に下がるのと同じです。
新しく資金が少ないものは下落率が激しいです。
・損失を補てんするため
バブル崩壊し、2018年12月頃を底にビットコインは上昇し続けていました。
この利益を確定し、株式などの損失にあてているのかと思われます。
※このように損失を確保するために現金化することはマージンコールと呼ばれています。
資金に問題があれば別ですが、仮想通貨が進化段階の現段階で売ることは推奨できません。
また、ここまで下がると購入したくもなりますが、現在の株価の下落は暴落の第一段階の可能性があります。
ビットコインもそうでしたが、バブルのピークが終わり大暴落、急回復からより落ちるパターンも十分に考えられます。
特に今回の株価下落で既に潰れている会社も出てきており、その影響が出ないとも限りません。
また米国のNYダウなどは過去最長の10年以上も上がり続けている歴史があります。
コロナがキッカケとはいえ、これをきっかけに下落へとトレンド転換する可能性があります。
最後に
現在、ビットコインは大暴落しているのは事実で、僕自身、株価の影響でここまで落ちるとは想定していませんでした。
ただ、2019年、ビットコインは1BTC約35万円付近で底打ち、暴落から大きく回復してきました。

2020年開始時には1BTC75万円ほどで、現在を毎年恒例の調整時期と考えると現時点の価格はチャンスであるとも考えられます。
仮にこれから株価が更に暴落し、ビットコインも更に価値を落としてもキプロス危機などのように人々が仮想通貨に興味を持つようになるキッカケになる可能性は十分に考えられます。

また、大暴落があることで世界的な格差は減少します。
そして、自分は仮にビットコインが更に大暴落しても、株価暴落により既存のシステムの問題点が浮き彫りになり、復活すると思っています。
そして、その後、デジタル通貨が浸透する新しい時代が来るなら大きく下がっても問題ないと思っています。
暴落はチャンス、稀代の大チャンスが近づいてきています。
本当にこの通りだと思います。
入れる資金を確保すべく資金を集め、体力をつけて来るべきチャンスに備えておきましょう。
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