かにたまです。
ビットコインのチャートを見ると同じような周期を繰り返しています。
過去の歴史を知っているとかなり流れが読めるようになります。
そこで、本日は過去3度起きたビットコインの大暴落の歴史を振り返ってみます。
ビットコイン大暴落の歴史
ビットコインの特に大きな上昇からの大暴落を3つほど挙げます。

小さい波であれば2017年だけでも5回以上はあります。
2011年6月~
ビットコインの歴史と価格推移 – ビットコインの解説 | Bitcoin日本語情報サイト
ピーク:2011年6月に1BTC=1489円
底:2011年11月に1BTC=169円
上昇期間:約11ヶ月
下落期間:約5ヶ月
下落率=100-(169÷1489×100)=88.66%
ビットコインの1番最初の大きなバブルがこちら。
ワッと上がってワッっと落ちた感じです。ビットコインのフォーセット(無料配布)で広がりニューヨークタイムズ等のメディアに取り上げられたことで認知されたことが大きいようです。
2011年6月マウントゴックス運営の取引所がハッキングを受け、ビットコインの価格が操作されました。数分で戻ったものの信用を大きく失いました。
2013年11月~
ビットコインの歴史と価格推移 – ビットコインの解説 | Bitcoin日本語情報サイト
ピーク:2013年11月に1BTC=121521円
底:2015年1月に1BTC=25483円
上昇期間:約1年7ヶ月
下落期間:約1年3ヶ月
下落率=100-(25483÷121521×100)=79.03%
キプロス金融危機で銀行が閉鎖され、預金封鎖となりました。人々はお金を銀行からおろせずにいましたが、ビットコインを持っていた人は可能でした。有事の時に役に立つということでビットコインが急速に広がりました。
そして、2014年2月末、マウントゴックスで約114億円相当のコインが消失し、預金残高約28億円も不足していることが判明しました。
2011年の暴落時にもハッキングにあっていましたが、かの有名なマウントゴックス事件とは2014年の時のことを指すようです。
2018年1月~
2017年4月、ビットコインなど仮想通貨に対する規制を盛り込んだ改正資金決済法が成立し、日本国内で仮想通貨が浸透し始めました。
ピーク:2018年12月に1BTC=2312000円
底:2018年12月に1BTC=354,350円(2019年3月25日までの段階)
上昇期間:2年2ヶ月
下落期間:約11ヶ月(2018年12月15日までの段階)
下落率=100-(646300÷2400000×100)=84.67%(2019年3月25日までの段階)

2018年1月取引所コインチェックハッキング時点が起こり史上最高金額の仮想通貨がハッキングされました。
本日のまとめ
ビットコインは過去に同じような大きな暴落を繰り返して底上げしています。
上昇しはじめた段階:2010年7月(0.7円)
ピーク:2011年6月に1BTC=1489円
底:2011年11月に1BTC=169円
上昇期間:約11ヶ月
下落期間:約5ヶ月
下落率=100-(169÷1489×100)=88.66%
上昇しはじめた段階:2012年5月(406円)
ピーク:2013年11月に1BTC=121521円
底:2015年1月に1BTC=25483円
上昇期間:約1年7ヶ月
下落期間:約1年3ヶ月
下落率=100-(25483÷121521×100)=79.03%
上昇しはじめた段階:2015年10月
ピーク:2018年12月に1BTC=2312000円
底:2018年12月に1BTC=354,350円(2019年3月25日までの段階)
上昇期間:2年2ヶ月
下落期間:約11ヶ月(2018年12月15日までの段階)
下落率=100-(646300÷2400000×100)=84.67%(2019年3月25日までの段階)
3回目は7月3日までの段階ですので、これ以上下がらないとも限りません。
最後に
大恐慌を引き起こした有名なリーマンショックですら61%の下落でした。
ビットコインはこのリーマンショック以上の下落が歴史からも3回既に起こっています。
過去のビットコインのチャートからこれだけの急落を見ると、まだ未成熟であり、投資対象としては、とてもリスクがわかると思います。
また歴史から上昇期間が長いと下落期間も長くなっており、現状では6ヶ月が経過していますが、まだ下落の危険性があり油断は禁物です。
ただし、長い目で見ると確実に底上げをしながら成長していっている事がチャートからわかります。
仮想通貨の技術の進歩により、次の波でどこまでいくのか楽しみです。
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