ビットコインとは?購入前に仮想通貨初心者が絶対に知っておくべきこと

bitcoinビットコイン
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かにたまです。

 

仮想通貨(暗号資産)市場で最も大きな存在である「ビットコイン」について記事にします。

ビットコインとは何か?その特徴、問題点、今後の見通し、価値をあげた理由、購入前の注意点、どうして影響力が強いのか?など初心者が知っておくべき事を記事にしていきます。

 

難しい言葉もありますが、初心者向けに例を出して出来るだけわかりやすく書いています。

 

ビットコインを購入しようと思っている方に是非見て欲しい記事です。

 

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ビットコインの基本情報(概要)

名前:bitcoin(ビットコイン)
通貨コード:BTC
発行上限:2100万
承認時間:10分
コンセンサスアルゴリズム:PoW(プルーフ・オブ・ワーク)
公式ページ:https://bitcoin.org/ja/
生みの親:サトシナカモト

 

まず、ビットコインはお金を変える革命的なものです。

 

もともと無価値だったビットコイン。

何故こんなに価値を上げたのかといいますと、その思想が価値を高めている」からです。

かにたま
かにたま

ビットコインは値動きが激しく投資ではなく、投機と言われています。しかし、価値を上げていった根本は’’思想’’です。

 

ビットコインの生みの親「サトシナカモト」とは何者?実在するの?
かにたまです。 その通貨を考案した人物を知れば、仮想通貨に興味を持つかも。というわけで、今日から不定期で仮想通貨人物伝を始めたいとおもいます。 今日はビットコインの考案者で正体不明の人物である「サトシナカモト」について記事にします。 ...

ビットコインはサトシナカモトという正体が未だにわからない、突然ネット上にあらわれた謎の人物の論文から作成された実態のない通貨。

 

そう。

サトシナカモトは、まるでデスノートのようです。

この人がサトシナカモトだと噂が出ると記者達がその人のもとを押しかけたり、「私がサトシナカモトだ」と自ら宣言する人が過去に何人も出てきています。

最近では、サトシナカモトの死亡説、AI説や、1人ではなく、複数いるのではないか?とまで言われていますw

かにたま
かにたま

どこの誰かがわからない人が考え出したビットコインがこれだけの価値を持つのは非常に面白いですね。

 

日本語で読むビットコイン原論文 [by Satoshi Nakamoto]
ビットコイン:P2P 電子マネーシステム 純粋なP2P電子マネーによって、金融機関を通さない甲乙間の直接的オン…

↑サトシナカモトが書いたビットコイン原論文を日本語で翻訳されたものが存在しています。

この構想が世界の共感を得て、たった10年で現在の規模までの広がりを見せています。

 

ビットコインとは?

ビットコインとは何か?については、上動画でわかりやすく伝えられています。

動画の2014年の頃は1BTCが7500円で高いと言われていた時代に放送されています。

 

ビットコインは実物の硬貨や紙幣とは違い、実態がありません。

お札や効果のように目に見えるものではなく、データとして存在していているインターネットで使うことができる通貨です。

かにたま
かにたま

電子マネーのような実態のないものがビットコインであり、日本では暗号資産とも仮想通貨とも呼ばれています。

 

ビットコインの特徴

インターネットで目に見えないビットコイン。

しかし、ビットコインがインターネットのお金といっても電子マネーやポイント等とは違います。

それは、以下の大きな4つの特徴があるからです。

 

ブロックチェーン

仮想通貨ビットコインと企業ポイントとの5つの大きな違い
かにたまです。 本日は仮想通貨ビットコインと企業が発行しているポイントとの違いを記事にします。 ポイントと電子マネーとの違いも書いていきます。 良かったらご覧ください。

ビットコインは「ブロックチェーン」というものが使われています。

 

ブロックチェーンのイメージ図

四角い箱・・・ブロック
黒丸●・・・取引情報

上図はブロックチェーンのイメージ図です。

ブロックチェーンは、ブロックと呼ばれている箱の中に記録された取引情報を入れ、それを数珠(じゅず)繋ぎしています。

 

情報を箱に入れるのは、引越しなどをイメージするとわかると思います。

引越しの荷物のように1つ1つの家具を持って運ぶより、ダンボールにつめて送ったほうが効率が良いですよね。

引越しにいれるダンボール(ブロック)に物(情報)をつめているという感じです。

 

それが繋がってチェーン状になっていることからブロックチェーンと呼ばれています。

 

ビットコイン等のブロックチェーンは3種類、仕組みについて
かにたまです。 ビットコインの仮想通貨で注目を集める「ブロックチェーン」。 この注目を集めているブロックチェーンは大きくわけて3種類あります。 本日はその3種類と、各仕組みに少し踏み込んでみたいと思います。 良かったらご覧下さい。 ...

ブロックチェーンは大きくわけて3種類あります。

ビットコインは、パブリックチェーンが使われています。

詳細は上記事をご覧下さい。

 

このようにビットコインはブロックチェーンという難しそうな技術でつくられている事からなかなか理解されず、現在のように価値を上げても詐欺だと言われたりもします。

 

そのブロックチェーンの特徴は以下の4つです。

・暗号化技術
・分散型合意形成アルゴリズム
・分散型台帳技術
・ピア・トゥ・ピア

これらの言葉は、わからなくても大丈夫です。

僕がはじめてみた時に聞きなれない言葉で何のことかわからなかったこともあり、それぞれ噛み砕いて説明します。

 

暗号化技術

暗号化技術はメールで使われている技術です。

 

「情報を詰めて並べてプライバシーを守る」ことを意味します。

 

情報を詰めて並べたらプライバシーが守られる?

・・・・どういうことでしょうか?

 

これは、先ほどの引越しで言えば、箱につめることで中身が見えなくなります。

箱に詰めてあり中身が見れないので、引越し際に業者に任せても中身を見られずにプライバシーが守られているわけです。

 

これと同じでビットコインも情報を箱に詰めているからこそ、中身が見えずにプライバシーが守られているというわけです。

 

分散型合意形成アルゴリズム

「コンセンサスアルゴリズム」とも呼ばれています。

 

ざっくりと言えば、「全員で確認することができる」ということです。

つまり、ブロックの中にどんな情報を詰めたのか誰でも確認できます。

 

例えば、ある「あんパン」の中身に本当に「こしあん」が入っていることは、製造者以外はわかりません。

僕達は、その「あんパン」を買うまでは中身が「つぶあん」なのかもしれませんし、本当に中に「こしあん」が入っているかわかりません。

 

しかし、分散型合意形成アルゴリズムにより、全世界の人が誰でも「こしあん」が入っていることがわかるというものです。

 

誰もが中身がわかることで信頼が持てるというわけです。

 

分散型台帳技術

「分散型台帳技術」は非常に難しい言葉ですが、簡単に説明すると「記録を全員が持っている」ということです。

 

例えば、先ほどの「あんパン」であれば、中身が「こしあん」である記録を全員が持っているということです。

 

ですので、仮に「あんパン」の中身が「つぶあん」に入れ替わって改ざんされても、全員が中身が「こしあん」という記録を持っているためにおかしい事がすぐにわかるわけです。

 

もし改ざんしたいときは全員の記録を改ざんする必要がありますから大変です。

 

ビットコイン取引記録

Address: 1BitQEtcoxAnViwUYX9k6KupmmsEfWrGnr
The most popular and trusted block explorer and crypto transaction search engine.

↑実際、こちらの記録のように何年何月何日何時何分何秒にどれくらいの量を送金されたのか改ざんできない記録がブロックチェーンに残り、誰でも確認できます

 

誰でもデータが確認でき、しかも改ざんが難しいことでビットコインは信頼を高めました。

 

ピア・トゥ・ピア

ピア・トウ・ピアは、「P2P」と呼ばれています。

「管理者がいなくても仕組みが動く」という意味があります。

 

今の世の中は全てに管理者(運営)等がいます。

例えば、ギャンブルだったら必ず胴元がいますよね。

ゲームだったら運営している会社があります。

 

中央集権型モデルの図

これは中央集権型と呼ばれています。

このブログもそうですが、皆さんのパソコンで1つのサーバーにアクセスをするという形ですね。

 

PtoPのモデル図

しかし、それらの管理者(中央)がいなくても動く仕組みがピア・トウ・ピアです。

ピアとは「対等」という意味があり、全員が平等に繋がっているという形です。

 

これは直接、本人と本人がやり取りできるというものです。

 

しかし、今の形はほぼ必ずどこかを経由します。

例えば、日本円などの法定通貨を誰かに送るときには銀行を経由します。

メールなども直接送られているように見えますが、例えば、グーグルメールだとグーグルのサーバーを経由しています。

 

しかし、ビットコインの場合は、どこにも途中経由することがなく、本人から別の人に直接送金ができるというわけです。

 

ビットコインの手数料が安いと言われているのは、どこにも経由しないのですむピア・トウ・ピアの仕組みがあるからです。

 

 

ビットコインの真の魅力は、世界中の誰とでも中間を必要としない個人間の取引ができる点です。

そして、改ざんできない記録が残り、みんなで監視しているので、誰と取引していてもその取引が間違いなく行われていることがわかります

誰とでも取引できて正しく行われることから信頼が不要になります。

これをトラストレスといいます。

取引データが誰もが確認でき、送金の不正などを防ぐことができるわけです。

 

かにたま
かにたま

現在の仕組みは中央が何をしているのか僕らは確認できないブラックボックスの仕組みです。しかし、ビットコインはオープンな仕組みで誰もが確認できるために信頼され、価値をあげてきました。

改ざんが難しい取引記録が残り、不正が起こっているか誰でも確認できる点がビットコインの魅力です。

 

例えば、僕たちがインターネットを使って送金を行う際には、銀行などの中間を通して送金します。

○○銀行に振り込むということが一般的ですよね。

 

しかし、ビットコインの場合は、銀行のような中間を必要とせず送金ができます

つまり、直接、AさんからBさんに世界のどこにいても送金が可能です。

 

なお、仮想通貨取引所で送金を行うと現在の仕組みとかわらなくなり、取引所に支払う手数料がかかります。もっとも、その手数料も一般的な銀行の手数料よりも安い所が多いです。

 

中央集権のハッキング

銀行のような中間があることは、大きな資金が集まっているためにハッカー等に狙われやすい点が問題です。

 

銀行が8カ月間で2度もハッキングされ約3億円を盗まれる
アメリカのバージニア州にあるナショナルバンク・オブ・ブラックスバーグは8カ月という短期間でハッカーに2度侵入され、総額240万ドル(約2億7000万円)が不正に引き出されてしまうという事件が発生しました。記事作成時点で同行はハッキング被害の損失補填額が十分でないとして、保険会社に対して訴訟を起こしています。
被害総額580億円!コインチェック仮想通貨NEM流出事件発生!
国内ビットコイン現物取引量No'1の国内仮想通貨取引所で過去最高額であるNEMが流出し、580億円以上のハッキング被害を受けたことが明らかになりました。 ハッキングされたのは何故でしょうか?記者会見動画もありますので、全貌をご覧ください。...

銀行しかり、仮想通貨取引所しかり、ハッキング被害にあっていることはご存知だと思います。

かにたま
かにたま

仮想通貨流出事件は、取引所の不祥事で仮想通貨が悪いわけではありません!

 

P2Pについて理解しよう!ビットコイン等の仮想通貨が支持される理由の1つ
本日はP2Pに関する記事を書いてみたいと思います。 P2Pはビットコイン等の仮想通貨で使われている仕組みでビットコインがここまで引き上がった大きな要因の1つです。 あなたはP2Pについてご存知ですか? 知らなければご覧ください。 ...

ピア・トゥ・ピアに関しては上記事をご覧ください。

 

発行枚数に上限がある

ビットコインの発行枚数は上限が約2100万枚と固定であり、それ以上は増えません。

2140年頃には2100万枚に達し、新しいビットコインは1枚も増えなくなります

 

2100万枚に固定されていることでインフレ(物の値段が上がり、お金の価値が下がること)を防ぎ、ビットコインの価値を高めることができます。

 

かにたま
かにたま

発行枚数に制限があるからこそビットコインは希少になっています。金のような希少性からデジタルゴールドとも呼ばれています。

 

 

マイニング

さて、ビットコインは2019年4月現在、約1763万枚ほど発行されています。

まだ新しいビットコインが生まれるわけですが、新しいビットコインはマイニングという作業により生み出されます。

 

マイニングは、クイズのような難しい計算問題を1番最初に解いて答えを導き出した人が、そのご褒美として新しいビットコインがもらえるという仕組みです。

 

この仕組みのお陰でビットコインが生まれて約10年。

システムが正常に動かなくなったことは過去1度もありません

 

ビットコインの採掘(マイニング)って何?どうして行なわれているの?
かにたまです。 本日はビットコインの採掘(マイニング)について。 採掘(マイニング)とは何か?どんな仕事をしているのか?採掘の仕組み、報酬などについて記事にします。 良かったらご覧下さい。
ビットコインマイニングの歴史について ~初心者向け~
本日はビットコインのマイニングの歴史について初心者向けにざっくりとした記事にしたいと思います。 ビットコインのマイニングは4つの段階を得ていますが、 良かったらご覧下さい。

マイニングに関しての詳細は上記事をご覧ください。

 

インフレを抑える半減期

ビットコインの半減期とは?次はいつ?価格が上昇が見込める3つの理由
ビットコインの「半減期」は価格上昇が見込める重要なイベントです。 ではビットコイン等の「半減期」とは何か? どうして価格上昇が見込めるのか? 過去の半減期の歴史と共に記事にします。 そして、次の時期などは覚えておきましょう!...

クイズのようなものを解くと新しいビットコインがもらえることは上述したとおりです。

しかし、ビットコインは約4年に1度、その報酬が半分になる「半減期」という時期が存在します。

 

ビットコインの発行枚数上限と半減期がある理由
ビットコインの発行枚数上限と半減期について記事にしたいと思います。 ビットコインの発行枚数上限は正確には2100万枚でなかったことや、半減期はどうしてあるのか?半減期にはどうなるのか?次のビットコインの半減期はいつなのか?等を記事にします...

現在は約10分に1度、報酬が与えられ、12.5ビットコインずつその発行数が増えていきます。

しかし、2020年の5月ごろには、その報酬が6.25ビットコインと半分になります。

こうして約4年枚にビットコインの報酬は半分づつ減っていきます

この時期を「半減期」といいます。

 

新しいビットコインが減り続け、最終的には2140年頃に新規発行されるビットコインは1枚もなくなります

これがビットコインの希少性を高め、新しい通貨が発行されなくなることからインフレを抑えるわけです。

かにたま
かにたま

ダイヤモンドや金が価値を持っているのは、見た目が綺麗という理由だけではなく、その希少性からとも言われています。例えば、金の全世界の埋蔵量は50mプールで約3杯分の埋蔵量しかありません。

 

送金手数料が額によらず安く、速い

現在の仕組みでは、海外のような国際送金になると、手続き等で送金完了までに数日、費用もかかります。

 

国際送金に時間がかかり、手数料が高いのは、送金手数料、為替手数料、中継銀行手数料、リフティングチャージ料、受取手数料などいくつもの経過を経て送金されるからです。

手間が多い分、手数料もかかるわけです。

 

しかし、ビットコインの場合は、アドレス→アドレスに直接送金、通常では約10分ほどで届きます。(取引所などを経由すると確認で反映に時間がかかることもあります。)

 

ビットコイン手数料が安い!200億円以上の高額送金手数料が10円代
先日、ビットコインによる200億円もの高額送金が行われ、手数料がわずか10円代であることが話題になっています。 この送金手数料は、金融機関の国際送金と比較すると、非常に安く抑えられているかがわかります。 その比較と共にどうして10円代ま...

以前、ビットコインの送金で200億円相当が10円代の手数料ですんだことが話題になりました。

これは中間を使わず直接送金が可能であるために可能なのです。

かにたま
かにたま

現在、銀行が衰退しているのは、預けてもお金が増えないこともありますが、高い中間手数料を抑えるビットコインのような安く送金できる仕組みが生まれてきたからです。

 

プルーフ・オブ・ワーク

POW、POS、POI、POBとは?その違いは?
仮想通貨について調べていると、POW、POS、POIなどの英語がよく見られます。 これらを「分散合意形成アルゴリズム(コンセンサスアルゴリズム)」と呼ばれています。 何のこっちゃという話だったので、これらについて調べてみました。

ビットコインはProof of Work(プルーフオブワーク・POW)という、不正をなくして正しい記録を承認する仕組みがとられています。

この仕組みを採用し、ビットコインが生まれて10年、過去に1度も不正が起こっていません。

よって、ビットコインは信頼を得て、価値を上げ続けています。

 

不正が起こっていないのは、上述したブロックチェーンの仕組みが採用され、皆で正しいことを証明することが出来るからです。

現在の世の中で不正が起こって野放しにされているのは、一部の人以外は見ることができないブラックボックスだからです。

 

また、ビットコインの取引の承認作業を行うことは誰でも可能です。

そして、その承認者にお金(新しいビットコイン)が配られるというインセンティブがあります。

 

人間が不正を起こさない要因として、給料が配られるから嫌な仕事でも会社に行く人がいるように、新しいビットコインという報酬を与えることでビットコインの取引の承認作業の不正が1度も起こっていません。

 

ビットコインの問題点

上述したような、一見、万能に見えるビットコイン。

しかし、現状では問題点があり、改善のために日々開発されています

 

細かな問題点は様々ありますが、特に大きな問題点を5つほど記載します。

かにたま
かにたま

現在のビットコインは問題点がありますが、良い点は進化できる点です。特に技術面ではインターネットのようにドンドン良くなっていくかと思われます。

 

性能の限界

ビットコインは性能を年々上げていますが、現在の処理能力には限界が来ています。

 

ビットコインの送金手数料が高い、届かない際に未確認取引件数を見よう!
アドレスは正しいのにビットコインを送金しても届かない、送金手数料が異様に高い時があります。そんな時は問題が起こっているかどうか未確認取引を確認しましょう。

2017年のバブル時期にはユーザーが増えたことで処理が追いつかなくなりました。

これにより、ビットコインがなかなか届かず、手数料が大きく跳ね上がるという問題が起きました。

 

ビットコインキャッシュ(BCH)とは?特徴や将来性、購入おすすめ取引所
かにたまです。 星の数ほどある仮想通貨から国内の金融庁認可の取引所にある、つまり、日本で認められている仮想通貨について記事を書いていくシリーズ。 本日は「ビットコインキャッシュ」ことにBCHついて記事にしたいと思います。 この...

この処理能力の問題からビットコインから派生したビットコインキャッシュという新しい通貨が生まれました。

 

ライトニングネットワークとは?手数料が安い?実装はいつ?利点欠点
本日はビットコインで期待されている技術であるライトニングネットワークについて記事にします。 ライトニングネットワークとは何か?なぜ期待されているのか?実現化に向けてどこまで進んでいるのか?等を記事にしたいと思います。

ライトニングネットワークという現在のビットコインの処理速度問題を改善できる技術が開発されていますが、欠点もあり、今後の開発に注目が集まっています。

 

寡占化(かせんか)

寡占化(かせんか)とは、独占化のような意味で、一部の人達が多くを所持し、市場価格がコントロールされてしまうことです。

 

ビットコインのクジラとは?保有割合とランキング、アラートについて
かにたまです。 本日はビットコインのクジラに迫ってみます。 ビットコインのクジラとは? その意味やクジラの代表者や保有割合、彼らの所持数ランキングやビットコインアドレス、彼らの売りに対する対策などをお伝えしていきます。 ...

ビットコインは約1000人のクジラと呼ばれている「大口投資家」が約40%を所有していると言われています。

よって、彼らの意向次第で相場が大きく動いてしまうというリスクは否めません。

 

ビットコインが急落 人民元上昇で「パニック売り」 - 日本経済新聞
インターネット上の仮想通貨ビットコインの価格が5日夜、急落した。取引シェアの大半を占める中国では一時、直近の最高値から3割近く下落した。資本の海外逃避に神経をとがらせる中国の通貨当局が資本規制を強めたことで、5日の上海外国為替市場で人民元が大幅に上昇。資産拡大のためにビットコインを買っていた中国の個人らが慌てて人民元の...

なお、クジラと呼ばれる人々は、中国人の割合が多いです。

 

ビットコインの95%は約3%が所持しているが価値が落ちない理由
かにたまです。 2019年9月現在、ビットコインの95%は約3%のウォレットが所持しています。 2018年の下落相場にてビットコインが暴落しました。 しかし、その間にもビットコインを大量に保有しているクジラは買い増し続けており...

2019年9月段階では、全ビットコインの95%は3%が所持しています。

 

下落相場もクジラはETH買い増し。保有量は流通量の1/4ほどへ
2018年仮想通貨相場は大きな下落が続いています。 しかし、クジラと呼ばれる大口達は虎視眈々と有力通貨の買い増しに動き出しているようです。 現在、市場に流通している仮想通貨ETHの1/4は大口が所有していることがわかりました。

時価総額2位の仮想通貨であるイーサリアム(ETH)にもこの傾向が見られ、有望通貨の寡占化が進んでいます。

 

価格変動が激しい

仮想通貨の時価総額は増えてきています。

しかし、まだヘッジファンドや大口の投資家達が安心して入ってこれる市場ではありません。

 

仮想通貨の伸びしろを株式や金、企業、法定通貨の時価総額から見てみよう
高い成長を見せ、将来が期待されている暗号資産こと仮想通貨。 一体、どこまで成長するのでしょうか? 本日は、株や金、法定通貨、企業の時価総額からどこまで伸びるのか記事にしました。

それは、現在も市場の規模が小さく価格変動が激しすぎるからです。

 

過去のビットコインの3度の大暴落(急落)を知っておこう!
かにたまです。 ビットコインのチャートを見ると同じような周期を繰り返しています。 過去の歴史を知っているとかなり流れが読めるようになります。 そこで、本日は過去3度起きたビットコインの大暴落の歴史を振り返ってみます。

2018年にはビットコインは80%も下落しています。

この現在の仮想通貨市場で、特に相場に大きな影響を与えている巨大なヘッジファンドは入ってこないです。

なぜなら、彼らは顧客の資金を増やすのが仕事。

暴落に巻き込まれ、仮に80%も顧客の資金を溶かしてしまっては会社が存続できなくなるからです。

 

現段階では、少し試してみようかな程度で大きなお金は入ってこないかと思われます。

ヘッジファンドが参入してくるには、より規模が大きくなったり、投資家やヘッジファンド達が安心して入ってこれるようなルール等を定める必要があります。

 

なお、ビリオネアの方でマイケル・ノボグラッツさんが資産の10%を仮想通貨に投資していることで知られています。

ビリオネアが10%の所持でニュースになるほど現在のビットコインは不安定。

ビットコイン長者以外は資産の1%をビットコインに投資していれば良いほうかと思われます。

 

生みの親がいない

ビットコインは発案者である架空の人物「サトシナカモト」はおらず、プロジェクト管理も引き渡し、有志達によってビットコインの開発は進められています。

従って、鶴の一声的なものもありません。

自由ではありますが、非常に取り決めに時間がかかり、まとまりにくいことが問題です。

 

まとめ役がいないことにより、現状のトランザクション問題による対立など政治的なリスクで崩壊する可能性があるのは否めません。

ビットコインキャッシュ(BCH)とは?特徴や将来性、購入おすすめ取引所
かにたまです。 星の数ほどある仮想通貨から国内の金融庁認可の取引所にある、つまり、日本で認められている仮想通貨について記事を書いていくシリーズ。 本日は「ビットコインキャッシュ」ことにBCHついて記事にしたいと思います。 この…

追記:実際にビットコインコミュニティ内で争いが起き、ビットコインキャッシュがビットコインからわかれて誕生しました。

 

非中央集権

ビットコインは中央政権、つまり管理する会社のようなものがありません。

円なら国がバックにいますので、銀行に何かあっても国がいくらかのお金の救済を保証してくれています。

しかし、ビットコインはそういうものが一切ありません。

あの有名なマウントゴックス事件でも、預けていたビットコインを失った人に戻ってきたビットコインはありません。

非中央集権であり、国の保証がないので、不意な事故でも全てが自己責任になります。

 

価値を上げ続ける理由

New Liberty Standardによりビットコインと法定通貨の交換レートが初めて提示されました。この時の価格は1ドル1,309.03BTC、日本円で1BTC約0.07円です。これは、ビットコインの採掘に必要な電気料金から計算して提示された価格でした。

Bitcoin日本語情報サイトより引用

 

もともと1BTC=0.07円だったビットコイン。
記事作成段階では58万円ほどと820万倍になっています。

 

少し前の2017年のピーク時には1BTC240万円に達しました。

 

なぜここまで価値をあげたのでしょうか?

 

ビットコインが急激に価値を上げたのは「キプロス危機」で非難通貨をして注目を集めたことがキッカケです。

これはキプロスの銀行が閉鎖されて国の都合で預金が引き出せなくなったことから、国家は信頼ならないということで世界中で使用できるビットコインに注目が集まりました

 

かにたま
かにたま

キプロス危機でわかるように国家の信頼が落ちたこともビットコインの価値を大きく上げ、浸透しつつある原因の1つです。

 

日本の所得格差が世界ワースト8、貧富の差も拡大。貧困を抜け出すには?
かにたまです。 近年、格差が更に広がっています。 今年はその格差が過去最大になりました。 富める者は富み、貧しいものはますます貧しくなっています。 富裕層62人=下位36億人というニュースもありましたね。 1兆7600...

現在、世界中で格差が広がり、低所得者が増え、世の中に不満が貯まっています。

それは日本も例外ではありません。

 

キプロス危機や、世界中で不満が貯まる事でビットコインは価値を上げ続けています。

 

仮想通貨市場で影響力が強い理由

結論から述べると「ビットコインがドミナンスの50%を占め、基軸通貨だから」です。

 

ドミナンスとは全仮想通貨の時価総額に対するビットコインの時価総額の割合です。

ビットコインの支配力(影響力)とも言われています。

 

ビットコインのドミナンスとは?その理論、意味や調べ方について
2018年初からの仮想通貨市場は大幅に下落しています。特にアルトコインが酷く、ビットコインのドミナンスが50%まで回復しました。 さて、このドミナンスとは何でしょうか? この意味や調べ方、傾向などをわかりやすく記事にします。

2019年4月、ビットコインは全体の時価総額(ドミナンス)の50%を占めています。(2019年4月時点)

 

アメリカの米ドル(USD)が世界の基軸通貨になった理由
現在、日本ではアメリカのドルとよく比較されて円高、ドル高などという言葉を聴きます。 このようにドルは円と密接な関係を持っていますが、そもそも、この「ドル」はどうして世界の基軸通貨としての位置づけなのでしょうか?

実はこの50%というのは、世界で流通しているお金の米ドルと同じくらいです。

米ドルが世界の基軸通貨であるように、ビットコインも仮想通貨市場では基軸通貨です。

 

ほぼ全ての仮想通貨取引所でビットコインが購入できますし、仮想通貨の取引で最も使われているのはビットコインが使われています。

 

マーケットキャップ24時間取引量

 

ビットコインの取引量はマーケットキャップ等で確認できます。

他の上位通貨と比べても、たった24時間でもこれだけの取引量の差があります。

現時点で流動性が最も大きい点もビットコインが影響力が強い理由です。

 

世界で流通しているお金の半分は米ドルであり、基軸通貨でもあります。

米国株が下がったら日本などの世界の株価が落ちるわけです。

これと同じで基軸通貨であるビットコインが下がれば、他の仮想通貨も釣られて下がるわけです。

 

まさに現在の仮想通貨ビットコインは、法廷通貨で言えば米ドルの立ち位置になっているといえるでしょう。

 

ビットコインのドミナンスが少なくならない限りは、今後も他の通貨は何があってもビットコインに依存した値動きをたどることになります。

 

今後の見通し

結論から述べると、今後のビットコインは更に規模が大きくなり、ある程度の規模までに達すると感じています。

 

仮想通貨の伸びしろを株式や金、企業、法定通貨の時価総額から見てみよう
高い成長を見せ、将来が期待されている暗号資産こと仮想通貨。 一体、どこまで成長するのでしょうか? 本日は、株や金、法定通貨、企業の時価総額からどこまで伸びるのか記事にしました。

現在のビットコイン全体の市場規模は約10兆円。仮想通貨全体でも18兆円ほどです。(※)現在は上記事作成段階よりも時価総額を上げています。

 

ビットコインマーケットキャップ

ビットコインの時価総額は「こちら」のMarketCapから確認できます。

 

仮想通貨の伸びしろを株式や金、企業、法定通貨の時価総額から見てみよう
高い成長を見せ、将来が期待されている暗号資産こと仮想通貨。 一体、どこまで成長するのでしょうか? 本日は、株や金、法定通貨、企業の時価総額からどこまで伸びるのか記事にしました。

一方、何かと比較される金の市場規模は830兆円です。

個人的な意見では、仮想通貨市場は長い年月をかけて、この金の半分程度までは少なくとも伸びると感じています。

よって、ビットコインもこれからもまだ伸びると感じています。

 

その理由としては2017年の4月に日本でビットコイン決済が認められたからです。

米国などの主要国家でも認められていますから、今後もより浸透していくと感じています。

 

暗号資産 金融庁

そして金融庁の仮想通貨のページを見れば一目瞭然ですが、今後は暗号資産という名称に移行していきます。

つまり、仮想通貨は投機商品としてではなく、「資産」として扱われるということです。

 

ビットコインの半減期とは?次はいつ?価格が上昇が見込める3つの理由
ビットコインの「半減期」は価格上昇が見込める重要なイベントです。 ではビットコイン等の「半減期」とは何か? どうして価格上昇が見込めるのか? 過去の半減期の歴史と共に記事にします。 そして、次の時期などは覚えておきましょう!...
ビットコインETFの承認後の動きを金の長期チャートから学ぼう!
ビットコインの価値を大きく上げるとされているETFが認められるかどうかが話題になっています。 ビットコインはデジタルゴールド、つまり金のようなものだと言われていることから金のETFが認められた時、どうだったのか過去の歴史を調べてみました。...

直近としては、2020年の3月頃の半減期、ビットコインETF、ナスダック先物などでは、様々な思惑から価値が上下することもあるでしょう。

 

過去のビットコインの3度の大暴落(急落)を知っておこう!
かにたまです。 ビットコインのチャートを見ると同じような周期を繰り返しています。 過去の歴史を知っているとかなり流れが読めるようになります。 そこで、本日は過去3度起きたビットコインの大暴落の歴史を振り返ってみます。

※これまでのビットコインは3~4年間隔の周期でバブルを繰り返し、価値を高めていきました。

 

ただ資産となったことで、金、銀、プラチナなどと同様の扱いになっていき、波があっても時間をかけて徐々に価値を底上げしていくと感じています。

 

購入する前に

ビットコインを購入しようと思う前に知っておきたいことを記載します。

 

リスクを知る

ビットコインの購入前に理解すべき仮想通貨のリスク!知らないと危険
本日はこれからビットコインを購入してみようと思っている方へ記事を書いてみようと思います。 まず言いたいことは、ビットコインは儲かると言われていますが、その反面リスクも非常に高い事をご理解下さい。 この記事はこれから仮想通貨を投資をは...

ビットコイン等の仮想通貨を購入する前にまずはこちらの記事をご覧ください。

確かに仮想通貨は儲かる可能性もあります。

しかし、変動が激しく大暴落もあり、大損をする可能性もあります。

 

2017年の1番の上昇率の仮想通貨はビットコインではない!1年で約66000倍!?
かにたまです。 2017年の仮想通貨市場の伸び率が尋常ではないと話題になっています。 では一体どんな仮想通貨が1番伸びたのでしょうか?

例として、2017年度には1年で66000倍になった仮想通貨もあります。

高校生も億り人(含み益1億円以上)になったという仮想通貨市場。

しかし、2018年度には80%以上も下落しています。

 

ビットコイン誕生から10年、大きなリターンは、大きなリスクから生まれています。

 

国際的なルールや法整備もまだある程度しか定まっていない部分も見られる未成熟な市場であることはご理解下さい。

 

初心者おススメ本

ビットコインなどの仮想通貨に関して、ネットの情報は間違えた情報が多々あります。

しかし、書籍であれば消せないことから精査され、比較的信頼のある情報が得られます。

 

僕がビットコインについて知る上で、実際に数多くの書籍から読んで良かった3つの書籍(本)を挙げていきます。

 

↑漫画でビットコイン等のことがざっくりとわかる書籍です。文字が苦手な方におススメです。

 

↑ビットコインの根源であるブロックチェーンについて深く知ることができます。この書籍を見れば、なぜビットコインが価値を上げたのか良くわかると思います。例示がわかりやすくイメージしやすくワクワクするような本でした。

 

他の書籍よりも難易度は高いです。

ただ内容が深い割には、わかりやすいです。

現実的な感覚で、現在の状況を手放しに賞賛しているわけではなく、煽らずに客観的に冷静に書かれている印象の本でした。

 

価格チャート

 
最新チャートは「こちら」で確認できます。
 
 

いくらから購入できるの?

ビットコインは分割することができます。

例えば、ビットコインを販売している国内取引所のビットバンクであれば、0.0001BTCから購入できます。

現在、1BTCが58万円ですから、58円あればビットコインを購入できます。

 

1satoshiの価格は日本円でいくら?ビットコインの単位について
本日は、ビットコインの単位について書いていきます。 ビットコインで使われている単位や、1Satoshiは日本円でいくらなのか? そして、Satoshi以外でもビットコインで使われている単位は1つではなく、複数あることに驚くと思います。 ...

ビットコインは1億分の1(0.00000001)まで分割でき、Satoshiという単位があります。

 

始め方。購入はどこでするの?

ビットコインは国内仮想通貨取引所なら何処でも購入できます。

ただし、金融庁に認可されている取引所が良いでしょう。

 

わかりやすく初心者向けであることを重視ならコインチェック(関東財務局長. 第00014号)でしょうか。

見やすく、僕は初心者の頃は良く利用していました。

ただ、コインチェックは手数料は高いです。

 

ビットバンク 口座開設法、リップル、ライトコイン購入向け【図解】
仮想通貨取引所ビットバンク(bitbank)の登録から口座開設までを図解解説します。 ビットバンクは国内金融庁認可の取引所で特にリップルとライトコインの購入にはおススメできる取引所です。 口座開設はこちらから ⇒ ビットバンク公式ページ...

個人的には、ビットバンク関東財務局長 第00004号)を推奨します。

 

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