かにたまです。
仮想通貨(暗号資産)市場で最も大きな存在である「ビットコイン」について記事にします。
ビットコインとは何か?その特徴、問題点、今後の見通し、価値をあげた理由、購入前の注意点、どうして影響力が強いのか?など初心者が知っておくべき事を記事にしていきます。
難しい言葉もありますが、初心者向けに例を出して出来るだけわかりやすく書いています。
ビットコインを購入しようと思っている方に是非見て欲しい記事です。
ビットコインの基本情報(概要)
通貨コード:BTC
発行上限:2100万
承認時間:10分
コンセンサスアルゴリズム:PoW(プルーフ・オブ・ワーク)
公式ページ:https://bitcoin.org/ja/
生みの親:サトシナカモト
まず、ビットコインはお金を変える革命的なものです。
もともと無価値だったビットコイン。
何故こんなに価値を上げたのかといいますと、「その思想が価値を高めている」からです。

ビットコインは値動きが激しく投資ではなく、投機と言われています。しかし、価値を上げていった根本は’’思想’’です。

ビットコインはサトシナカモトという正体が未だにわからない、突然ネット上にあらわれた謎の人物の論文から作成された実態のない通貨。
そう。
サトシナカモトは、まるでデスノートのようです。
この人がサトシナカモトだと噂が出ると記者達がその人のもとを押しかけたり、「私がサトシナカモトだ」と自ら宣言する人が過去に何人も出てきています。
最近では、サトシナカモトの死亡説、AI説や、1人ではなく、複数いるのではないか?とまで言われていますw

どこの誰かがわからない人が考え出したビットコインがこれだけの価値を持つのは非常に面白いですね。

↑サトシナカモトが書いたビットコイン原論文を日本語で翻訳されたものが存在しています。
この構想が世界の共感を得て、たった10年で現在の規模までの広がりを見せています。
ビットコインとは?
ビットコインとは何か?については、上動画でわかりやすく伝えられています。
動画の2014年の頃は1BTCが7500円で高いと言われていた時代に放送されています。
ビットコインは実物の硬貨や紙幣とは違い、実態がありません。
お札や効果のように目に見えるものではなく、データとして存在していているインターネットで使うことができる通貨です。

電子マネーのような実態のないものがビットコインであり、日本では暗号資産とも仮想通貨とも呼ばれています。
ビットコインの特徴
インターネットで目に見えないビットコイン。
しかし、ビットコインがインターネットのお金といっても電子マネーやポイント等とは違います。
それは、以下の大きな4つの特徴があるからです。
ブロックチェーン

ビットコインは「ブロックチェーン」というものが使われています。
四角い箱・・・ブロック
黒丸●・・・取引情報
上図はブロックチェーンのイメージ図です。
ブロックチェーンは、ブロックと呼ばれている箱の中に記録された取引情報を入れ、それを数珠(じゅず)繋ぎしています。
情報を箱に入れるのは、引越しなどをイメージするとわかると思います。
引越しの荷物のように1つ1つの家具を持って運ぶより、ダンボールにつめて送ったほうが効率が良いですよね。
引越しにいれるダンボール(ブロック)に物(情報)をつめているという感じです。
それが繋がってチェーン状になっていることからブロックチェーンと呼ばれています。

ブロックチェーンは大きくわけて3種類あります。
ビットコインは、パブリックチェーンが使われています。
詳細は上記事をご覧下さい。
このようにビットコインはブロックチェーンという難しそうな技術でつくられている事からなかなか理解されず、現在のように価値を上げても詐欺だと言われたりもします。
そのブロックチェーンの特徴は以下の4つです。
・分散型合意形成アルゴリズム
・分散型台帳技術
・ピア・トゥ・ピア
これらの言葉は、わからなくても大丈夫です。
僕がはじめてみた時に聞きなれない言葉で何のことかわからなかったこともあり、それぞれ噛み砕いて説明します。
暗号化技術
暗号化技術はメールで使われている技術です。
「情報を詰めて並べてプライバシーを守る」ことを意味します。
情報を詰めて並べたらプライバシーが守られる?
・・・・どういうことでしょうか?
これは、先ほどの引越しで言えば、箱につめることで中身が見えなくなります。
箱に詰めてあり中身が見れないので、引越し際に業者に任せても中身を見られずにプライバシーが守られているわけです。
これと同じでビットコインも情報を箱に詰めているからこそ、中身が見えずにプライバシーが守られているというわけです。
分散型合意形成アルゴリズム
「コンセンサスアルゴリズム」とも呼ばれています。
ざっくりと言えば、「全員で確認することができる」ということです。
つまり、ブロックの中にどんな情報を詰めたのか誰でも確認できます。
例えば、ある「あんパン」の中身に本当に「こしあん」が入っていることは、製造者以外はわかりません。
僕達は、その「あんパン」を買うまでは中身が「つぶあん」なのかもしれませんし、本当に中に「こしあん」が入っているかわかりません。
しかし、分散型合意形成アルゴリズムにより、全世界の人が誰でも「こしあん」が入っていることがわかるというものです。
誰もが中身がわかることで信頼が持てるというわけです。
分散型台帳技術
「分散型台帳技術」は非常に難しい言葉ですが、簡単に説明すると「記録を全員が持っている」ということです。
例えば、先ほどの「あんパン」であれば、中身が「こしあん」である記録を全員が持っているということです。
ですので、仮に「あんパン」の中身が「つぶあん」に入れ替わって改ざんされても、全員が中身が「こしあん」という記録を持っているためにおかしい事がすぐにわかるわけです。
もし改ざんしたいときは全員の記録を改ざんする必要がありますから大変です。

↑実際、こちらの記録のように何年何月何日何時何分何秒にどれくらいの量を送金されたのか改ざんできない記録がブロックチェーンに残り、誰でも確認できます。
誰でもデータが確認でき、しかも改ざんが難しいことでビットコインは信頼を高めました。
ピア・トゥ・ピア
ピア・トウ・ピアは、「P2P」と呼ばれています。
「管理者がいなくても仕組みが動く」という意味があります。
今の世の中は全てに管理者(運営)等がいます。
例えば、ギャンブルだったら必ず胴元がいますよね。
ゲームだったら運営している会社があります。
これは中央集権型と呼ばれています。
このブログもそうですが、皆さんのパソコンで1つのサーバーにアクセスをするという形ですね。
しかし、それらの管理者(中央)がいなくても動く仕組みがピア・トウ・ピアです。
ピアとは「対等」という意味があり、全員が平等に繋がっているという形です。
これは直接、本人と本人がやり取りできるというものです。
しかし、今の形はほぼ必ずどこかを経由します。
例えば、日本円などの法定通貨を誰かに送るときには銀行を経由します。
メールなども直接送られているように見えますが、例えば、グーグルメールだとグーグルのサーバーを経由しています。
しかし、ビットコインの場合は、どこにも途中経由することがなく、本人から別の人に直接送金ができるというわけです。
ビットコインの手数料が安いと言われているのは、どこにも経由しないのですむピア・トウ・ピアの仕組みがあるからです。
ビットコインの真の魅力は、世界中の誰とでも中間を必要としない個人間の取引ができる点です。
そして、改ざんできない記録が残り、みんなで監視しているので、誰と取引していてもその取引が間違いなく行われていることがわかります。
誰とでも取引できて正しく行われることから信頼が不要になります。
これをトラストレスといいます。
取引データが誰もが確認でき、送金の不正などを防ぐことができるわけです。

現在の仕組みは中央が何をしているのか僕らは確認できないブラックボックスの仕組みです。しかし、ビットコインはオープンな仕組みで誰もが確認できるために信頼され、価値をあげてきました。

改ざんが難しい取引記録が残り、不正が起こっているか誰でも確認できる点がビットコインの魅力です。
例えば、僕たちがインターネットを使って送金を行う際には、銀行などの中間を通して送金します。
○○銀行に振り込むということが一般的ですよね。
しかし、ビットコインの場合は、銀行のような中間を必要とせず送金ができます。
つまり、直接、AさんからBさんに世界のどこにいても送金が可能です。
なお、仮想通貨取引所で送金を行うと現在の仕組みとかわらなくなり、取引所に支払う手数料がかかります。もっとも、その手数料も一般的な銀行の手数料よりも安い所が多いです。
銀行のような中間があることは、大きな資金が集まっているためにハッカー等に狙われやすい点が問題です。


銀行しかり、仮想通貨取引所しかり、ハッキング被害にあっていることはご存知だと思います。

仮想通貨流出事件は、取引所の不祥事で仮想通貨が悪いわけではありません!

ピア・トゥ・ピアに関しては上記事をご覧ください。
発行枚数に上限がある
ビットコインの発行枚数は上限が約2100万枚と固定であり、それ以上は増えません。
2140年頃には2100万枚に達し、新しいビットコインは1枚も増えなくなります。
2100万枚に固定されていることでインフレ(物の値段が上がり、お金の価値が下がること)を防ぎ、ビットコインの価値を高めることができます。

発行枚数に制限があるからこそビットコインは希少になっています。金のような希少性からデジタルゴールドとも呼ばれています。
マイニング
さて、ビットコインは2019年4月現在、約1763万枚ほど発行されています。
まだ新しいビットコインが生まれるわけですが、新しいビットコインはマイニングという作業により生み出されます。
マイニングは、クイズのような難しい計算問題を1番最初に解いて答えを導き出した人が、そのご褒美として新しいビットコインがもらえるという仕組みです。
この仕組みのお陰でビットコインが生まれて約10年。
システムが正常に動かなくなったことは過去1度もありません。


マイニングに関しての詳細は上記事をご覧ください。
インフレを抑える半減期

クイズのようなものを解くと新しいビットコインがもらえることは上述したとおりです。
しかし、ビットコインは約4年に1度、その報酬が半分になる「半減期」という時期が存在します。

現在は約10分に1度、報酬が与えられ、12.5ビットコインずつその発行数が増えていきます。
しかし、2020年の5月ごろには、その報酬が6.25ビットコインと半分になります。
こうして約4年枚にビットコインの報酬は半分づつ減っていきます。
この時期を「半減期」といいます。
新しいビットコインが減り続け、最終的には2140年頃に新規発行されるビットコインは1枚もなくなります。
これがビットコインの希少性を高め、新しい通貨が発行されなくなることからインフレを抑えるわけです。

ダイヤモンドや金が価値を持っているのは、見た目が綺麗という理由だけではなく、その希少性からとも言われています。例えば、金の全世界の埋蔵量は50mプールで約3杯分の埋蔵量しかありません。
送金手数料が額によらず安く、速い
現在の仕組みでは、海外のような国際送金になると、手続き等で送金完了までに数日、費用もかかります。
国際送金に時間がかかり、手数料が高いのは、送金手数料、為替手数料、中継銀行手数料、リフティングチャージ料、受取手数料などいくつもの経過を経て送金されるからです。
手間が多い分、手数料もかかるわけです。
しかし、ビットコインの場合は、アドレス→アドレスに直接送金、通常では約10分ほどで届きます。(取引所などを経由すると確認で反映に時間がかかることもあります。)

以前、ビットコインの送金で200億円相当が10円代の手数料ですんだことが話題になりました。
これは中間を使わず直接送金が可能であるために可能なのです。

現在、銀行が衰退しているのは、預けてもお金が増えないこともありますが、高い中間手数料を抑えるビットコインのような安く送金できる仕組みが生まれてきたからです。
プルーフ・オブ・ワーク

ビットコインはProof of Work(プルーフオブワーク・POW)という、不正をなくして正しい記録を承認する仕組みがとられています。
この仕組みを採用し、ビットコインが生まれて10年、過去に1度も不正が起こっていません。
よって、ビットコインは信頼を得て、価値を上げ続けています。
不正が起こっていないのは、上述したブロックチェーンの仕組みが採用され、皆で正しいことを証明することが出来るからです。
現在の世の中で不正が起こって野放しにされているのは、一部の人以外は見ることができないブラックボックスだからです。
また、ビットコインの取引の承認作業を行うことは誰でも可能です。
そして、その承認者にお金(新しいビットコイン)が配られるというインセンティブがあります。
人間が不正を起こさない要因として、給料が配られるから嫌な仕事でも会社に行く人がいるように、新しいビットコインという報酬を与えることでビットコインの取引の承認作業の不正が1度も起こっていません。
ビットコインの問題点
上述したような、一見、万能に見えるビットコイン。
しかし、現状では問題点があり、改善のために日々開発されています。
細かな問題点は様々ありますが、特に大きな問題点を5つほど記載します。

現在のビットコインは問題点がありますが、良い点は進化できる点です。特に技術面ではインターネットのようにドンドン良くなっていくかと思われます。
性能の限界
ビットコインは性能を年々上げていますが、現在の処理能力には限界が来ています。

2017年のバブル時期にはユーザーが増えたことで処理が追いつかなくなりました。
これにより、ビットコインがなかなか届かず、手数料が大きく跳ね上がるという問題が起きました。

この処理能力の問題からビットコインから派生したビットコインキャッシュという新しい通貨が生まれました。

ライトニングネットワークという現在のビットコインの処理速度問題を改善できる技術が開発されていますが、欠点もあり、今後の開発に注目が集まっています。
寡占化(かせんか)
寡占化(かせんか)とは、独占化のような意味で、一部の人達が多くを所持し、市場価格がコントロールされてしまうことです。

ビットコインは約1000人のクジラと呼ばれている「大口投資家」が約40%を所有していると言われています。
よって、彼らの意向次第で相場が大きく動いてしまうというリスクは否めません。

なお、クジラと呼ばれる人々は、中国人の割合が多いです。

2019年9月段階では、全ビットコインの95%は3%が所持しています。

時価総額2位の仮想通貨であるイーサリアム(ETH)にもこの傾向が見られ、有望通貨の寡占化が進んでいます。
価格変動が激しい
仮想通貨の時価総額は増えてきています。
しかし、まだヘッジファンドや大口の投資家達が安心して入ってこれる市場ではありません。

それは、現在も市場の規模が小さく価格変動が激しすぎるからです。

2018年にはビットコインは80%も下落しています。
この現在の仮想通貨市場で、特に相場に大きな影響を与えている巨大なヘッジファンドは入ってこないです。
なぜなら、彼らは顧客の資金を増やすのが仕事。
暴落に巻き込まれ、仮に80%も顧客の資金を溶かしてしまっては会社が存続できなくなるからです。
現段階では、少し試してみようかな程度で大きなお金は入ってこないかと思われます。
ヘッジファンドが参入してくるには、より規模が大きくなったり、投資家やヘッジファンド達が安心して入ってこれるようなルール等を定める必要があります。
なお、ビリオネアの方でマイケル・ノボグラッツさんが資産の10%を仮想通貨に投資していることで知られています。
ビリオネアが10%の所持でニュースになるほど現在のビットコインは不安定。
ビットコイン長者以外は資産の1%をビットコインに投資していれば良いほうかと思われます。
生みの親がいない
ビットコインは発案者である架空の人物「サトシナカモト」はおらず、プロジェクト管理も引き渡し、有志達によってビットコインの開発は進められています。
従って、鶴の一声的なものもありません。
自由ではありますが、非常に取り決めに時間がかかり、まとまりにくいことが問題です。
まとめ役がいないことにより、現状のトランザクション問題による対立など政治的なリスクで崩壊する可能性があるのは否めません。

追記:実際にビットコインコミュニティ内で争いが起き、ビットコインキャッシュがビットコインからわかれて誕生しました。
非中央集権
ビットコインは中央政権、つまり管理する会社のようなものがありません。
円なら国がバックにいますので、銀行に何かあっても国がいくらかのお金の救済を保証してくれています。
しかし、ビットコインはそういうものが一切ありません。
あの有名なマウントゴックス事件でも、預けていたビットコインを失った人に戻ってきたビットコインはありません。
非中央集権であり、国の保証がないので、不意な事故でも全てが自己責任になります。
価値を上げ続ける理由
New Liberty Standardによりビットコインと法定通貨の交換レートが初めて提示されました。この時の価格は1ドル1,309.03BTC、日本円で1BTC約0.07円です。これは、ビットコインの採掘に必要な電気料金から計算して提示された価格でした。
もともと1BTC=0.07円だったビットコイン。
記事作成段階では58万円ほどと820万倍になっています。
少し前の2017年のピーク時には1BTC240万円に達しました。
なぜここまで価値をあげたのでしょうか?
ビットコインが急激に価値を上げたのは「キプロス危機」で非難通貨をして注目を集めたことがキッカケです。
これはキプロスの銀行が閉鎖されて国の都合で預金が引き出せなくなったことから、国家は信頼ならないということで世界中で使用できるビットコインに注目が集まりました。

キプロス危機でわかるように国家の信頼が落ちたこともビットコインの価値を大きく上げ、浸透しつつある原因の1つです。

現在、世界中で格差が広がり、低所得者が増え、世の中に不満が貯まっています。
それは日本も例外ではありません。
キプロス危機や、世界中で不満が貯まる事でビットコインは価値を上げ続けています。
仮想通貨市場で影響力が強い理由
結論から述べると「ビットコインがドミナンスの50%を占め、基軸通貨だから」です。
ドミナンスとは全仮想通貨の時価総額に対するビットコインの時価総額の割合です。
ビットコインの支配力(影響力)とも言われています。

2019年4月、ビットコインは全体の時価総額(ドミナンス)の50%を占めています。(2019年4月時点)

実はこの50%というのは、世界で流通しているお金の米ドルと同じくらいです。
米ドルが世界の基軸通貨であるように、ビットコインも仮想通貨市場では基軸通貨です。
ほぼ全ての仮想通貨取引所でビットコインが購入できますし、仮想通貨の取引で最も使われているのはビットコインが使われています。
ビットコインの取引量はマーケットキャップ等で確認できます。
他の上位通貨と比べても、たった24時間でもこれだけの取引量の差があります。
現時点で流動性が最も大きい点もビットコインが影響力が強い理由です。
世界で流通しているお金の半分は米ドルであり、基軸通貨でもあります。
米国株が下がったら日本などの世界の株価が落ちるわけです。
これと同じで基軸通貨であるビットコインが下がれば、他の仮想通貨も釣られて下がるわけです。
まさに現在の仮想通貨ビットコインは、法廷通貨で言えば米ドルの立ち位置になっているといえるでしょう。
ビットコインのドミナンスが少なくならない限りは、今後も他の通貨は何があってもビットコインに依存した値動きをたどることになります。
今後の見通し
結論から述べると、今後のビットコインは更に規模が大きくなり、ある程度の規模までに達すると感じています。

現在のビットコイン全体の市場規模は約10兆円。仮想通貨全体でも18兆円ほどです。(※)現在は上記事作成段階よりも時価総額を上げています。
ビットコインの時価総額は「こちら」のMarketCapから確認できます。

一方、何かと比較される金の市場規模は830兆円です。
個人的な意見では、仮想通貨市場は長い年月をかけて、この金の半分程度までは少なくとも伸びると感じています。
よって、ビットコインもこれからもまだ伸びると感じています。
その理由としては2017年の4月に日本でビットコイン決済が認められたからです。
米国などの主要国家でも認められていますから、今後もより浸透していくと感じています。
そして金融庁の仮想通貨のページを見れば一目瞭然ですが、今後は暗号資産という名称に移行していきます。
つまり、仮想通貨は投機商品としてではなく、「資産」として扱われるということです。


直近としては、2020年の3月頃の半減期、ビットコインETF、ナスダック先物などでは、様々な思惑から価値が上下することもあるでしょう。

※これまでのビットコインは3~4年間隔の周期でバブルを繰り返し、価値を高めていきました。
ただ資産となったことで、金、銀、プラチナなどと同様の扱いになっていき、波があっても時間をかけて徐々に価値を底上げしていくと感じています。
購入する前に
ビットコインを購入しようと思う前に知っておきたいことを記載します。
リスクを知る

ビットコイン等の仮想通貨を購入する前にまずはこちらの記事をご覧ください。
確かに仮想通貨は儲かる可能性もあります。
しかし、変動が激しく大暴落もあり、大損をする可能性もあります。

例として、2017年度には1年で66000倍になった仮想通貨もあります。
高校生も億り人(含み益1億円以上)になったという仮想通貨市場。
しかし、2018年度には80%以上も下落しています。
ビットコイン誕生から10年、大きなリターンは、大きなリスクから生まれています。
国際的なルールや法整備もまだある程度しか定まっていない部分も見られる未成熟な市場であることはご理解下さい。
初心者おススメ本
ビットコインなどの仮想通貨に関して、ネットの情報は間違えた情報が多々あります。
しかし、書籍であれば消せないことから精査され、比較的信頼のある情報が得られます。
僕がビットコインについて知る上で、実際に数多くの書籍から読んで良かった3つの書籍(本)を挙げていきます。
↑漫画でビットコイン等のことがざっくりとわかる書籍です。文字が苦手な方におススメです。
↑ビットコインの根源であるブロックチェーンについて深く知ることができます。この書籍を見れば、なぜビットコインが価値を上げたのか良くわかると思います。例示がわかりやすくイメージしやすくワクワクするような本でした。
他の書籍よりも難易度は高いです。
ただ内容が深い割には、わかりやすいです。
現実的な感覚で、現在の状況を手放しに賞賛しているわけではなく、煽らずに客観的に冷静に書かれている印象の本でした。
価格チャート
いくらから購入できるの?
ビットコインは分割することができます。
例えば、ビットコインを販売している国内取引所のビットバンクであれば、0.0001BTCから購入できます。
現在、1BTCが58万円ですから、58円あればビットコインを購入できます。

ビットコインは1億分の1(0.00000001)まで分割でき、Satoshiという単位があります。
始め方。購入はどこでするの?
ビットコインは国内仮想通貨取引所なら何処でも購入できます。
ただし、金融庁に認可されている取引所が良いでしょう。
わかりやすく初心者向けであることを重視ならコインチェック(関東財務局長. 第00014号)でしょうか。
見やすく、僕は初心者の頃は良く利用していました。
ただ、コインチェックは手数料は高いです。

個人的には、ビットバンク(関東
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