かにたまです。
2019年11月17日の段階で1ビットコイン(BTC)あたり92万円ほどを推移しています。
ところで、このビットコインが誕生して11年、最初のスタート価格をご存じですか?
本日は、歴史と共に価格推移を一緒に見ていきましょう!
ビットコイン誕生時の価格は?

ビットコインは、今でも正体不明の人物であるサトシナカモト(当時、36歳であったと伝わっています。)が彼の論文(2008年発表)をもとに2009年1月3日に生み出されました。

この2009年1月3日に初めてビットコインのジェネシスブロックがサトシナカモトにより採掘され、ビットコインが誕生した日時になります。
ちなみにこの時期の価値は、価格がつかず0円でした。

ビットコインが生まれた当時は価値がつかず0円でした。価値がつくのはもう少し先の話になります。
最初に価格がついたのは?
はじめてビットコインに価格がついたのは2009年10月5日です。
1BTC=約0.07円でした。
ニュー・ライブラリー・スタンダード(New Liberty Standard)(※)によりビットコインの法定通貨で交換できる価格が初めて提示されたことになります。
ビットコインのマイニング(採掘)に必要な電気料金から計算した価格でした。
記事作成段階の1ビットコイン(BTC)価格を92万円とすると、値がついてから10年で約1314万倍とトンデモナイことになっています。
(※)ニュー・ライブラリー・スタンダード(New Liberty Standard)とは?

当時のビットコイントークにいた個人のアカウント名のことで会社などではありません。
商品の購入(ピザ)で初めて使われた時の価格は?

ビットコイン・ピザ・デーという記念日があるように、ビットコインが初めて通貨として使われたのはピザ2枚の購入で2010年5月17日のことです。
当時の価格で1BTC=0.0025ドル=約0.27円(1ドル109円で計算)でした。
アメリカ人フロリダ在住のプログラマーであるラズローさんが、当時、誰も使うことがなかったビットコインで何か商品を買おうと考えました。
そして、彼は2枚25ドル(約2600円)のピザと10000BTCの交換を冗談半分でビットコインフォーラムにて持ちかけました。
すると、イギリスでこれに応じた方があらわれ、ピザをピザ屋から代理購入し、5月22日にピザが送られました。
この時がビットコイン決済の先駆けになりました。
そして、その5月22日は記念として「ビットコイン・ピザ・デー」となっており、毎年、ビットコイン愛好家達の間でピザを食べてお祝いをする年になっています。
そして伝説へ
それからビットコインの価値を理解する人々が増えていき、価値を大きく上げて現在に至ります。

ビットコインがここまで価格を上げたのは、その理念にあります。
もはや、人々はネットワークの力で誰にも依存せず、どこにいても直接送金することができるのです。

確かにビットコインは価格変動が大きく、投機的な部分はあるものの、それはまだまだ市場規模が小さいことがあるでしょう。
しかし、それでも冗談半分でたった11年で滅多なことではここまでの価値にはならないです。

まだまだ市場規模が小さく、あの中国すら国家通貨をつくろうとしています。
国家通貨が浸透した時、更に大きくなったビットコインの運命は・・・!?
とはいえ、まだまだ市場規模が小さくどこまで伸びるのか?
今後、どのような伝説をつくっていくのか楽しみですね。
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