かにたまです。
世界最大の売上を誇るウォルマートがブロックチェーンを使い、更なる食の安全性に乗り出しています。
では、どうしてウォルマートでブロックチェーンが使われたのか?どのように安全性を確保できるというのでしょうか?
本日はその概要にせまりたいと思います!
世界最大の小売ウォルマート、ブロックチェーンで安全性を証明
今年、ロメロンレタスというレタスに大腸菌が急増したようです。

この大腸菌は、死人を出すほどで米国では問題になっていました。
他にもシリアルや卵類にも、菌が見つかる等の食の安全性が脅かされていました。
このような食品安全問題に迅速かつ正確に対応することは極めて重要です。
しかし、家や倉庫を梱包する多くの農場に存在する情報は、従来の紙ベースの方法では複数のソースから重要なデータを追跡することは非常に時間がかかります。
従来の紙ベースだと7日ほどかかると述べられていますね。
そこで、ウォルマートは、ブロックチェーン技術を使ったシステムを採用することになりました。2019年9月30日までに、このシステムの立ち上げを行うとのことです。
ブロックチェーンに情報を保管することで、どの農場の食物なのかを把握することができ、問題が起こればすぐに消費者への提供をストップすることができるようです。
ブロックチェーンを使う前は、その過程には7日ほどの日数がかかっていたそうですが、ブロックチェーンを使えば2.2秒ほどで追跡して確認ができます。
早期で確認ができることで、食品安全チームは迅速に顧客間で応対することができます。
ブロックチェーン上において、データは改ざんが難しく、情報は公開されており、変更に対する透明性も高まる利点があると言います。
英語ですが、動画での説明もあります。
ウォルマートは、米国最大の小売店(スーパーマーケット)です。
2018年の売上高等は以下。小売売上高は世界一を誇ります。
営業利益:204億3700万ドル
純利益:98億6200万ドル
純資産:778億6900万ドル
総資産:2045億2000万ドル
ブロックチェーンの技術は食の世界でも徐々に浸透しつつあります。
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